【読み方】

北辰
一刀流
= ほくしん
いっとうりゅう
亀山社中 = かめやましゃちゅう



【坂本龍馬の生涯】

天保6年 〜慶応3年。

土佐の郷士の子。
妻は、楢崎龍子。
諱は直陰のち直柔(なおなり)。
変名は才谷梅太郎が有名。

嘉永6年(1853年)に江戸へ
剣術修行におもむく。
帰国後、脱藩。
ふたたび江戸におもむき、
幕臣の勝海舟の門をたたく。
勝とともに、
神戸海軍操練所の設立に尽力。

文久3年の八月十八日の政変で
幕府から追われる身となり、
薩摩藩に保護される。
また、援助も受け、
土佐脱藩の仲間と、
長崎に亀山社中を設立。

慶応2年、薩長同盟の
成立に関わる。
また、亀山社中として、
第二次長州征伐に長州側で
参戦。

明治維新のすこし前、
大政奉還の直後に
土佐脱藩の中岡慎太郎とともに、
京都の旅籠・近江屋で暗殺。
下手人は、新選組説、
見まわり組説、
薩摩藩陰謀説など。

京都で結婚した、
旅籠・寺田屋につとめる、
お龍(楢崎龍子)と、
薩摩に滞在する。
日本で初めての新婚旅行とされる。

龍馬愛用の銃は、
長州藩の高杉晋作から
贈られたものであった。

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イラスト:小松紘子
問題文中のイラスト:トレース・ローズ
協力:大沢和宏
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