ユラールのTシャツ(le t-shirt d'hurard et de ses amis)
ユラールが着ていたtシャツがとてもよかったので、それを参考にしました。
ほ ぼ 日 T シ ャ ツ 2 0 0 4
ユ ラ ー ル の T シ ャ ツ
*ユラールのTシャツがとても素敵なので、*
*おなじものを作って、みんなで着ることにしました*

ホボンジュール、オボニチワ!

今年も、この季節がやってきました。
何がって、もちろんTシャツです。

毎年ご好評をいただき、
楽しみにもしていただいる「ほぼ日Tシャツ」。
2004年も、自信をもってお届けできるものが
できあがったので、報告いたします。

名前は
「ユラールのTシャツ
 (Le T-shirt d'Hurard et de ses amis)

です。

ユラールという男の子が着ていたTシャツが、
あまりにも良かったので、
いっそ同じものをつくっちゃおう!
ということで、できあがったTシャツなんです。
(というのは、実はフィクションでして)

なんだなんだ、何を言っているんだ?
ざわざわざわざわ。
誰だ? ユラールって???
「ほぼ日」とどういう関係なんだ?

そういうことについての詳しいことは、いずれまた。

今日のところは、まずはともかく
「ユラールのTシャツ」のデザインを、
見ていただきましょう!


ラ ー ル が 着 て い る シ ャ ツ は
こ ん な ん で し た 。



名 札 の 形 を し た 刺 し ゅ う


「5本どり」という太めの糸を使って、
ステッチを刺しゅうで表現しています。
糸の光沢が、グレード感を醸し出していて、
すっごくおしゃれないい感じ。
※刺しゅうの裏には補強布がつく予定です。
 補強布の素材は、最適なものを現在調整中です。


ユラールが着ているTシャツには、胸に、
札みたいな形をした刺しゅうが入っています。

太めの糸を使った存在感たっぷりの
四角いステッチのなかに、
「H」のアルファベット。
ユラールの頭文字なのだとも言えるのですが、
ほんとのところは、わからない。

ユラールは、どこかの学校の制服だ、
というのですが、あてにはなりません。
ユラールがおかあさんにお願いして
ミシンで入れてもらったのかもしれないし。

でも、いずれにしてもこの、
ちょっと制服っぽい感じが、いいんですよー。
ほんとに、この空欄みたいな部分に名前を記入しても
けっこうかっこいいとも思えます。


“ 総 裏 地 風 味 ” の
「 ク ロ ワ ッ サ ン ・ タ グ 」


クロワッサン・タグ

ユラールのTシャツには、
裏側にもなんだかしゃれたことがしてあります。
一見、裏地にも見えるんですが、そうじゃなかった。
大きなクロワッサンのかたちをしたタグだったんです。
ポケットの裏地などに使う、
「シーチング」という生成色をしたコットンの生地に、
プリントされたストライプ柄。


Tシャツを裏返すと、
クロワッサン型なのがよくわかります。



背中側から見たところ。
この縫い目がまた、かっこいいんです!


真ん中には、ブランド名みたいな感じで、
「POUR HURARD」(ユラールのために)
と、入っています。
「クロワッサン・タグ」と名付けました。


・POUR HURARD
 =ユラールのために
・Merci de votre bonte.
 =いつもよくしてくれて、ありがとう。
・ete 2004 hobo nikkan itoi shinbun
 =2004年夏 ほぼ日刊イトイ新聞


イ! イ!
なんの役に立つわけじゃなけれど、わいい。

そういう理由で、このタグをつけたんです。
そのあたりも、遊び気分満点のTシャツです!



さあ! いかがでしょう。
フィクションと現実がくるくる回る!
それが「ユラールのTシャツ」です。
モノそのものに自信がなければ、
こんな遊びはできません。
昨年の「最良のふつう(Best Standard)」
徹底的に磨き込んだTシャツが、
この「ユラールのTシャツ」のもとになっています。

ああ、そういうことか。ざわざわざわざわ。
基本的なデザインはわかったけど、色はどうなんだ?
まさかこのブルー1色だけなのか?!
(このブルーこそが、今年のイチ押しなんですけどね)

ご静粛に、プチご静粛に。
ウイ、ウイ。わかりますわかります。
そのあたりは明日、じっくりとご覧に入れましょう。
ユラールのカラー・バリエーション
これがまた、とても素敵なんですよ。
ご期待ください!

それでは、また明日、新しい情報をお届けします。
お相手は、Tシャツ大臣兼、
ユラールとの連絡係員ハリーでした。

イラストレーション:長野ともこ

2004-03-29-mon

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