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アーカイブ 2016/01/03
 
レシピその260
蒸しサーモン~時差ボケと生活感の戻し方。~


明けましておめでとうございます。

前回は、車道や歩道の左通行と右通行が
日本とイタリアで違うため、
迷うことについて書きました。
さて、イタリアに帰ってきてから
時差ボケや生活感を取り戻すために
なにをするかといいますと、
やはり、まずは方向感覚をなおすという
苦手部門から入ります。
以前は、車を空港のガレージに置いておき、
帰るなり空港から家まで車を走らせました。
最近は、なるべく早く車の運転をして
日本とイタリアの違いを矯正し、
そして、空港からの帰り道に
食べたかった物を食べ、
イタリアの味とボリュームを
胃で感じることにしています。


▲ホカッチャ


▲ピッツァ生地を丸めた中には、
 水牛チーズとフレッシュトマト。
 トッピングはたっぷりの
 生ハムとパルミジャーノ。


自宅に戻ると、我が家のメンバーに
お土産をあげながら会話をします。


▲みーちゃん18歳。
 「元気で良かったね」



▲モモ15歳。
「おいたしなかった?」


そして、朝の公園の散歩での深呼吸。


▲ララ12歳、ボボ10歳。
 お友達のアウトゥーロと。


何より私を待っていてくれた人との朝食。



今日はこれから青空市に行き、
完璧にイタリアンマンマの私に戻れます。

写真ばかりの年の始まりで恐縮ですが、
今年もこの家族で参りますので
よろしくお願いいたします。

さて、今回のメニューは簡単で
ちょっとおしゃれな魚料理です。
おもてなし料理にいかがでしょうか。

蒸しサーモン

■材料(2人分)

サーモン:1切れ(小さい場合は2切れ)
ジャガイモ:中1個
キャベツ:小4分の1
エシャロット:小1個
野菜ブロード:お玉2杯(ない場合は水でも可)
イタリアンパセリ:少々
エストラゴン:少々
エルバチッポリーナ:刻んで大さじ3(あさつきでも可)
ケッパー:ティースプーン1
バター:10g
生クリーム:ティースプーン8~10
大豆レシチン:大さじ1
オリーブオイル:大さじ1
塩、コショウ:適量
香草塩:適量




☆下準備

・キャベツは短冊切り。
・エシャロットはスライス。
・エルバチッポリーナは微塵切り。
・イタリアンパセリとケッパーは一緒に微塵切り。
・サーモンは香草塩とコショウをして数時間置く。




・ジャガイモは丸ごとゆでる。




■作り方

(1)まず、ジャガイモピュレーをつくる。
ゆだったジャガイモを
熱いうちに皮を取り、フォークで潰し、
エルバチッポリーナ、バター、
生クリーム、塩、コショウ少々する。




(2)バーミキサーでクリーム状にする。
かたさは生クリームで調節する。
ジャガイモピュレーの出来上がり。




(3)フライパンにオリーブオイルを入れ、
エシャロットを炒める。




(4)エシャロットがしんなりしたら
キャベツと塩を加えて、
オリーブオイルをまわす。




(5)野菜ブロードを少し足して、
弱火でフタをして、蒸し焼きにする。




(6)最後に中火にして
水分をよく飛ばす。




(7)香草塩とコショウをして
数時間おいたサーモンを
クッキングペーパーで包む。




(8)さらにアルミホイルで包む。




(9)湯気の立った蒸し器に入れ
弱火で10~15分蒸す。




(10)蒸しあがり。




(11)野菜ブロード150ccに
ケッパーとイタリアンパセリの微塵切り、
大豆レシチンを入れて
バーミキサーで撹拌する。




(12)泡をソースに使う。



盛りつけましょう。
キャベツ、サーモンを置き、
ポテトピューレーを好きな形に置き、
サーモンの上に泡のソースをかけ
エルバチッポリーナと
エストラゴンを飾り付けます。
今回はちょうどあったキャベツを使いましたが
ほうれん草や他の野菜でもOKです。

Buon appetito!


 
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