がんばれ自炊くん! 「ふだん食」はじぶんで作るって、どう? |
「七人の自炊くん」候補者紹介その3じゃ〜! これにて締切。いよいよ来週は発表じゃよ! おおおお、さらにどかんと応募メールが寄せられたよ。 ありがとうじゃ! 最後のほうにきて、男子学生の応募もあったし、 なかなかユニークな面子がそろったように思うよ。 週末、慎重に選ばせていただいて、 来週に発表させていただくことにするよ。 (わしが選ばせていただいたかたには、 ここで発表する前に、ほぼ日からメールを出してもらって 意志確認をさせていただくでな、よろしくじゃ。) では、今日は、応募メール紹介の、その3。 ちょっと多いが、いや、ほんとに、 いろんな方がおられるのう。 では、いざ。 ●なみ(女性)20代 東京都 【マクロビオテック気分自炊】 マクロビオテックとは、 「一物全体」生命のあるものは全て一個で調和が保たれ、 皮やアクも含めた丸ごとを食べることで 生命を維持することができるという考え方。 「身土不二」生まれ育った土地で季節に取れる野菜を 食べて気候や水、空気、土壌全ての環境を 取り入れ、身体のバランスを取ることが 出来るという考え方。 (オレンジページ 玄米がおいしいより引用) 上記2点がマクロビオテックの基本なのですが、正直 「月3万円で食費を収める!」と頑張っている主婦には いくら「ガンに効く!」とか「ダイエットに効く!」 と言われても有機食材のみで食卓を構成するのは 不経済なんです。 そこで、「理想と現実の折り合い」として、 マクロビオテック気分自炊で頑張っています。 まず、私のマクロビオテック気分基礎を決めます。 1)お米は玄米 (マクロビオテックの基本中の基本。香ばしくておいしい) 2)せめて調味料だけでも有機・天然食材を使う。 (必ず毎日使うものなので) 3)身体に悪そうなものは避ける。 (カップめん、味の素、揚げ物など) 4)身体に良さそうなものを食べる。 (海草、有機野菜、青い魚など) 上記4点のみです。 ここにある基本思想は、 「無理をしない」「実現可能な範囲でガンバル」ということです。 マグロビオテックでは、動物性たんぱく質の摂取を控える ことを推奨していますが、私は肉大好きなので、 食べたくなったら食べます。 意外と大事なのは、「食べたくなったら食べる」という ところなのでは、と思います。 気分的にも気楽ですし、ある意味“控えて”もいます。 ●マハロ(女性)50代 ホノルル 【ハワイで三食自炊】 亭主の転勤にひっついてきて、8年と8ヵ月になります。 私んちは毎日三食自炊です。 これ全身【胃】でできとんのやないかいなあと思えるような うわばみのよーな亭主と、 その遺伝子を確実に受け継いで、 しかも生意気が服を着て歩いてるような16歳の息子を抱えて、 寝食を忘れて?朝から晩まで御飯作りに取り組んでいます。 「今日の晩御飯は何?」と「おはよう!」がわりに 朝起きてきて訊ねる2人!!! 「あんたら、3本ほどネジとんでるんとちゃう」と、私。 毎日のよーに繰り返される会話です。 こんなんが2人も家にいたら、家計は火の車。 エンゲル係数は120%を軽くクリアするよーな勢い。 とてもとても外食なんてできません。 朝は朝御飯と2人のホームランチ(お弁当)、 夜は3人家族だというのにほぼ6人前の用意!! 年に1回か2回、超特別な日(それも誕生日や記念日ではなく、 日本からのお客さんがあったとき)以外、 えんえんと台所で暮らしています。 いっそ、私のベッドを台所に運んだろかしら。 台所から離れている時ももちろんあります。 それは、日曜版の新聞のチラシをくまなくチェックして、 ありとあらゆるクーポンをくりぬき、 ちょっとでも安い食材を求めて東奔西走しています。 おまけにローカルの人達はパーティー好き。 何かあるとすぐにポットラック(持ち寄り)パーティーを 企画。 (中略) それやこれやで、私の人生の大半は料理(自炊)に 捧げている、といっても、けっして過言ではない、 のではありますまいか。 さらに、ひょんなことから地元の日本語放送ラジオ局の 料理番組のお手伝いをすることになって、 我が人生はいよいよ食一色、 自炊一色の世界となりつつある今日この頃であります。 ●ともぞう(女性)30代 神奈川県 【自分で作ればおいしく安上がり】 コンビニやスーパーのお惣菜・お弁当コーナーは、 驚くばかりの充実ぶりですよね。 かく言う当方も、どうしようもなく疲れた時などは、 お世話になることもあります。 しかもそんな時は、後でお皿を洗うのも面倒なので、 パッケージから直接食らうことが殆どです。 とりあえずお腹は満たされますが、 なんとなく荒涼とした気分になるんですよね…。 さらに、市販のお惣菜は、結構高くつくんです。 食べ終わった後に出るゴミも、びっくりする程の量。 しかも、大抵味付けが濃くて甘くて、 後で喉が渇くこと甚だしいです。 和風のお惣菜は特に、その傾向が強いように思いますね。 んでも自分で作れば、好みの味にできて満足感もひとしお。 不足しがちな野菜もたくさん摂れます。 冷蔵庫の整理がてら、適当に作った料理が 「これは」と思うほどおいしく仕上がった時は、 本当に嬉しいですね。 ●うさうさこ(女性)30代 東京都 【チャレンジャー料理】 すんごくかっこよくいうと、創作料理とかいって、 いえないこともないかもしれない。 しかし、そんなご立派なものではないですなー。 思いつきでつくること、多いのです。 あれとこれと入れたら、どーなるだろう? とか、 食べたことあるけどレシピがわかんない料理を こんなもんかなー? とアバウトに再現してみたり。 餃子とかの定番のメニューも、 目に付くものあれこれ入れてみたくなって、 毎回具の内容が変わってしまったり。 なので、モノによっては何を入れたか忘れちゃって、 2度と再現できない場合もあり、だったりします。 失敗することもありますが、 その場合でもひとり暮らしなので、犠牲になるのは自分だけ、 誰に文句いわれることもない、 とけっこう大胆にチャレンジできます。ほほほ。 ま。もともとレシピを見ても調味料を計らず目分量ですます、 ズボラな性格。だもんで、私のつくる料理は、 けっこういい加減なんですが。 フリーで家でお仕事してる関係で、ほぼ3食自炊してるので、 慣れもあって、「食べられないほど悲惨」てことは、 いまのところないです。幸いなことに。 ●素(女性)20代 カンボジア・プノンペン 【世界のどこでも、日本の味】 自分で言うのも何ですが、ワタクシ、次の転勤はいつで、 世界のどこになるかわからない、 国際派(ほんとか?)キャリア・ウーマンの 生活をしています。 途上国に赴任すれば、メイドさんもつくし、 世界中から集まる同僚や仕事仲間たちと、 お国自慢の料理大会もやったりします。 それでも、仕事や他国での生活で疲れた気持ちを癒すのは、 懐かしい日本の味、しかもお惣菜。 赴任地によっては、なかなか日本料理の食材を探すのも 大変ですが、それでも頑張って自炊しては、 日本の家庭料理を楽しんでいます。 おなべでご飯を炊くのはもうプロ級、 私にとっては海外で和食を作るためのサバイバル術ですが、 日本で限られた材料と道具で自炊する人にも 便利な情報になるかもしれません。 ●またさん(男性)20代 福岡県 【男子学生一人暮らし】 自分はとある大学生で、 結構料理は好きであります。 節約とか健康とかの為じゃなく、 なんかこう、映画を見るとか、 ゲームをするみたいな、 趣味の感覚で料理をします。 でも、3つくらいサークルにはいってて、 時間はないのであります。 夜中とか、学校やすんでとか、 作るのでありますが、 こんな私で良かったら、 自炊くんという目標をください。 