【読み方】

佐伯真魚 = さえきのまお
讃岐 = さぬき


【空海の生涯】

774年讃岐生まれ。
本名は、佐伯真魚。
死後に、
醍醐天皇より諡号「弘法大師」を
与えられる。
能筆家としても知られ、
「弘法も筆の誤り」
という慣用句になっている。

京で仏教を学んだ後、
804年に遣唐使の
留学生となり唐に渡る。
留学中に唐長安青龍寺の
恵果和尚に師事。
密教の奥義を得た。

任期半ばにして、帰朝。
任期半ばで帰国することは
罪に当たるとされ、
そのためかどうかは不明であるが、
2年ほど太宰府に滞在。

その後、高尾山寺に入る。
816年には高野山を賜り、
819年に伽藍建立を開始。

835年に62才で入定。

【伝説】

弘法大師は、全国を行脚して、
様々な温泉を掘り当てたとされる。
伊豆山温泉、鹿塩温泉、
関温泉、燕温泉、
法師温泉、杖立温泉、
修善寺温泉など。
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イラスト:小松紘子
問題文中のイラスト:トレース・ローズ
協力:大沢和宏
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