がんばれ自炊くん! 「ふだん食」はじぶんで作るって、どう? |
ぶえっくしょい! 自炊老人じゃ! ぶえーっくしょい! いや、花粉症ではなく、花冷えの中、花見をしてな、 プチ風邪じゃ‥‥ぶわーっくしょい!!! ふう。 せんだって歌舞伎「東海道四谷怪談南番」で 中村勘三郎丈が舞台につくられた堀に飛び込み ぐわっしゃぐわっしゃと泳いでおられたのを観て えらく元気をもらったばかりだったのじゃが、 こんなことでは情けない情けない。ぶわっくしょい! 今週は薪能にも行く予定じゃから、 ひどくならないように用心して過ごすことにしよう。 ちなみにきょうのわしの朝めしは、 ズッキーニ、カブ(葉も)、えのきを入れた スパゲッティ・ペペロンチーノに、 いただきもののクリームチーズを入れたオムレツじゃ。 スパゲティソースの隠し味は、先日入手した 「アッラ・ガルム」というイタリア魚醤じゃ。 トマトが新大陸からやってくるまでは イタリアではポピュラーな「うまみ調味料」だったという この魚醤、なるほどさすがにうまくてな、 野菜だけのスパゲティソースが ぱぁっと、はなやかな味になったよ。 では今週も行くぞ〜! 今回は、 「朝ごはん、目ざめの一品」 の、最終回じゃな。 まずは、こちらからじゃ〜!
私のお気に入りの“パズー・パン”を紹介します。 『天空の城ラピュタ』のワンシーンで パズーがシータと一緒に洞窟の中で 美味しそうに食べていたあの目玉焼き乗せパンから、 私が勝手に名前をつけてこう呼んでいます。 作り方はめっちゃカンタン。 1.食パンをトースターに入れて焼き始める。 2.トースターでパンを焼いてる間に目玉焼きを作ります。 小皿に薄くオリーブオイルを引いて指で全体にのばす。 (卵がお皿にくっつかないように) 3.卵を小皿に割りいれ、軽く塩コショウをふり、 フォークや楊枝などで黄身に何箇所か穴を開ける (レンジの中で爆発しないように)。 4.電子レンジに入れ、強で約40〜50秒チンする。 真ん中がまだ生の場合は 10秒ぐらいずつ様子を見ながら再びチンする。 (黄身の半熟加減もお好みに合わせて 時間を調整しながらチンしてください) 5.焼きあがった食パンの上にチンしてできた目玉焼きを 小皿からスライドさせてのっける。 6.パズーのようにぺロッと美味しそうに食べる! このレンジで作る目玉焼きは楽チンだし、ガスコンロが一個の我が家では重宝しています。応用でたまに玉子焼きやスクランブルエッグもこうやってレンジで作ります。 (ドーラ) そうじゃそうじゃ、あそこんちの作品には うまそうなシーンがぞくぞく登場するよのう! ジブリ作品を観たあとはかならず 「ああ、腹へった!!」と思うのは きっとわしだけではないはずじゃ〜。 ハクのにぎりめし、ハウルのベーコン、 ハイジのチーズ、トトロのきゅうり。 (すまん、思い出すのがそんな素材系のものばかりじゃが) そんなシンプルな食事風景なのに、 じつにうまそうに描いておるんじゃよなあ。 ‥‥そうじゃ、それこそドーラが 肉を食べるシーンもあったではないか! そしてこの「目玉焼きのせパン」。 うろおぼえで申し訳ないが、たしか目玉焼きだけ、 ひとくちでぺろりと平らげるのではなかったか。 これもまた、なんていうことのないシンプルな料理じゃが、 「あの、うまそうに食べる印象」が焼き付いておるから、 つくるのも、食べるのも、楽しくなるんじゃよなあ! 目玉焼きを電子レンジでつくるときは ドーラどのが書いているように、 皿に油をうすくのばしておくことと 黄身にちっちゃく穴をあけておくのを忘れんように。 くっつくととれにくいし、爆発すると庫内のそうじも たいへんじゃからな〜! 続いてもシンプルな朝めしじゃ。
