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冬が来たなぁ。
豆炭の炬燵（こたつ）というと、
もうミーちゃんの代名詞みたいになっているけれど、
冬以外の季節には、出てこないものね。
たぶん、いまごろは、おとなりの初美さんのお店は
クリスマスの準備で大忙しだと思うのですが、
それが一息ついたら、例の『ザッハトルテ』の受付を
始めるはずです。
去年食べておいしかったという方、
去年食べそこなった方、初めて聞いたという方、
おたのしみに。
心にでも、手帳にでもメモしておいてください。
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11月11日（火）室温16℃ 湿度66％
いつもならもうマックちゃんとお別れする頃、目が醒めた。
昨日お掃除も丁寧にしたし、
お花も雨の降らない内にと
大体切って置いたので簡単に済んで
朝食は、いつもの時間くらいに出来た。
今朝は夕べからの続きの様に
雨が、しとしと降っている。
陽が出ないので何となく寒い。
だんだん明るくはなって来たが雨は降っているのかな？と、
出て見たら止んでいた。
御苦労さまでした。うふふ。
昼御飯が終わった１時半頃突然
西南の空の薄黒い雲の間から
キラキラした太陽が顔を出した。
いかにもこのまま晴れる様だったが
直ぐ又隠れて暗くなった。
実況放送の、ミーちゃんは立って行って空を見渡したら
南の方では綺麗な蒼空も雲の切れ間から覗いていた。
此れがこのまま雲が切れたら
素晴らしい天気になるだろうなーと、
期待して実況放送は止めてパートの臨時の仕事を始めた。
えー、お後はお楽しみ。
仕事が終わり玄関の方があまり明るいので外を覗いたら
西の真っ黒い雲が横たわっている間に挾まれた
大きな太陽が力一杯輝いていて目がくらむ様だった。
その内直ぐ太陽は見えなくなったが
雲の間からは赤い光が益々赤く
ずーっと上の方の小さく散らばっている雲達は
ピンクになって可愛らしかった。
暫くしてカーテンを閉める頃は又西の方は真っ黒だった。
今日はスーツケースに夏中詰め込んでおいた
厚手のセーターを出して手近なところに入れて
スーツケースには夏物を入れ替えた。
何となく寒くなりそうなので。
11月12日（水）室温19℃ 湿度67％
今日は相馬先生が見える日で、
昨夜初美さんがクリスマスケーキ試作品を持って来てくれて
「先生に出してあげて」と
置いていってくれたので安心した。
先生が「美味しいですね」と必ず言って
ニコニコしてくれるので本当に嬉しくなる。うふふ。
毎日何となくそわそわしているので
今日の質問が「質問帳」に書いて無い。
午前中に書いて置きたい。
6時近くなって東の空は下の方から
ぼーっと赤くなって来た。
欅の木や電信柱を影絵の様に黒く浮き立たせて。
・・・昨年の秋にも
毎日の様にこんな事書いていたが。・・・。
秋から冬は空が綺麗で嬉しい。
立って行って窓から東の空を見たら
上の方にはむらむらした黒い雲も有り無気味な感じ。
さー今日も頑張ろう。
とても良いお天気になったので慌てて洗濯物を外に出して又、
「しゃら」の葉が綺麗なので
「今だ」とばかり
高いところの紅葉の良い所を切って来て挿した。
其の後デジカメで活けたばかりのを撮ったりして
「余は満足じゃ」と、殿様気取りになった。
朝飯の後でお仏壇のお掃除を丁寧にしたのも
満足にプラスしている。
これで今日は血の循環が良くなるかな？
午後先生が見えたのでケーキと紅茶と、
紀子のお友達の家の庭の木でなった
葉っぱの付いている蜜柑を出して一休みしてから始めた。
あれもこれもといろいろ聞いて本当にわかったかな？と
心配になる。
先生を送って玄関を出たら
西の空には遠くの家の直ぐ上の黒い雲のわずかな隙間から
真っ赤な空が覗いていた。
未だ4時半なのに直ぐ黒い雲だけになってしまった。
11月13日（木）室温17℃ 湿度65％
夜中の2時半頃目が醒めたので
此れは大変と安定剤を半分のんで
目覚ましかけて又眠ったが
目覚ましが鳴らず6時になってしまった。
空はうっすらと青くなっているだけで何も無い。
あまり寒くは無いが。
綺麗な空の「実況放送」もないので
此れでマックちゃんとお別れしよう。
今日はお仕事なので。・・・。
八千代さんも来ていつもと違うお仕事が沢山有った。
