フライパンひとつで何をつくる? その1
〜かんたんおかずがいっぱいじゃ!〜
鍋買った! またか? またなのじゃ!
いやな、こないだ「マリーの部屋」を読んで
代官山くんだりまでケーキを求めに行ったおり、
(わしも、ヒマじゃなー、師走じゃというのに)
ついつい、並びにあった台所用品店で
ステンレスの多重構造鍋をな……。
ほれ、無水で調理できる、とか、そういう。
だって、ほしかったんだもーん、なんじゃ!
ちょっと思い切った金額だったが、
ま、こういう季節じゃから「自分にプレゼント」?
……散財の言い訳にしか聞こえんがな。かっかっか。
(でも、蒸し物がヒジョーにうまいでな、満足じゃ!)
あ、そういえば、散歩に寄ったコンラン・ショップで
アルミのミニチュア鍋(もちろんオモチャじゃ)を見つけた。
これも、なかなかプリティじゃったよ。
自炊者へのクリスマスに、どうかな?
さて!
今日から「フライパンひとつでなにをつくる?」への
投稿を御紹介していくぞ〜〜〜!
まずは、こちら!! ほう、これか!
●こんにちは。
いつも夕御飯はお総菜を買ってすませていた私が
彼と同居することになって、
このコーナーで勉強させていただいてます。
さて、フライパンひとつということで
私も彼も大好きな一品をご紹介させてください。
それは、、、「豚キムチ」です。
あー、みんな好きですよね。
みんな作り方も知ってるよね。。。
でもでも、ほんとにおいしいの。
他の人がまだ投稿してないことを祈りつつ、、、
フライパンは、私はテフロン製を使ってるけど
別になんでもいいと思います。
用意するものは、もちろん豚肉
(安売りしてるコマギレ・切り落としで十分!)と、
キムチ(個人的には、ペデュキムチが好き)。
熱したフライパンにゴマ油をたっぷりいれて
まずブタちゃんをいためます。
そのとき、いためすぎでブタが堅くなるのを防ぐためにも、
料理酒を振って、ちょっと「蒸す」感じに
するといいと思います。
肉の色が変わったら、キムチをいれてざっくりまぜ、
仕上げにしょうゆをほんの少したらして、
はい、出来上がり!
しょうゆをたらすのは、テレビでタモリさんが
言ってるのを聞いて参考にしました。
ホントに、ほんの少したらすだけで、
風味がぐっと増す感じがします。
是非、お試しアレ!(まりりん)
うっほほ。豚キムチ! わしも、好きじゃよ。
ペデュキムチというのはペチュ(白菜)キムチの
ことだと思うがいかがかな?
(わしも、あまり詳しくないでな)
レシピには言うことないが、
皿に盛るとき「サンチュ」や「ごまの葉」などを
敷き詰めると、これまたよいぞ〜。
続いては……短いが、なるほど、じゃ!
●卵かけ御飯なら誰にでも出来ますよね。
茶碗に御飯を盛って卵を割り入れて
醤油と塩胡椒し箸でてぐるぐる。
これに具(私は鮭フレークが好き)を入れて
胡麻油で炒めれば簡単チャーハンが出来ます。
こんなんでもいいですか?(matsuru)
なーる! チャーハンは、卵がいかに米粒にからむか、
というのがコツのひとつじゃから、
最初ッから卵かけごはんにしとけば、
失敗が少ないということじゃな!
ただ、野菜が足らんようじゃ。
せめてネギを入れとくれな。
次は、さらにグレードアップした中華じゃよ。
●自炊老人さま
フライパン1個で料理。
昨日作ってかなり美味くできたのでウキウキしながら
仕事中に書いてます。
<中華丼>
材料
具
・いか(足だけだとなおよい)
・えび(冷凍小でよし ※背わたは必ずとること)
・豚肉(バラがよし なければ薄切りだったらOK)
・きくらげ
・にんじん
・たまねぎ
・ねぎ
・白菜
・かまぼこor丸天
・うずらのタマゴ(水煮)
タレ
・ウェイパー(赤い缶に入った調味料)
・水溶き片栗粉
作り方
1.材料は全て食べやすい大きさに切る。
2.豚肉、いか、エビを炒める。
(豚肉を入れたときに、塩、コショウで味付け)
火が通ったら、玉ねぎ、にんじん、白菜(芯)を
炒める。玉ねぎがややしんなりしたら、かまぼこ、
きくらげを入れる。
3.ウェイパーを大さじ1入れて、ねぎを加え、
隠し味に薄口醤油をちょびっと入れて
水溶き片栗粉でとろみを付ける。
ごはんにかけてうずらをのっけて中華丼完成です。
フライパンは何でもOKですが、
テフロンが焦げ付かないので後がラクです。
パリパリ麺があれば、皿うどんになります。
ウェイパーは何にでも使えてかなーーり重宝します。
お湯に溶かせば中華スープになります。
でも、味が濃いので味見をしながら入れて下さい。
(大さじ1は2〜3人分作る時の分量)
※どんなに小さいエビでも背わたは必ず取った方が
美味しいです。背中に包丁入れれば簡単に取れるし。
この材料はビーフン、チャーハン、中華スープ等
使いまわしがきくので野菜は余ることはありませんよ。
でわまた(岡P)
ウェイパーとは、味覇と書くやつじゃな。
わしゃ使ったことがないが、神戸の友人によれば
あれがあると、かなり本格中華ができるということじゃ。
(ちなみにわしは、中華系の炒め物のかくし味には
オイスターソースを使っとるよ)
さて、フライパンの話題がようやくでたな。
テフロン加工のフライパンは、たしかに焦げつかず
自炊初心者や、忙しいひとりぐらし者などには
つよーい味方じゃな。ただ、あまり薄手のものだと
火の回りにムラがあるで、これから買おうという人には、
なるべく厚めのものをすすめたいところじゃ。
続いては、おお、だんだん本格的に!