お願いしますっ! ●そう(男性)20代 男性 東京都 【男子学生プチ一人暮らし】 ぼくは大学生です。実家からほんとすぐのところに 一部屋借りてプチ一人暮らし楽しんでます。 料理するのが好きなので、しょっちゅう自分で作って 食べたりしてます。 テーマは「遊び」ってかんじです。 色々と自分勝手に作っちゃってます。 料理本や料理番組とかもたまに見るけど、 やっぱレシピどーりじゃつまんない。 せっかく自分で作るんだから、 好きなモノを入れて好きなように作りたい。 でもそんなふうにやってると、 時には「まずいもの」もできちゃいます。 けどいーんです。食べるのはぼくしかいないんだから。 自分で責任はとります。 なんでもかんでも「自分流」に料理して、 料理自体を楽しんじゃってます。 どうせなら面白おかしく、そして美味しく。 ってゆーかんじです。 ●あらきち(男性)20代 長野県 【男子学生、自炊超初心者】 エントリーするか相当悩みましたが、 超初心者でもいいということなので、 ええいっ、エントリーします。 大学生の一人暮らし生活も今年で5年目になるのに ほとんど自炊はしたことがありません。 朝は食べず、お昼はパン、 夕食はバイトのある日はバイトのまかないを食べ、 (今までずっとまかないのあるバイトしかしていません!) 他の日はコンビニ弁当、定食屋さん、ファーストフードです。 でも、自炊に対して憧れみたいなものは持ってるんです。 スーパーで安い食材を買って、それを使って手早く料理! かっこええな〜。(でも、めんどくさそう!) 「がんばれ自炊くん!」の本も買ってみました。 買ったけど、それから自炊をし始めたかというと・・・。 ということで「自炊の超初心者」です。 ●ゆかりや(女性)30代 大阪府 【明るい母子家庭】 私の自炊生活の特徴といえば、やはり・・・ 明るい母子家庭ということでしょうか。 いやー。うるさいおっちゃんはいないしー。 手を抜くときゃー抜く。 仕事だってめいっぱいやってるので、 親子してコンビニのお世話になることもある。 でも、いちおう子どもは育ち盛りなので、 そりゃ、やるときゃやりまんがなという日々です。 私思うに、家庭料理って、そーんーなーにー 手のこんだものではないと思うんです。 そーゆーのは、料理屋さんでお金を払って、 その手間と技をいただくもの。 家庭料理は、よくある材料で、ぱっとできて、安くて、 そいでなんかほっとするもの、じゃないでしょうかねー・・ ●ふらりん(女性)20代 島根県 【彼を推薦】 こんにちはーー。7人の自炊君に彼氏の料理応募しまーす。 彼氏は料理大好きで、遊びに行ったときは いつもごちそうになってます!! とってもおいしいです。サラダのドレッシングは手作り。 だしも自分で取り、極力だしのもと系のものはつかいません。 あたしは彼氏のうちを、ビストロ〇〇となづけています。 なんでも、つくってくれて、いろいろおすすめがあります。 いちお彼氏の料理のテーマは、 料理本のレシピをいかにくずして、 自分流にするか、だそうです。 ほんとは、彼氏が本人が応募したほうがいいと思うのですが、 時間がないといやがるので、あたしが応募しますね。 ●SORA(女性)40代 東京都 【冷蔵庫を空っぽに】 料理大好きです。 なにが好きって、冷蔵庫にあるものをどうやって使って 空っぽにするかってことがとってもスリリング。 結婚して5年。おもいもかけず ご主人様が会社をお辞めになったため おもいもかけず、自営業の妻になってしまいました。 (自分自身も仕事してますけど) それも手伝って、ほぼ三食 あれやこれや、やっとります。 (もちろんサボっては)美味しいものを 食べ歩くことは多々あります (これも味覚を鍛える修行とおもい)。 味噌汁が大好き。 今度「味噌汁」のHPを 作ろうとひそかに計画中。 ●Mayuko(女性)30代 ニュージーランド・ウェリントン 【日・中・チェコが、ニュージーランドで自炊!】 南半球の羊の国ニュージーランド(NZ)に 暮らし始めて1年。 最初の半年は食事つきホームステイでしたが、 4月からは友人の中国人女性フラットメイト (家賃を折半している同居人)と、 2人でアパート暮らしています。 彼女が、大学の弁護士コースで勉強していて、 とても忙しいため、私が火曜日以外の夕飯と、 土日の昼・夕飯は担当。 彼女は火曜日の夕飯担当です。 朝と昼は、各自でやっています。 私の料理の傾向は 「材料はできるだけ少しずつ使いまわし、 献立にバリエーションをもたせる。」 を、こころがけています。 「やる気があるときは豪華に。めんどうなときは、簡単に。」 も、モットーです。 来年は、共通の友人である チェコ共和国から来ているカップルと、 家を借りて、4人で住む予定です。 私だけでなく、各国のレシピもレポートできると思います。 (ちなみに、チェコの女の子の作るイチゴのダンプリング。 絶品です。) ●CYAN(女性)30代 神奈川県 【気持ちをぶつける!】 一応主婦なので(主婦らしきことをあまりしていないですが) 必須科目ってこともありますけど、それよりなにより 私としてはとにかく「ぶつけたい!」のです。 日々悩み多き私は、 その怒り・苦しみ・楽しみ・嬉しみ(?)を 料理という創作活動にぶつけています。 などとちょっとむつかしそうな表現を 気取ってみたりしますが、 結局はストレス解消ってことですかね。 作ることも食べることもね。 あ、あと外食が過ぎて太るとまたストレスがくるので その予防も兼ねております。 毎日作ってますねぇ、飽きもせず。 家庭料理のセオリーどおりも、場外乱闘もお構いなし。 結局の結局はやっぱり「自炊好き」なのですね、これが。 ●木の顔(女性)20代 兵庫県 【ねこまんま】 『ねこまんま』です。そのまんまです。 ねこ2匹のごはんを週に2〜3回作ります。 (作らないときはキャットフードです。) 猫の薬や注射はバカ高く、なんといまだに 予防注射すらやっていないありさまでありさま。 食べるものにかけるしかなかろう〜、と、 お腹さえふくれたらなんでもいいと言っていたわたいが 包丁をとって1年になります。 特徴をまとめますと、 ・あまり味つけしていない。 ・わりと小さくきざんである。 ・安い。 ・作り始めてからすぐ完成 (させなければ、うるさくてたまらない。) ・たんぱく質が多い。 ・ねぎ類(たまねぎとか)は使えない。 です。 人間も同じものを食べます。 愛猫と同じ食材で、共に食事時間を過ごせるたぁ〜、 格別なしあわせです。 ●まい(女性)30代 埼玉県 【定番をひとひねり】 自炊歴13年の私のモットーは自分好みのおいしいうちご飯。 というわけで、外ご飯は家では難しいものを中心に食し、 家で作れるものはなんでも”我が家好みにアレンジ”して もっぱら家で作って食べてしまいます。 というわけで、定番料理を我が家流にひとひねり! というのが私の特徴です。 ●りえぞー(女性)30代 【う○こいっぱい】 あたしの作るものの特徴は、 それを食べるとう○こがいっぱいでる、ということです。 すみません、いきなり品のないハナシで。 妹の家に遊びに行き、食事の支度をして、 もぐもぐと食べている時に彼女がしみじみと 「ねえちゃんのごはんを食べると、 いつもその後う○こがいっぱいでるんだよねぇ」 とつぶやくのです。 「え? なにそれ? いつもそーなの?」と聞くと、 「うん。あたしは便秘気味なんだけど、 でも、ねえちゃんの作ったものを食べると、 いつもするすると出るんだよねぇ、うれしいことに」 などと言います。 よくよく考えてみると、確かに外食が続いたりすると、 おなかがすっきりしなくなるということに気づきます。 冷蔵庫が小さいので、「週末まとめ作り」とか 「フリージング」とかとは無縁の自炊生活です。 