シルク・ドゥ・ソレイユからの招待状5  サーカスで働きませんか? 〜スカウトへの取材〜

01 スカウトという仕事。
イーヴ サ・バ?
どうぞ中に入ってお座りください。
糸井 こんにちわ。
わ、大きなチームですね。
マルセ ふたりです(笑)。
イーヴ ハロー、お会いできてうれしいです。
どうぞ、お座りください。
糸井 ありがとうございます。
イーヴ ヨロシクオネガイシマス。
えー、日本語はこれで終わりです。
糸井 (笑)ありがとうございます。
イーヴさんとマルセさん、
おふたりは、シルク・ドゥ・ソレイユの
スカウト担当でいらっしゃるんですね?
イーヴ はい。
糸井 どういう経緯で
「スカウト担当」になられたんですか?
専用の勉強があるとか?
イーヴ ぼくは、学生時代に
ビジュアルアートの哲学を
勉強いたしました。
これ、ほんとの話ですよ?
糸井 信じてます(笑)。
一同 (笑)
イーヴ 最初は、
シアターカンパニーに勤めました。
ツアー担当として、
ヨーロッパ、フランス、ベルギー、
いろんなところを回り、
その後は9年間、シアターの仕事をしました。
シアターのプログラミング担当で、
いろんなカンパニーを選ぶ仕事を経験しました。
そして、シルク・ドゥ・ソレイユにやってきて、
いま4年が経ちました。
ここで、アーティスティックスカウト担当として
仕事をはじめることになりました。
糸井 アーティスティックスカウトというのは?
イーヴ アクロバット以外の、すべての人について
シルク・ドゥ・ソレイユのステージに
人を招き入れる仕事です。
すなわち、ミュージシャン、シンガー、
ダンサー、アクター、
それからクラウン(ピエロ)です。
糸井 クラウンも。
イーヴ そうです。
マルセ 私は、イーヴとは対照的に、
アクロバティックの分野を担当しています。
つまり、スポーツ、パフォーマンス担当です。
糸井 マルセリーヌさんは、もともと
どういったお仕事を
なさっていたんですか?
マルセ 私は11歳のときから
トランポリンをやっていたんです。
糸井 そうなんですか。
マルセ カナダの競技会や世界大会などにも
出場する選手でした。
その後はコーチや審判として
トランポリンの世界で仕事をしていました。
つまり、ずっとスポーツ界にいたんです。
でも、パフォーマンスの分野でも、
お仕事をしたことがあります。
それは、競技会に出るために
ちょっと稼がなければならなかったからです。
糸井 なるほど。
マルセ そして、競技の世界でキャリアを終えて、
ショーの世界に移ることになり、
アジア、オーストラリア、ヨーロッパを
回りました。
そのあと、ヒップホップダンスをはじめて、
子どもたちに教えたりもしていました。
シルク・ドゥ・ソレイユに来て、
いま、3年目です。
糸井 ご自分がアスリート出身だから
スカウトをなさるときも、
そういった経験が活きてくるわけでしょうか。
マルセ ええ、そうですね。
アクロバットについては、おもに
スポーツ界やサーカス界で
人を探します。
スポーツ界でいえば、
体操、アクロスポーツ、
トランポリング、タンブリング、
ダイビング、シンクロナイズドスイミング、
それから武道、エクストリームスポーツ‥‥。
糸井 あらゆるスポーツが出てきますね。
マルセ サーカス界で探すとなると、
空中演技や、ジャーマン・ホイールのような、
フロアで行うパフォーマンスも含まれますし、
バトントワリングも含まれています。
糸井 おふたりが一緒に
スカウティングに出かけることはあるんですか?
マルセ そのときのショーの性格によって
必要とされることが変わってきますので、
そのときによってまちまちですが。
イーヴ 2005年に日本でオーディションをしたときには、
アクロバットスカウトの方と
いっしょに行いました。
糸井 これまでぼくは
いろんなシルク・ドゥ・ソレイユのショーを
拝見してきましたけれども、
新しいものになるにつれ、
アートの要素も大きくなっていっているように
思えたんですが。
イーヴ アーティスティックな部分は、いま、
シルク・ドゥ・ソレイユの象徴のようにも
なっています。
実は、それにともなって、
アクロバットのレベルも
ハイレベルになっていくんですよ。
マルセ 我々がオーディションをするのは
まさに、そこを見るためなんです。
世界クラスで競争に勝ち抜いてきた方であっても、
「この方が舞台上に
 何を持ってきてくれるのか」
そういう視点からなんです。

(明日に続きます)


シルク・ドゥ・ソレイユ取材メモ

「ほぼ日 専用シート」
販売がはじまりました!



