家庭画報
世界文化社 ¥1,050(税込)
   
GINZA
マガジンハウス ¥680(税込)

『家庭画報』は‥‥専業主婦雑誌ね。
でね、うちの母も含めて、
ボクの周りには『家庭画報』を愛読してる女性が
一人もいないの。だけど、世の中には
『家庭画報』的な世界が必ずあって、
仕事のこと考えるときにはやっぱり
その世界のことを考えるの。
だって、暇とお金を持て余してる人たちよ?
でね、注目すべきは記事そのものよりも広告。
だって、買ったことないものばっかりだもん!
たとえば‥‥エルメスとか出て来るでしょ。
エルメスのお店に行っても、
見た事ないようなものが誌面に出て来るの。
それはね、見た事ない、じゃなくて、
見ようともしていないものなのよね。
そういう意味で好き。
『家庭画報』に比べると
『ギンザ』なんていうのは
すごくボクにとっては近いんだよね。
『ギンザ』は今の社会の表側に出てきてる
女性の気持ちを知るのにすごくいいの。
あ、今の人たちってこういうもの、買ってるんだ、
こういうもの買うために
一生懸命頑張ってるんだっていうのが分かるけど、
『家庭画報』は社会の表側に出て来ない、
様々なことが勉強になる感じ。
で、『家庭画報』のようなタイプの雑誌って、
男雑誌にはないのよ。
なぜなら、男というのは
元々社会的な生き物だから、だと思う。
‥‥ああ、分かった、社会に出て来ない
男の世界ってひょっとしたらオカマの世界だわ!
ってことは、これ『薔薇族』?
もし『家庭画報』が『薔薇族』って名前でも、
大丈夫なくらいよね。
メインスポンサー、高島屋でね。

とじる