ふだん食と、ごちそうの、ふた品じゃよ!
●自炊老人さま、こんばんは。
今回のフライパン一つで何を作るか、
色々悩みましたけど、
簡単で、美味しいと好評だったのがこの2品なので
これをご紹介します。
普段のおかずには、白身魚の煮付け、
おもてなしには、チキンのソテーオレンジ添えです。
あ、今回使っているフライパンは直径24cmの
テフロン加工です。
まずは、白身魚の煮つけから。
材料(2人分)
白身の魚 2切れ(カレイなど1尾丸ごとでもOK。
さっと洗っておく)
ごぼう 1/2本(食べやすい長さに切り、水につけておく)
生しいたけ 2個(汚れを落しておく)
ワカメ 適当(水でさっと戻して食べやすい長さに
切っておく)
しょうが 厚さ2〜3ミリの輪切り3、4枚
ネギ(青い部分) 1本分(よく洗っておく)
水:お酒:しょうゆ:みりん=8:1:1:1位
(調味料の比率は結構適当です。
多分このくらいかな?という程度のものです。)
作り方
1.フライパンに水をいれ沸騰させる。
2.お酒、しょうゆ、みりんをフライパンに入れ沸騰させる。
3.下ごしらえをしたごぼうとネギを入る。
4.再び煮立ったら魚としいたけを入れる。
5.静かに沸く程度に火を弱めて、落し蓋
(アルミホイルでもペーパータオルでもOK)をする。
6.煮汁が2/3くらいになったらしょうがを入れる。
7.煮汁が半分くらいになったら落し蓋を取り、
ワカメをいれて火を止め、盛り付ける。
煮魚はフライパンで作るのがいいですね。
直径が広いから付け合せも一緒に入れられるし、
お鍋の高さが低いから、お魚を崩さずに
フライ返しでさっとすくえます。
この「崩さずにさっとすくって盛り付けれる」というのが
goodです。
ごぼうはレンコンに替えても良いし、
ワカメじゃなくて小松菜等お好みで入れてください。
味も適当に、お魚を入れる前に加減してください。
でも、後で煮詰まることも忘れないでくださいね。
では、おもてなし編チキンのソテーオレンジ添えです。
材料(2人分)
鳥もも肉(小さいの) 2枚
オレンジ 1個
クレソン 適当
バター 適当
白ワイン 約50cc
タラゴン(ハーブの1種、ドライはスーパーにあります)
塩、コショウ
作り方
1.鳥もも肉の余分な脂肪を除いて、塩、コショウを
強めにしてタラゴンもまぶす。
2.オレンジはリンゴの皮をむくような感じで皮をむいて、
1cm程度の輪切りにしておく。
3.フライパンにバターを溶かして、
鶏肉を皮のほうから焼く。(強火)
4.皮がかりっと焼けてたら、
裏返して白ワインを振り入れる。
5.火を弱めて、蓋をして蒸し焼きにする。
6.しばらくして鶏肉に火が通ったら、肉を皿に取り出す。
このときに、肉をアルミホイルなどで覆い、
冷めないようにする。
7.フライパンの余分な油を取り除き、バターを落す。
8.その後、輪切りにしたオレンジを両面さっといためる。
9.お皿に保温しておいた鶏肉、オレンジ、クレソンを盛り、
フライパンに残った焼き汁をソースとして肉にかける。
もも肉に火が通るまでちょっと時間がかかるけど、
それをじっと我慢すると
美味しいワインのおかずになります。
こくのある白ワインがお勧めです。
忘年会シーズンですね。
食べ過ぎ、飲みすぎに気をつけましょうね。(cica)
cicaどの、ありがとうじゃ! そうとうの料理の腕とみた。
煮魚をテフロン加工のフライパンで、
というのは、なーるほどー! じゃ!
付け合わせも一緒に煮れる、というのがグーじゃよ。
チキンソテーのオレンジ添えは、
クリスマスにピッタリの一品じゃのう。
ところでそれを「みかん」にして
ワインを日本酒に、タラゴンを、うーん、ミョウガにしたら
どんなもんかのう? とふと思いついてみた。
ちょっと自信はないが。
次は、米国在住の日本人主婦からの、ベトナム料理!
