「乗合自動車」とは、 現在のバスを指す言葉です。 本格的に営業を開始したのは、 大正7年(1918)に 事業が許可された 東京市街乗合自動車 株式会社から。 バスは比較的近距離の輸送の 需要を満たす交通機関として、 大都市を中心に普及しました。 東京乗合自動車株式会社は、 先の東京市街乗合自動車の 後身です。 車体の色から 「青バス」と呼ばれて 市民に親しまれました。 車掌に女性を採用し、 女性の社会進出を助ける 役割も果たしたんですよ。
(江戸博学芸員・新田)
2005-09-03-SAT