【読み方】
【朱印船貿易】
戦国時代などには、
九州や瀬戸内の武士が
海賊化し、倭寇として
沿岸をあらすようになったため、
海外交易を統制する必要があった。
そこで、朱印状の登場である。
支配者の朱印状をもっていれば、
交易が可能になり、
かつ南蛮船や東南アジア諸国の
保護が受けられるという仕組み。
まあ、つまり、
朱印状というのは
倭寇でないことの
証明書のようなものである。
渡航先は、安南(ベトナム)、
暹羅(タイ)、
呂宋(ルソン島)など。
1635年、鎖国政策の完成により、
廃止。
【日本人町】
最大のものは、
タイのアユタヤ日本人町。
他にも、
ベトナムのホイアンや
マレー半島の
パタニ王国などにもあった。
アユタヤ日本人町は、
戦国時代に君主をうしなった
流れ者が続々とあつまり、
アユタヤ朝に傭兵として
重宝がられるようになる。
ちなみに、山田長政が有名どころ。
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