コロッケ地図。
うまいコロッケを食べ歩きできる旅。

<ネーミングに参った>

こんにちは。
昨日のフレンチパーカ応募は読者の皆さん同様、
「洒落になんねえよ!」
と焦ってアクセスしてたROCK西本です。

前回掲載した、
香川の謎についての考察について
地元読者の皆様から「いい線ついてる!」との反応が
ありました。
元香川県民の尾関泰輔さんからは

20年以上前の高校生時代の記憶を辿ってみました。
週に2・3回は学校の帰り道に
セルフうどんの店に寄っていました。


というメールを頂きました。
やはりこのセルフうどんっていうのが
香川のコロッケ躍進のカギだったようですねえ。

今回は編集しながら、「なんでやねん!」
と思わず突っ込んでしまった三重県編を紹介!

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西澤のコロッケ 総菜屋型
三重県上野市小玉町3090

肉は伊賀肉でたくさん入っていて
ジャガイモにもこだわっていて抜群にうまい。
愛知県に嫁に行っている義姉は、
揚げる前のコロッケを買って返って家で揚げて
近所に自前のふりをして配って自慢しています。
松原進さん御推薦

丸中本店 肉屋型
三重県松阪市本町

コロモがちょっと厚いけど、カリカリ。
中のおイモはとろっとやわらかい。
なぜかほんのりカレー味なんですよね。
(今は2種類のコロッケがあって高いのと安いのと
あるようです。どこが違うのかは不明?)
昔高校生の頃、学校帰りによく寄って
コロッケ1個食べながら帰りました。
いのうにさん御推薦

スーパーぎゅーとら(各店)総合食品店型
三重県伊勢市西豊浜町655−18 ぎゅーとら本社

三重県の伊勢市発祥のローカルメジャー、
へんな名前のスーパーのその名も「アイドルコロッケ」は
30年以上惣菜売り場の定番として愛されてきました。
地域で知らない人はいません。
特別なものは何も入っていないプレーンな味わい。
甘味がほどよく、いい感じです。
各店舗で同じ味が手に入るのもうれしいじゃないですか。
とらしまうすこさん御推薦
ぎゅうとらは伊勢が本店のスーパーです。
もと、肉屋だったとか。
じゃがいもにほんのり醤油味がついていて、
これがうまいのだ。
キトラさん御推薦

豚捨(ぶたすて)肉屋型
三重県伊勢市大世古2−10−12

豚捨のコロッケは美味しいですよ!
立ち食い感覚で食べられる昔ながらのコロッケです。
牛のラード100%を使って揚げているらしいのですが、
妙な油っぽさなど微塵もなく、
良い香りが食欲をそそりますよ〜。
僕は幼い頃から(もうかれこれ20年以上)食べていまが、
全く飽きないです。ちなみに価格は1個80円。
伊勢神宮の「おかげ横丁」という場所にも支店があるので、
そちらでも買うことができます。
前村元昭さん御推薦
伊勢肉の老舗で、文明開化の頃の雰囲気が漂う牛鍋屋で
コロッケの中に入ってるミンチ肉が美味しい。
屋根の上に付いた明かり採りと煙出しの小屋根がかわいい。
hooさん御推薦

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はいはい、もう皆さん気になったでしょ。
でも、ちょっと我慢して先に進めるよ。
三重県といえばもうブランドとして
松阪肉が有名だ。
その認知度といえば日本一であると
言い切ってもいいだろう。
牛にビール飲ませて育てたりとその飼育方法まで
知っていたりするでしょ。
今回は一通ではあるが丸中本店がノミネートされた。
肉屋型ですから、
松阪肉とかをふんだんに使っているのは間違いないと見た。
確かに旨そうだ。
しかもカレー味まであるとは!
しかし・・・・まだ我慢しよう。
肉の名産地に旨いコロッケ屋があるのは
前回でも触れた通りである。
本店というくらいであるから、
ちょっと老舗感のあるお肉屋さんでもあるだろう。
ここは一つ勇気をもって
「旨い肉があるところには旨いコロッケあり。」
という一言をもって締めさせていただこう。

ふう、言いたい!という気持ちをここまで我慢したぜ。
今回のスポットはどう見ても伊勢市だ。
三重県からの6通の応募のうち、
4通は伊勢市だ。
これが、『ぎゅーとら』『豚捨』に集中している。
この集中ぶりをみると確かに旨いのだろう。
だろうが、
「名前が変!」(言っちゃった)
伊勢も松阪もそんなに離れたところにあるわけでは
ないから、系譜はお互い近いものがありそうだ。
そういうところで伊勢肉っていうのも旨い肉なのだろう
というのは容易に推測できる。
しかし、しかしだ、名前がインパクトありすぎるぞ!
伊勢市の二軒。
伊勢肉というブランド名より
この2つの店名の方がよっぽどインパクトある。
ネーミングの由来が知りたいところだ。
『ぎゅーとら』ってまさか牛と虎なのだろうか?
龍虎っていうのは聞いたことあるが、
それはグルメな元力士だ。
元々、肉屋であったということから
そのポテンシャルはかなり高そう。
『アイドルコロッケ』というコロッケ名も素晴らしい。
一方、『豚捨』っていうのは老舗のお肉屋さんである
という事でいくと、こちらも肉質としては最高級なので
あろう。
やっぱり、
「こんなに牛が旨いところで
 豚なんぞ食べてる場合じゃない!」
と店から豚肉を一斉排除した伝説を持つ肉屋なのだろうか?
ホルモンの由来が、牛の内蔵は食べずに捨ててたことから、
「放るもの(捨てるもの)」から来ていたりするし。
同じ肉つながりということで、そんな気がしてきたなぁ。

コロッケのもつポテンシャルをも上回るネーミングを
持つこのお店。
ホントのところはどうなのか?
行ったことがあるよ!ってな人がいたら教えてくれい!
cro@1101.comまで。
更にコロッケ屋さんの応募も募集するよ。
(ここをクリック)
とにかく伊勢市のインパクトは凄いねえ。

2000-10-19-THU

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