作り方: 1.炊きたてのごはんにバターを入れて〜。 2.バターが溶けたらごはんを混ぜて〜。 3.かつおぶしとしょうゆを足して混ぜて〜。 4.できあがり〜。 おいしいよ〜。 (トシノ!) おっ、うまそう‥‥じゃが、じゃがじゃが、 これはちと、なんというか、さびしいのう。 「炊きたて」というところが救いじゃが、 もちょっと、ひと工夫、ないかの? と思ったらこんなレシピが。
朝、なかなか食欲も出ない夏によく作る朝ご飯。 ご飯にお豆腐をスプーンですくって乗せ、 削り鰹節をばさっ、 お醤油をくるりん、お好みで七味などぱっぱっ、 そのまま豆腐をすくったスプーンで がしがしかき込むのです。 10秒で完成、1分で完食できる 「豆腐おかかごはん」でどうだ! (TAMA) ふむ! これは「炊きたてのごはん」に 「上質の豆腐」「いい醤油」「削りたてのオカカ」 であれば、かなり、うまいじゃろうな〜。 しかしこれまた、そういう素材を揃えている自炊人は なかなか多くはないじゃろうなあ。 と思ったらこんなレシピが。
みなさんいろいろと凝った たまごごはんを食されてる中で恐縮なのですが‥‥ ・ごはん ・卵 ・しょう油 の超基本食材で出来る美味しいたまごごはんがあります。 1.前の日の夜に卵の黄身だけをしょう油に漬けておく。 2.翌朝、ほかほかごはんにヅケにした黄身をのせる。 ちょっと固まった黄身を崩してかきこむ。 火を通していないのにちょっと固まった 黄身の食感が楽しめて、さらに味まで付いている。 お好みでネギなど混ぜてもいいやもしれません。 (ローラティリー) なるほどなるほど、卵をヅケにすると、 いい感じに硬くなり、 まるで半熟卵の中だけを獲りだしたような 「とろん」とした食感が楽しめるからのう! これまた「炊きたてのごはん」に合いそうじゃな〜。 続いてはその別バージョンで、おっ、味噌を使うとな?
まずは前日の寝る前に準備です‥‥! ラップに味噌を薄く7cm四方に塗ります。 生たまごを卵白と卵黄に分けます。 卵黄はその中央に そ〜っと割らないようにおいて包んで冷蔵庫に入れます。 卵白はそのまま冷蔵庫に入れます。 朝‥‥! ごはんをよそってくぼみに味噌漬けした 卵黄「みそたま」と味噌をちょっと入れて ごはんでフタをします。 少〜し待って「みそたま」がトロトロになってきたら 卵白をかけてまぜまぜしていただきます! 「みそたま」は4時間以上経つと固まってくるので 「トロトロみそたま」がお好みの場合は 2時間がオススメです。 1パイじゃ止まらないですよお〜! (ちび君) むかーし『美味しんぼ』という漫画に 卵黄のみそ漬けが載っていて それがうまそうだったこと! そのときはたしか味噌にガーゼをうすくのせ それをくぼませて、卵黄を入れていたな。 それにしてもちび君どのは、かなりの上級自炊人らしく このほかにもたくさんレシピを送ってくださった。 ありがとうじゃ! さてさて、4つ続けてうまそうでよいんじゃが、 どうも、そればっかり食べてると 栄養がかたよりそうじゃな。 こういった自炊人に 野菜をカンタンに摂れるレシピはなかったか‥‥ ああ、あったあった!