今回の「ほぼ日 専用シート」は、
はじめてシルク・ドゥ・ソレイユを
ごらんになる方におすすめの
レギュラー席をご用意しました。
ご希望の方は、以下をよくお読みいたただき、
いちばん下の「購入する」ボタンを
クリックしてお進みください。

「ほぼ日 専用シート」開催日

10月25日(土) 開演18:00 終演20:15
10月26日(日) 開演14:00 終演16:15
11月2日(日) 開演18:00 終演20:15
11月8日(土) 開演18:00 終演20:15
11月15日(土) 開演18:00 終演20:15
11月22日(土) 開演18:00 終演20:15
11月29日(土) 開演18:00 終演20:15
黄色の部分の座席になります


販売期間

9月22日午前11:00〜9月30日午前11:00
各20席の限定発売です。
売り切れ次第、今回の販売は終了いたします。

価格

9800円(税込み)
※@電子チケットぴあの手数料が
別途かかります。
また、チケット引き取り方法によって
手数料が変わります。

チケット枚数

おひとりさま4枚まで購入が可能です。

購入枚数

「@電子チケットぴあ」サイトにて
先着順の販売です。
このページのいちばん下の
「購入する」ボタンから「@電子チケットぴあ」内
特設ページにお進みください。
万が一、表示されない場合は
こちらのページを参考にしてみてください。

会員登録が必要

なるべく早くお申し込みいただくために、
事前に「@電子チケットぴあ」会員登録を
おすすめいたします。
こちらのページをご参考になってください。

公演に関するお問い合わせ

シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京
インフォメーションデスク
0570-02-8777
(10:00〜17:00 年末年始は休業)
※一部の携帯電話、PHS、IP電話
 および国際電話からは
 ご使用になれませんのでご了承ください。
チケット購入に関するお問い合わせ
@ぴあ会員センター
こちらのページの「ヘルプ」より
お問い合わせください。

お申し込みの流れ


このページのいちばん下の
「購入する」ボタンをクリックしてください。


お申し込みの際には、
「@電子チケットぴあ」への会員登録が必要です。
(すでに@電子チケットぴあ会員の場合は、
 お手持ちのIDとパスワードでログインし
 次のステップに進んでください)
この登録は、チケットを購入する際の
連絡用メールアドレスや送付先住所、
パスワードなどを設定するものです。
登録が完了すると、
登録時に指定したID、パスワードを使って
チケットの申し込みが
できるようになります。


フローにしたがって、ご購入ください。
ご購入後の変更・キャンセルや、
公演日、枚数の変更はできませんので、
じっくり考えてからご購入ください。
フローの最後まできちんと完了していないと、
購入できませんので、
画面の表示をよく読みながら進んでくださいね。


購入が完了しましたら、
「@電子チケットぴあ」から
内容を確認するメールが届きます。
(「ほぼ日」からではありません)
また、「@電子チケットぴあ」サイトTOPの
「購入履歴」からもご確認いただけます。


購入時にお選びいただいた方法で、
チケットをお引き取りください。
こちらのページをご参考になってください。

今後の予定

今後も、「ほぼ日 専用シート」の
ご用意をつづけていく予定です。
今回は、はじめての方におすすめの
「レギュラー」席をご紹介しましたが、
今後は、前よりの席や
デートにおすすめの席など、
いろんなシートをおすすめしていきたいと
考えています。

そのほか、公演についてのご注意

上演時間は約135分です。
(途中休憩30分含む)
パフォーマンスの状況により
上演時間が前後する可能性がございます。

開場時間は開演の45分前予定です。

公演チケット代金は、4歳以上は同一料金です。
3歳以下のお子さまは、
おひとりで1席をご利用になる場合のみ
公演チケットが必要です。

公演中止の場合を除き、お申し込み・ご購入後の
変更・取り消し・払い戻しはできません。

車椅子でのご来場は専用席をご用意しています。
「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京
 インフォメーションデスク
(0570-02-8777・10:00〜17:00)」
にお問い合わせください。

※一部の携帯電話、PHS、IP電話および国際電話からは
 ご使用になれませんのでご了承ください。
販売は終了しました。
ありがとうございました!

シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京の
トライアウト公演は
こちらのサイト
チケットが販売されています。


2008-09-22-MON

(C)HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN
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