●はじめまして。フライパン一つの料理ということで、
ベトナムのオムレツをご紹介します。
私の主人はベトナム系のアメリカ人で、
これは、彼の祖母から習いました。
材料:
豚挽き肉 100ー150グラム
玉ねぎ 半個みじんぎり
セランチュラ (中国パセリ) 10本くらい みじんぎり
玉子 4個
塩 茶さじ1ぱい
フィッシュソース 茶さじ2、3ばい
作り方:
上の材料をすべてボールに入れて、混ぜる。
なめてみて、ちょっと塩味をかんじるくらい。
テフロン加工のされたフライパンを
中温の高温にあたためて、油をたっぷりめにいれる。
油があたたまったら、
ボールの材料をすべてフライパンに入れて、焼く。
片面がきつね色になったら、裏返し、火を弱めて、
さらに焼く。焼きすぎて固くならないように、
注意してください。
豚肉なので、少し焼くのに時間がかかるかもしれません。
また、うちのこんろは、電熱で、
ガスの火よりも高温なので、
日本のガスこんろを使う場合は、高温を最初使って、
その後、中温でもいいかもしれません。
では、さよなら。(harumi fukuta)
これうまそう! めしにも、合うじゃろう!
フィッシュソースは、ニョクマムだったかな、ベトナムのは。
だったらナンプラー(タイ)が
日本では手に入れやすいかもしれん。
セレンチュラという名前はわし、しらなんだが、
中国パセリということはつまり香菜、
コリアンダーのことじゃよな?
豚肉をあらかじめ炒めて、一度さまし、
それを卵でといて、こんどは半熟に仕上げる、
というのもうまいかもしれん。
(もっとも、それではだんな様のばさまの味には、
ならんがな)
次は、ほう、これもうまいのか!?
●私は毎日、
「何日くらい買い物に行かずにいられるか」を
自分で自分に勝負する。
つまり、何日くらい買い物に行かずに、晩御飯を
つくりだせるか。
これは、「どれくらい食品のストックがあるか」
ではない。
食品のストックなど、常に、ないのである。
なのに、買い物に行かない。
あるもので、なんとかしたい。
買い物には行きたくないのだ。
そこで!
家にかならずあるもの。
それは、じゃがいもと玉ねぎです。
あとは、みそ、しょうゆ、マヨネーズ。
卵なんかも、けっこう毎日ある。
私のオススメ料理は、
「じゃがタマみそマヨいため!」で〜〜す。
作り方は、かんたん。
1、じゃがいもを短冊に切って水にさらす。
2、たまねぎは薄いクシがたに切っておく。
3、フライパンをごま油で熱しておく。
4、1と2をぶちこみ、油が回るまでいためる。
5、お湯で溶いておいたみそ(大匙1くらい)をからめて、
香ばしいにおいになるまでさらにいためる。
6、仕上げにしょうゆとマヨネーズ。(おこのみで)
これは、うまいですよ。ほんとうに。
御飯によく合う。かつお節や切りのりなんて
のせてもおいしい。
たまたまキムチがあった日なんてのは、
仕上げにからめてしまう。
キムチとマヨも、あうのです。
これを、フライパンのまま たべる。
お皿に盛ったりしていては、さめてしまってもったいない。
あとかたづけも 簡単。
フライパンひとつ、おちゃわんひとつ。
食後のコーヒーをいただきましょうか。(あつこ)
じゃがタマみそマヨいため。急いで言うと舌噛みそうじゃ。
うーん、味が、想像つくような、つかないような。
しかしあつこどの、買い物、楽しいぞ〜?
それに、これでは、毎日じゃがタマみそマヨいために
なるではないか! じいちゃん心配じゃよ。
んでは今日はこれまで!
…………と思ったが、ひとつ番外編を。
これ、どーなんじゃろう?
かなりキワモノだとは思うが。
●こんにちは。
フライパンひとつでつくるものといえば、
やっぱりチャーハンでしょう。
で、私が年に1回くらいですが、するチャーハンです。
吉野家の牛丼を買ってきます。
フライパンを温めます。
まず卵1個投入。
そしたら、すかさず牛丼も投入。
その上に、付属の七味をを入れ、かき混ぜる、かき混ぜる。
よくかき混ざったら、皿に盛り、
これまた付属の紅しょうがをかけ、できあがり。
牛丼を普通に食べても美味しいですが、
これも別味になり、美味しいです。
なぜ、年に1回ぐらいかというと、
年に1回ぐらい、酔っ払って、
牛丼を買って帰るからです。
申し訳ありません。(へしこ)
ん…………。
ま、そういう日があっても、わしゃ許す。
(でもわしゃ食わんがな)
てなこって、次回もお楽しみに!
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「フライパン」への投稿はもちろん、
みなさんの得意なそのほかのレシピや、
自炊に関することがらのメールも、
じゃんじゃん お待ちしてます!
jisui@1101.comまでお送りくださいね。
う、うま!!
イラスト 小林ひろこ
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