お金をちゃんと考えることから 逃げまわっていたぼくらへ。 |
第10回 お金は汚いものなんでしょうか? 2月26日に刊行される 『お金をちゃんと考えることから 逃げまわってきたぼくらへ』 という邱永漢さんとdarlingの対談本を、 発売前に立ち読みできますよ、というページです。 お気にいりだったら、ほぼ日で予約もできるんです。 今日の見本読み部分は、直球です。さっそくどうぞっ。 ________________________ 【お金は汚いものなんでしょうか?】
________________________ お金というものに対して人が持つ先入観について、 対談は展開されますよ。このまま、次回につづきます。 ところで・・・注文をしてくださる人が、 メールに添えてくださる感想が、素晴らしいんです。 ですから、darlingや担当編集者は 「うわあ!すごくいいなあ」とか言いながら、 いつも、ものすごく真剣に読んでいます。 今日ご紹介するのも、そのうちの一通のもので。 まず。お読みください。 >家族の金銭問題や、債務の処理の話を横で聞きながら、 >家族みんなが知らないフリをしていたように思います。 >私自身でもそれらのことを、 >「小さな出来事だ」と思うようにしていました。 > >でもその時の気持ちがずっと残っていて、 >お金にまつわることで >妙に慎重になったりする自分が >「じゃまくさい!」って思う時があるんです。 >お金の事で「やだな」と思ったことで、 >家族ともきちんと向き合っていませんでした。 > >責めるんじゃなくて、ちゃんと話し合いたかったです。 >それも、お金から逃げていることになるのかな、と >今メールを書きながら思っています。 >私自身がちゃんと自信を持って >「お金」を扱えるようになりたいです。 > >また、夫はいずれ実家の会社を継ぐことになるひとで、 >否応無しに「お金から逃げられない」立場になります。 >夫にもこの本がなにかいいヒントになったら・・・ >と思っています。楽しみにしています。 > >(※編集部の判断で、匿名にいたしました) 「お金の事で『やだな』と思ったことで、 家族ともきちんと向き合っていませんでした」 という一文が素晴らしいと思って ぼく(ほぼ日の木村)はメールを読んでいました。 お金について考えることは、 人間関係と向きあうことにもなるのかもしれない、 と思いながら、お金の魔力について考えました。 |
2001-02-09-FRI
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