お金もそんなにないので、安い食材をみつくろいますが、 結果それは旬の野菜だったり加工されてない食品 (ハムやソーセージよりただの肉)になったりします。 また、同居人が晩酌をせずに ごはんをいっぱい食べたい質の人間なので、 たくさんのおかずを安く作るためにも野菜中心になってます。 そういうのが、いっぱいのう○このもとに なってるのかもしれません。 ●マヤヲ(女性)20代 神奈川県 【未来のダーリンゲットのお弁当】 私はOLちゃんです。私の自炊は弁当づくりが中心です。 いかに旨そうな弁当をつくるかにからだはってます。 というのも私はみため、 料理をするようにとうていみられないタイプでして、 そんな私がうまそうな弁当をつくることで 未来のダーリンを得てしまえ! というもくろみです。 めざせ! 家庭的なおんなのこちゃんです。 ●Kou(じ)(男性)20代 東京都 【趣味の自炊】 私の場合、外食が体質に合わないとの理由もありますが、 料理は趣味になっている面が強くあります。 趣味ですから、時々変わったレシピに挑戦したり、 お財布の許す限りで道具に投資したり、 時には羽目をはずしてトホホな状況になってしまいますが、 そこは趣味なので、あまり切迫した気持ちにならないよう 料理を楽しんでいます。 近頃は手打ちパスタを楽しんでみたり、 自分の料理に対する創造力に挑戦するため、 仲間内向けにHPでレシピを公開し、 現在200レシピに達した、などの状況です。 自炊頻度は「仕事が忙しいとき・体調が悪いときは 自炊しない」程度です。 ●はっぱこ(女性)20代 沖縄県 【できる限り安く】 家賃光熱費込み8万円で、広島で生活していた私 (ちなみに家賃は35000円でしたが)。 いかに安く食費を抑えるかは、ほんっとに死活問題。 一度にたまねぎ半分使うなんてもってのほか。 朝昼晩と2日間に分けて食して、 一週間の食費が200〜300円という記録も生まれました。 そんなある日、2ヶ月ぶりに肉を食べました。 半額になってた鶏の心臓とレバー。 …その後、無意味にパワーがわいてきて、 眠れなくなったのはいうまでもありません… やっぱり肉類は生きてくときに大切だったのね… と実感いたしました。 ●MI(女性)30代 東京都 【芋づる式メニュー】 私はたいしたことない自炊くんなのですが、とりあえず…。 自炊歴は長いですが毎日作るわけじゃないですし。 何しろ、その日晩御飯を家で作れそうな時間に 帰れるかどうかよくわからないので、 いきあたりばったりなのです。 「明日のごはんのことはよくわからん」の私のテーマは たとえていうなら 「芋づる式メニュー」とでもいいましょうか。 ひとり暮らしでもあるので「量」「種類」共に少なく 回数は多く購入します。 つまり手を換え品を足し、とある材料から 芋づる式にメニューがつながってゆくわけです。 それでも使い切れずに「スマン」ということに なることもありますが。 ●dw8000(男性)30代 東京都 【無謀な挑戦と、無駄かもしれないけれど楽しい労力】 小生の自炊の自炊のテーマは、、、なんでしょう? 聞いてどうする。 凝るときは凝るけれども「縛り」なく自由に、 とにかく自炊の過程を楽しむことでしょうか。 手を抜くときはとことん手を抜いて、 御飯に調味料だけとかいうのもありますが (「自炊」に入らないかもしれませんね) でも鰹節&醤油だけでは飽き足らずに バターを加えてみたりとかダシの素で隠し味とか、 パンにマヨネーズとおたふくソースで お好み焼きトーストとかは 誰にもわかってもらえないかもしれないけれど 自分ではかなりのヒットでした。 ●T.N.B.(男性)30代 大阪府 【脱! ファースト自炊フード!】 〜私は、すでに30半ばを過ぎようとするくせに 独り身の男ですが、中学生からの自炊歴があります。 