「美しき日本 ― 大正昭和の旅」展

江戸博学芸員新田さんと小山さんのさらにくわしい解説

旅や風景のイメージの伝達に、
音声や動画映像など、
新しいメディアが進展するなか、
紙や木という既存の情報メディアを利用した
ポスターや看板も、
内容の刷新が図られていきます。
フォービズム、キュビズム、構成主義といった、
西洋の芸術表現が受けいれられるとともに、
江戸趣味の想起などにより、伝統を刷新した
「日本的」表現も現れた。
吉田初三郎の作品はまさしくそれなんですね。
こちらは、前出のものと組みになる
「犬山の桜」「犬山の鵜飼」です。



(新田)


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