53 矢沢永吉、50代の走り方。 |
第7回 未来のレールは、ひとつじゃない。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ オレは、サクセスしたら、 すべてが手に入ると思っていた。 そしてオレはサクセスした。 金も入った、名誉も手にした。 だけど、さみしさは残った。 おかしいじゃないか。オレは思った。 すべてが解決するはずなのに、 さみしさがあるなんて。ハッピーじゃないなんて。 こんなはずじゃないと思った。 そう思ってふと見ると、幸せってレールは隣にあった。 オレはそのレールに乗っていなかった。 それから矢沢の幸せ探しが始まった。 『アー・ユー・ハッピー?』(矢沢永吉・日経BP社)より ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 第5回で、20代の人たちへの 矢沢さんの言葉を紹介したところ、 10代20代のかたがたのメールが、到着しています。 「私は今、受験勉強に追われてストレスも多い時期ですが、 今までのダラダラしていた時期よりも 夢に向って苦しんでいる今の自分が好きなんだと思う。 矢沢さんが言う『キラキラしてる時期』って そういうことだと思いました。(MAI)」 「経験から語られる言葉は、本当に熱くて、深くて、 自分で考えて、自分で責任とって、進んでみよう。 失敗しても、その方が楽しそうじゃん。 そう思わせてくれます。 『53』の矢沢さん。『調理場という戦場』の斉須さん。 ぼくは20代ですが、そんな人たちを、ほぼ日で知って、 かっこいいオトナになりたいと思うようになりました。 昔は30歳とか50歳って、 おじさんというイメージしかなかったし、 自分がそんな年齢になるって想像もできませんでした。 でも、今、この瞬間の積み重ねの先に 確実にその50歳の年齢があるのだと、 すこし、わかるようになってきました。(たかひろ)」 30代のかたがたを中心に、 40代や50代も、10代や20代も、一緒に、 「年齢」や「蓄積」を、考えてくださっているのですね。 この「53」が、そういう場所として すこしずつ成長しつつあることを、光栄に思います。 一生懸命、ページを作っていきますので、 これからも、どうぞよろしくおねがいします。 さて、今回からは、引用させていただいたメールの 「自分がそんな年齢になるって想像もできなかった」 というところにも、関わる内容を、お届けしていきます。 「50代って、いいよ」と、 矢沢永吉さんとともに話していた ほぼ日の糸井重里に、 「どうして、50代は、いいのだろう?」 という話を中心に、矢沢さんについて思うことなどを、 インタビュー形式で、しゃべってもらいました。 あなたが何歳だとしても、いつかは 迎えるであろう50代のことについての、 ひとつの参考として、どうぞ、お読みくださいませ。 数回連続でお届けの、インタビューになります。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ (※「ほぼ日」糸井重里へのインタビューです)
(※糸井重里へのインタビューは、次回につづきます。 感想をいただけると、とってもうれしく思います!) |
2002-07-17-WED
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