ダイエット中というわけでもありませんが、 食欲のない朝はミキサーで フルーツ野菜ジュースを作って飲んでいます。 材料: ・りんご1/8個 ・バナナ1/2本 ・乱切りにんじん2〜3個 (これらは買ってきてすぐに切って ラップに包んで冷凍してあります) ・ラム酒に漬け込んだレーズン、ブルーベリーなど ・黒ゴマ少々 ・豆乳カップ1 ・ヨーグルト適量 ・プロテイン ・水を少し これらをミキサーに入れて攪拌すること1分弱。 作り置きばかりなので、準備に5分、飲むのは1分。 ゆでて冷凍したほうれん草や小松菜を足すときもあります。 (りん) プロテインや、ラム酒に漬け込んだレーズンを ストックしている自炊人というのも、 また特殊な気がしないでもないが、 それはなくてもかまわないじゃろう。 野菜ジュース系は、こうして食材を 冷凍してストックしておくと、 あっという間にできるのがよい! そして決まったレシピはないので、 いろいろ工夫したり、失敗もふくめて、 楽しめるのも、いいところじゃな。 「りんご」を入れるとたいていのものは飲みやすくなり、 「バナナ」「ヨーグルト」「豆乳」を入れると、 いい感じのとろみと味の深みが出るなあとか、 そういうふうに覚えていくといいと思った! 「きなこ」などを入れる人もいるみたいじゃな〜。 もう一通、ミキサーでつくるドリンクレシピじゃ。
最近の朝ご飯です。 キウイと豆乳とヨーグルトとハチミツを ミキサーかけたドリンクと、 食パン一枚、プロポリス、紅茶です。 紅茶はポットで入れて、 残りはペットボトルにつめて持って出ます。 食パンはたまに納豆ご飯にもなります。 朝からミキサーはめんどくさいかもだけど、 洗うときは水を入れて何度かミキサーかけて水洗いだけでも きれいになるので意外にお手軽ですよ。 (みんみょん) ふむふむ、か・な・り、ヘルシーじゃなあ! プロポリスというのはわしは摂ったことがないが、 食材ではなくサプリメントじゃよな? ところで「ミキサー」というのは みな持っているものなのか?! ちなみに、わし、持ってない。 ジュース絞り機(手動)はあるんじゃがな。 ミキサーは、洗うのが面倒じゃよなあと 思っておったのじゃが、 みんみょんどのの言うように、 水を入れてミキサーをかけるればよいのか! 洗剤入れたら泡だらけになりそうじゃが、 ミキサー苦手老人としてはちょっと気分がらくになったよ。 もいっちょ、ミキサー系!
朝ご飯は毎朝お手製のヨーグルトジュースです。 カスピ海ヨーグルトを始めてほぼ1年。 この手作りヨーグルトにバナナと 冷凍ブルーベリーを合わせてミキサーにかけます。 花粉症になってもう13年目。 毎年この時期にはすでに大変だけど、 このヨーグルトドリンクのおかげか今年は花粉症、 全然つらくないです。 パソコンを毎日使っているせいで一時落ちた視力も、 少し戻ったような気がします。 おいしいし、体にも良くて、おすすめですよ 健康な生活には朝食が肝心です! (erika) なんとヨーグルトまで手作り! すばらしい! 「ほぼ日」のスガノというやからが カスピ海ヨーグルトのタネをもらいうけ 育てたのはいいんじゃが、 「自炊老人さま! くつしたのにおいになってしまいました! 食べてもだいじょうぶでしょうか! 会社の机で作っていたから 雑菌が入ったのかもしれません!」 と言っていたのを思い出すよ。 原因は知らんが、そりゃ失敗じゃ、 腐ったにちがいないから食うんじゃないぞ! と言ったがどうしたかのう。 そもそも会社の机でカスピ海ヨーグルトを 作るというのがどうかと思う。 それはともかく、食材を手作りすると、 料理するときの愛情のこめかたも深くなるから、 いいんじゃよな〜。 ヨーグルトづくり、続けられるとよいと思った! 次は、がらりとかわって、こんなレシピ!
私がお勧めするのは、 【たまねぎのしょうゆ漬け(みじん切り)】です。 切るのが少々面倒ですが、 みじん切りにしたたまねぎを ヒタヒタの醤油に漬けるだけという単純さ。 2〜3日後には何にでも使える便利な調味料が出来ます。 これをチャーハンに使うと絶品です! 朝食には たまねぎしょうゆ漬け‥‥大さじ2くらい (入れすぎ注意!しょっぱくなります) ツナ缶‥‥1缶 マヨネーズ‥‥お好みで こしょう‥‥お好みで を使ったメニューがおすすめ。 1)しっかりと水気を切ったツナに、 これまたしっかりの水気を切ったたまねぎをいれ、 混ぜ合わせる。 2)マヨネーズを加え、混ぜる。 いつも適当なので、様子を見ながら入れてください。 3)こしょうを少々加える。 で、出来上がったものをトーストに乗せたり、 ご飯のお供にします。 ポイントは水気をよく切ること、 火を使わないし、とっても手早く出来ますよ。 マヨネーズを混ぜる前にパンに乗せ、 マヨネーズを上から載せてトーストしてもおいしいですね。 (いっしー) こりゃつくったことなかった! いまは新タマネギの季節じゃから もしかしたら漬けて1日ていどでもよいかもしれんな。 そして「ツナマヨネーズ」とあわせるというのが、 いっしーどの、さすがじゃ〜。 わしはその「トーストバージョン」が食べてみたい!! さっそくやってみるよ。 あ、青とうがらしもいっしょに漬けてみようかのう。 辛いの好きなもんで、わし。 次は、野菜が不足しがちな若い自炊人におすすめの 野菜スープじゃ!
