【読み方】

橘則光 = たちばなののりみつ
諾子 = なぎこ
清原元輔 きよはらのもとすけ
中宮定子 = ちゅうぐうていし


【清少納言の生涯】

康保三年頃(966?) -
万寿二年頃(1025?)。

著名歌人の清原元輔の娘。
「清少納言」は
中宮定子に仕えていたときの
通称。
実名は、不明だが、
「諾子」だったのではないか
という説がある。
中古三十六歌仙の一人。

結婚前には、周防守となった
父に従って、田舎で過ごす。
陸奥守・橘則光と結婚後、
長男を生むが、
そりが合わずに離婚。

その後、宮廷へ出る。
中宮定子に仕えることとなる。

じつは、紫式部とは、
宮中にいたときに面識がなく、
式部のほうの一方的な
ライバル視だったのではないかと
言われているそうだ。

『枕草子』は、
宮中を退いてから
執筆されたもの。
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イラスト:小松紘子
問題文中のイラスト:トレース・ローズ
協力:大沢和宏
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