お天気は良く無い様だ。昨日は
今月の「海外旅行友の会」の予定と
「亜弥ちゃんが帰郷するのでお宅へ私が遊びに行く日」が
決まった。
楽しい事ばかりで、うきうきしている。
今日は凄いメールが来て驚いている。
私より一回り下の羊年の奥様から
8月に突然、息子さんからパソコンやってみないかと言われ
「ほぼ日」を読んだり「ミーちゃんの三年間の日記」を
全部読みメールをしたくなったと、
又前橋の空襲のことや、山野草のことなどや
楽しい事も聞かせて下さいなんて
嬉しい様な恥ずかしい様なメールだった。
大した事も書いていないが有り難い事だと感謝している。
その内少しは御希望に添う様な事も書きたいと思っている。
夕食が済んで南の空を見たら
「火星」だけが、優しそうに出ていた。
望遠鏡で見たいと思ったが止めてしまった。
我慢して。うふふ。
ガス屋さんに注文して置いた「石油ストーブ」届いた。
思っていたより大きくてとても気に入った。これで一安心。
11月14日（金）室温・湿度見なかった。
5時半過ぎているのに未だ暗いだけ。
例の「早起き星」？
「居残り星」？が東南の空で元気に青く輝いていた。
今日は「高崎」へ
純子ちゃん夫妻と「日本画展」を見に行くので嬉しい。
秋は見るものがいろいろ有って有り難い。
さー、10時のお迎えの車が来るまで、
いろいろしておきましょう。
あっ！欅の下からオレンジ色に優しくぼかしになって来て
上の方は青くて素晴らしいお天気になりそうだ。
今日もデジカメちゃんとお出かけか？
お迎えの車が来て3人で「高崎」へ向かった。
高崎駅東口直ぐ近くだったので
私は改めて駅のホームの長いのに驚いた。
会場は「高崎市タワー美術館」でとても綺麗な所だった。
「高橋常雄」特別展で、
此の画家は、純子ちゃんのご主人の兄嫁のお兄さんなので
私達も緊張して見せてもらった。
私は繪の事は何も解らないが、
どれも繊細なタッチなのに
全体になると物凄く「迫力」が有り
ドキッとする様に迫って来る。
故郷「前橋」周辺からヒマラヤの山にも行き
あの雄大で厳しい姿を
繊細なタッチで見る人に迫って来る様だ。
私もヒマラヤの旅の新聞広告で見た時、
此の景色に憧れてネパールへ行った。
ヒマラヤの「朝焼け」を良く見られる処に
朝5時頃から希望者をつれて行った時、
雪の連山がピンクに染まり、
荘厳で美しかった時の事が思い出されて
動けない様だった。
さすがに「絶筆」になった繪は
「春」と題名が付いていたが静かで優しそうなものだった。
展示はNO85までだったが、勢力を使い果たしたのでしょう。
ゆっくり廻って展示場を後にして
高崎で昼食をしようと思ったが
何処も満員で駄目だった。
結局純子ちゃんの家の近くで済ませて送ってもらった。
しばらくあの繪に圧倒されてぼーっとしていた。
夜は「火星」だけが見えたが外へ出ては見なかった。
11月15日（土）室温18℃ 湿度63％
今朝は昨日の日記を打っていて
前の海外旅行のアルバム等見たりしていたので
空の様子は見なかったが、6時過ぎた今も
薄い灰色だけだった。
朝食を済ませてから豆炭炬燵を始める準備をした。
電気カーペットと其の上にカバーも載せて
炬燵やぐらを用意して豆炭をガスに網を載せて熾した。
此の作業は、初めての時だけ。
9個入る様になっているが7個にした。
久し振りに炬燵で新聞読んだり広告まで見たりして
暖かくなってマツクちゃんと向き合った。
外は静かで昼近くなってから太陽が覗いて来た。
庭を見たら「白椿」の開きそうな花が見えたので
長い柄の鋏で切って来た。
風も無く静かなので
南の「さざんか」の垣根が、
咲き始めた花が直ぐに散るので
沢山道路の端に落ちて散らかる様になって来た。
その辺を掃き寄せたりしていたが、
レンガを敷いてある玄関のポーチの前が
芝が伸び過ぎたので切る事にした。
日が短いので出来上らない内に暗くなるかと
夢中でやっていたら
紀子のお友達が二人来て
「おばさん大丈夫？無理しないでやめてー」
なんて言っていたが
私は全部終わりまでするつもりで頑張った。
こんなに静かで暖かい日は無い様な気がしたので
暗くならない内に予定通り出来た。
この間から気になっていたので満足した。
少し足が疲れた様だ。あーあ、気持が良い。
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