週に一度は必ず作っている、とっても簡単な料理です。 それは、超簡単野菜スープ。 材料: 野菜・ブイヨン・ハムやウインナーもしくはベーコン 作り方: 1)冷蔵庫にある適当な野菜 (キャベツ・玉ねぎ・人参・トマト等)を 適当な大きさに切る。 (キャベツ・玉ねぎがあると甘味が出て良い) 2)ハムまたはウインナーやベーコン (肉ならなんでも良い)を切る。 3)↑の材料を鍋に入れ、水を適当に入れ (材料がかぶるくらいかな)ブイヨンを入れ火にかける。 4)塩コショウ少々で味を整えて、 野菜類がくたっとなったら出来上がり♪ トマトが入っていると、食べた後の残りスープに 塩・コショウを足してパスタにかけると、 スープパスタに変身〜♪ 朝からたくさんの野菜が摂取できて健康にもGOODです。 パンにも合いますしね。 朝から作るのが面倒だと思う方は、 夜のうちに作っておくと、 朝にはもっと野菜が柔らかくなっていて美味しいです。 (ポチ) おお、うまそう〜! これは、いい食材でつくればとびきりうまいし、 それなりの食材でもそれなりにうまいと思う! で、ポチどの、わしがおすすめしたいのは 「鍋」を良質なものにすることじゃな。 重たいが、厚手の、ル・クルーゼのような 鋳鉄ほうろう鍋を使ったりすると、 まず「おいしくできる」。火を切ったあとも、 余熱が長く続くので、そして、 「ことこと煮ているキッチンの風景が、いい!」 んじゃよ〜。 続いても野菜!
あ、あの〜。 私も自炊マイレシピを持ってます。 ご紹介させていただきますね。 材料: キャベツ、にんじん、玉ねぎ、ヒキニク 量は順番に3:1:1:1位の比率がいいです。 お酢(お好みで) ゴマ油(お好みで) 塩、コショウ(適量) 黒ゴマor白ゴマ(適量) 作り方: ・ヒキニクを炒める ・野菜達をメッタ斬りにする(細かく) ・ヒキニクとメッタ斬りにされた野菜達を混ぜて、 ゴマ油、お酢、ゴマ、塩コショウを加えてこねくり回す。 出来上がりです。 そのままでもおいしいですし、 ご飯と一緒だと、かなりヤバイ!! ご飯が無限に入ります。 時間をおいて寝かせると、倍率ドンです。 (カミカゼ) メッタ斬り! メッタ斬り! すごいのう。 まさか「二刀流」ではないじゃろうな‥‥ちと怖い。 しかし「メッタ斬り」で「こねくり回す」その豪快さ、 手をつかった愛情あるふれる感じ。 カミカゼどの(って名前もすごいが!)、 これはきっとうまいと思う!! 続いては、スタンダードに、みそ汁じゃ〜。 でもただのみそ汁ではないぞ!