それは、当時から両親が共働きであったため、 夕食ぐらいは自分で作らなければならなかった為であります。 これまで、自分の自炊に関して 特に疑問などを持った事はなかったのですが、 先日「単行本版 がんばれ自炊くん」を読んで、 愕然と気付かされた事があるのです。それは、 「私の自炊はファーストフードと」 大して変わって無かったんだ〜!」 と言う事なのです。 つまり、中学生当時の芸のない調理法の延長線で 来ているせいか、「ただ腹を膨らませるだけではない 心を充実させる一工夫」がまるで無かったのでありました。 なんと! これでは自炊であっても ファーストフードと本質的には大差ないではありませんか! これではイカン! と思い直して 自炊の度に何かしら工夫を加えようとしております。 ちなみに、現在の仕事が忙しいために、 自炊は土日が休みだったときにしか行えません。 殆ど週末だけですね。 ●ちい(女性)30代 【食べても太らない】 私、主婦およびOLをしてます。 普段、料理で気をつかってることは食べても太らない、 ま、ダイエット食ですね。 医食同源とダイエットは相反するようで同じなんです。 栄養学的にいうと血をさらさらにすると 血のめぐりが良くなり太りにくくなります。 決して、こんにゃくだけの料理じゃないです。 肉も食べるし、油も使うし。旬の野菜もおいしいし、 安いからいっぱい使っちゃう。 それから「簡単すばやく調理できる」。 休日は1時間かけて5品はかならず作ってますが、平日はムリ。 気力も体力もありましぇーん、てなもんです。 ストレス解消の気楽さでなおかつ毎日できるとなると 15分が限度。個人的な意見で。 あと、これはちょっと照れるんですが、 料理は相方に愛情を伝える手段です。 趣味も別々で子供のいない私たちにとって 食事は共有できる数少ないもの。 だから会話のない一日があっても、 胃袋に入るものが一緒だとなんか価値観やら 嗜好が似てくるんです。顔も似てくるみたい。 ●きんや(女性)30代 ロンドン 【自炊は私のアイデンティティ】 夫の仕事の都合で結婚後インドに三年、 大阪に三年、そしてこの夏からロンドンに住んでいます。 9ヶ月の娘と三人暮らしで、私は結婚後ずっと主婦です。 インドにいた時は現地で調達できるもので 何とかがんばった結果、 日々の食事はどっぷりインド化し、 たまに日本の味を楽しむというスタイルになっていきました。 (サリーを着て洗濯板で服を洗い、 チャパティを焼いたり大豆から 豆腐を作ったりしていました。) 大阪ではインドでもりもり食べていたコリアンダーを 庭で育てて懐かしんでおりました。 ロンドンにいる今はインドの食材が入手しやすいので インド物も多いですが、 徐々に日本風のものが増えてきました。 ここまで書いてきて 「私の自炊生活は私のアイデンティティそのものだ」 と気づきました。 インドでは現地の人に受け入れてもらおうと 一生懸命努力していました。 人種のるつぼロンドンではすれ違う人みんなが 服装も食事もそれぞれのルーツを物語っていて、 当初私はそれを見て面白がっていたのですが、 だんだん自分のルーツが気になってきました。 いろんな国にいるうちに私は糸の切れた凧のように 自分の根っこをなくしていないだろうか。と。 そんな折々の自分と、 その時作っていた食事が良く似ているのです。 これから先私がどんな食事を作るのか、 私にもわかりませんがそれはそのまま私の歴史でもあり、 どうなるのかたのしみです。 -------------------------------------------- では次回の発表と、そこから本格的にはじまる 第二シーズン、お楽しみに、じゃ〜! |
2001-11-16-FRI
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