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【読み方】
柿本人麻呂 |
= |
かきのもとひとまろ |
征夷大将軍 |
= |
せいいたいしょうぐん |
太安麻呂 |
= |
おおのやすまろ |
【人麻呂】
白鳳時代の歌人。
その経歴など、詳しいことは不明。
長歌にすぐれたものがある。
百人一首にも採用されている歌に、
下記のものがある。
あしびきの 山鳥の尾の
しだり尾の ながながし夜を
ひとりかも寝む
また、一昔前に、
『人麻呂の暗号』という書籍が
話題になったことがある。
【田村麻呂とアテルイ】
征夷大将軍は、
蝦夷征伐のための
臨時の将軍という意味。
「田村麻呂と戦った
蝦夷の指導者の名前はアテルイ。
801年に降伏。
田村麻呂が助命嘆願をしたが、
大阪で処刑される。」
というような、
アテルイについての記述が、
最近の中学校の教科書には登場。
オーバー30には、
初耳に等しいことである。
ちなみに、劇団☆新感線には、
坂上田村麻呂と、
アテルイとの対決を描いた
『アテルイ』という作品がある。
アテルイは、市川染五郎 。
原作本なども。
さらに、ちなみに。
NHK大河ドラマ『炎立つ』
にも、アテルイは登場。
里見浩太朗が演じる。
【古事記】
『古事記』は、語り部の
稗田阿礼の語った言葉を、
太安麻呂が筆記したものであると
される。
天地開闢の話、
因幡の白ウサギの話、
ヤマタノオロチ退治の話などは、
この古事記に登場する。 |
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