鹿児島出身の人に教わったお味噌汁です。 お出汁をとらなくていいおつゆ、は、 豚肉を用いるもの、貝類を用いるもの、等 いくつか数えられますが、 牛肉を用いるレシピは 比較的珍しいと思いますのでお目にかけます。 出汁をとらずに、 じんわりした味わいのある汁物ができます。 シンプルなのにパワフルな味わいです。 蛋白質とビタミンのバランスも、 それなりに上々と思います。 あとは何とかしてご飯を都合することができれば、 朝ごはんとして合格といえるんじゃないかと思います。 材料: 用意するのは、牛肉・ニラ・味噌・水です。 牛肉は、薄切りになってれば上々ですが、 そうでなくても、もうほんとになんだっていいです。 口に入って気持ち悪くないような大きさに切ります。 量は、手に入る量、でいいです。 豚汁だったらこんなものだろうなー、 という程度が基準ですが、 それより多くてもいいし、少なくても平気です。 ニラは4〜5cmの寸法に切ると食べやすいのですが、 1回のお味噌汁にそれをいかほど投入するかは お好みによります。 普通にスーパーに売っているニラ1束ですと、 このお味噌汁一人前の3回分がとれるでしょう。 しかし、ニラを半端に残すのがうっとおしければ、 一気に1束入れてしまっても、 ニラリーな雰囲気になりますが、十分おいしいです。 作り方: 水を、お椀に一杯分くらい、お鍋に入れます。 お鍋を火にかけます。 一口大に切った薄切り牛肉をほぐしながら 沸きつつあるお鍋に入れます。 牛肉の投入がすんだら、ニラを準備します。 ニラを切っている間にお湯が沸騰します。 牛肉を水から煮ると、ものすごくアクが出ます。 驚くのでとりたくなりますが、 とってもいいし、とらなくてもいいです。 アクに怯えずに、ニラを投入します。 続いてお味噌を溶かしいれます。 お味噌の量は、鰹・昆布・いりこ等で しっかりしたお出汁をとっている場合に比べれば 若干多めです。 このお汁では出汁を使用していませんので、 そのぶん味噌は多めにして、 味わいを作ることになります。 しかし、牛肉を水から煮だしています。 それで旨味が出ますので、 そのぶん味噌を控えることができます。 入れた肉が多ければ味噌は少なめです。 肉が少なければ味噌が多めです。 さらに、 味噌のコクが強ければ少なくてすみます。 味噌の風味が繊細なものであれば、 このお味噌汁を仕立てるには多くが必要でしょう。 かようにお味噌の量は決めかねるものですが、 まあ味をみながら適当にやってくれ、 ということです。 (シ) おお! 牛肉・ニラ・味噌・水だけで こーんなにうまそうなものができるとは! もうこれは「鍋」と言ってもよさそうな感じじゃな。 これはごはんにも合うじゃろうし、 うどんやそうめんでもいいじゃろうし、 すいとん風にしてもいいじゃろう! あ、宣伝してもいいかのう? 「みそ汁」レシピは4月25日発売の文庫本第2弾、 『がんばれ自炊くん! グルメ編』に、 たーっくさん掲載される予定じゃよ〜。 ぜひぜひ読んでくれ〜〜! 次はカルシウムたっぷりごはんじゃよ。
いつも楽しく読ませていただいています。 ウチの父も自炊老人さまのようになってもらいたい、 と願っているのですが、 今のところそのきざしはありません‥‥。 卵かけご飯の変形、カルシウム強化型のレシピです。 しょうゆを控えめにして、卵かけご飯を作り、 シラス干し、桜エビ、ゴマを混ぜて、 フライパンに薄く広げ、弱めの中火で焼きます。 テフロンで油なしで焼くとさっぱりしてヘルシー。 シラスや桜エビに塩分があるので、 しょうゆはなくてもいいように思いますが、 焼いたときの香ばしさが違います。 ちなみに、マヨネーズやケチャップ、ソースをかけたり、 青のりやかつお節をトッピングすると 朝ごはんだけでなく、ビールにもぴったりの味に。 さらに、とろろ昆布に梅干をちぎってのせ、 かつお節をのせて熱いお湯をそそげば かんたんお吸い物のできあがり。 お好みでしょうゆを垂らしてください。 インスタントと変わらない手間で自然な美味しさ。 シラス干し、桜エビ、ゴマなど買い置きしておくと、 野菜のおひたしにのせたり、 チャーハンや卵焼きに混ぜたり、と活躍します。 (主婦だけど自炊人、雪あかり) ほほう! 焼いてしまうんじゃな! たぶん、できあがりは韓国料理の「チヂミ」のように なるんじゃないかと想像したよ。 しらすは、こうしてぱりっと焼くと、 たいへんいい香りをだして、食欲をそそるんじゃよな〜。 これ、混ぜて、ひらたくしたものを 冷凍しておくと、「あとは焼くだけ」になって よいかもしれん! マネしようっと〜、じゃ! 次はこりゃまたデラックスな朝めしレシピじゃよ!
大学に入って身に付けたのは、学問よりも家事全般。 当然、朝から講義もあります が、金のない時に大学の購買のパンに 頼りきりなわけにもいきません。 たいていは食パン2枚でレタスとチーズをデフォルトに、 ハムだとか電子レンジでチンしたウィンナーとか こたつの上のみかんだとかを適当にはさんで、 野菜ジュースで帳尻をあわすのが定番ですが、 もうちょっと凝った(?)朝食も作ります。 =大根のコンソメ= 1)お湯を鍋とかで適当に沸かす。 食器の器で、自分の食べたい量より、 蒸発する分をこころもち多めいれていれればOK。 2)ダイコンをいちょう切り (断面から見て4分の1)に薄く切る。 普通は皮むくけど気にしなければそのままで。 3)お湯でダイコンが柔らかくなるまで煮込む。 それからコンソメを量に応じていれて、 ここで秘伝、市販のめんつゆをひとたらし (ほんのり色がつくくらい)してください。 グっと味が深くなります。 4.コショウを好みの量ふって完成。 で、実はこれが朝食という訳ではありません、 これは晩御飯につくるもの、 おだしとる必要もないので味噌汁よりかは手軽です。 朝食は晩飯でのこったこのスープ、そしてご飯で作ります。 =大根のコンソメおじや= 1)冷や飯にコンソメスープをぶっかける。以上。 おじやみたいに煮るのでなく、 西洋ぶっかけ飯といえば聞こえはいいですが、 まぁ下品な食い方です。 ですが、冷えたものどうしなので 朝からサバサバ掻き込めます し、コンソメの優しさの中で こしょうの香りが脳にがつんと刺激をくれます。 あったかい方がいい場合は、 両方かどちらかを電子レンジであっためてください。 東洋ぶっかけ飯、というか ねこまんまのほうがいいって場合、 ネギをこまかく切らず、 3センチほどきったのを、 味噌汁をあたためなおす時にいれておくと、 この長めにきったネギのほんのりと 火の通った感触と尚残るみずみずしさが、 白飯の甘さに実にいい塩梅です。 それと、ぶっかけ飯の何よりもの利点、 食器を洗う手間が少ない。 最悪水でじゃーして流しにおいておけば済みます。 朝食の敵は存外、朝のかたづけにもありますので。 ただ食らうときはぜひ、 丼とレンゲを用意していただきたいです。 朝食の話題からそれまっけど、 めんつゆはモノグサな自炊人にゃ 万能調味料やと思います。 うどんそばいただく時はもちろん、 煮込み、果ては炒めの時にも力を発揮し、 なによりもお刺身のヅケに使えるのが嬉しい。 マグロのアラみたいなもんの処理を 自炊人に任せるのはあれなんで省きまっけど、 閉店間際のスーパーで、くたびれてしまい 半額になった刺身を、 このめんつゆで十分か二十分以上つけこめば、 あつあつのごはん(酢飯)によくあう丼のネタになります。 朝食のためになら、こんなのはいかがでしょうか? 随分と豪華になりますが。 =アジ茶漬け= 1)半額になった(重要)アジの刺身を買う。 人よりがんばりたい自炊人の方は、 三枚におろしたものを買うか、 おろしてもらって、 ついでに、百円ショップで小骨とりを買い、 がんばって皮を剥いで下さい、 がんばって小骨をとってください、 がんばって適当に切って下さい。 刺身を作ろうと思わずに、 一口サイズの切り身を作ってください。 2)適当な容器に刺身をほうりこみ、 めんつゆをひたひた、ごまをばらばら、 お酒をちょちょいとかけて、一日寝かします。 (すぐ食いたい場合は、 一時間でもいけると思いますが) 3)翌日、丼にたきたての飯を盛り、 その上に3、4切れのせて、 あるならばわさびをちょこん、 更にあるならネギをぱらぱらして、 熱い緑茶をかけていただいてください。 粉末の出汁のもとでつくったお出汁をかけてもOK。 アジのヅケは冷蔵庫の中ならば、 最低でも2日は持つと思います。 が、あまり責任はとれないので、 見た目と臭いで判断してください。 なお緑茶の入れ方なんですが、 そろそろ我々は急須という魔力から 離れなければいけません。 鍋です、鍋がある。 沸騰したお湯の中にお茶の葉を パラパラいれればいいのです。 お茶の葉はそのままでも食べれます、 そば茶なら尚更です。 とりあえず、朝食の三大事項は、 1.前日の遺産を使う。 2.洗い物は少なく。 3.何よりも手早く。 かと思います。 まぁ、ゆったりとした朝の時間を過ごしたい、 と思う時もありますが、 そういかない場合もこれからは多いでしょうし。 遅れましたが連載の再開、心より祝福させていただきます。 (エイひと) おおお、こりゃわしの出る幕なし! じゃ〜! 自炊達人のエイひとどの、どうもありがとうじゃ! ただ、お茶の葉をそのまま食べるのは、 どうも、駿河出身のわしじゃが、なんというか、 「口にはりつく感じ」が苦手でのう。 鍋で茶を淹れるのはよいが、 ま、「ざる」で茶葉を受けても、よいかと思った。 とまあ、つまらんことを言ってすまんのう。 では次が今回の朝めし特集のラストを飾る1本じゃ!
自炊老人様 この5年間、ご帰還をお待ちしておりました。 1週間に1度の連載とのこと、休日が楽しみになります。 さて、朝ごはんですが、 ごくふつうに 米の飯、味噌汁、めかぶ or 納豆、 もしくはその両方をまぜたやつ (味付けは納豆たれとポン酢)、 青菜と油揚げのさっと煮。 それに常備菜(切り干し大根、ひじきなど)があれば、 なおグッド。 味噌汁はダイエットにもいいんですってね。 常備菜は、切り干し大根の煮物、ひじきなど。 青菜と油揚げのさっと煮は、 鍋に水と白だし、薄口しょうゆ、 みりんを入れて火にかけ、 ひと口大に切った油揚げを入れる。 沸騰したら、適当に切った青菜を入れて、 青菜にさっと火が通ったら火をとめる。 だしごと器にもっていただきます。 だしの味はお吸い物よりはちょっと濃くします。 白だしは便利で、切り干し大根、 ひじきもこれで煮ます。 けっこう塩分がきついので、最初は控えめに。 揚げは、ぺちゃんこのと、 中に豆腐の白いのが見えてるやや厚みのあるのと、 2種類ありますが、私は後者のほうが好みです。 青菜の煮る時間は、青菜の種類によりますね。 水菜なんかはほんとに 「いち、に、さん」くらいでいいですね。 小松菜もおいしいし、 最近「なばな」というのが出回ってこれもおいしいです。 (あおき・まり) ありがとうじゃ、あおきどの! そしてただいま! じゃ。 待たせてしまってすまなかったのう。 あいかわらず完璧な自炊っぷりじゃ!!! あおきどのが、毎日のくらしを、 とてもたいせつにしているということが レシピから伝わってくるよ。 これからもよろしくじゃ! あ、わしも厚めの、たとえば栃尾の、油揚が好きじゃよ〜。 さてさて、これにて、「朝めし」特集を終わりとしよう。 じつはまだまだた〜〜っくさんの投稿があったんじゃが、 すべてを紹介しきれず、すまないのう。 ちゃんととっておくからな!! では、次回のための「お題」を出そう。 「丼」じゃ! わしはカツ丼がだーいすき、じゃが、 ま、カツ丼に限らず天丼もうな丼も親子丼も、 店で食えるものは店で食えばよいし、 ここでわざわざレシピを集める必要もないじゃろう。 今回、募集するのは、 「オリジナル丼」じゃ! 丼の定義は、読んで字のごとし、 器に、丼をつかっていることじゃ。 そして、「おかずと主食が、一緒にかっこめるもの」じゃな。 多少栄養がかたよってもかまわんよ、 副菜つければいいんじゃから。 それより「うわっ、それ面白い! おいしそう!」な、 丼レシピを、送ってほしい! 「それ丼にしちゃうわけ?」なものでもオッケーじゃ! あ、あと、わしが変えるかもしれないが、 「○○丼」 という名前、いちおう、つけるように! うまく集まれば、さっそく来週から掲載するでな、 ぜひぜひ、レシピ、お待ちしとるよ〜〜!! ぶえっくしょい! アビアント〜〜っ! |
2006-04-02-SUN
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