がんばれ自炊くん!
「ふだん食」はじぶんで作るって、どう?

どんどん丼大特集第1回目じゃ!

ボンジュール! 自炊老人じゃ!
どんな日曜をおすごしかな?
わしは‥‥わしは、悲しい日曜じゃ。
なぜなら、なぜなら‥‥健康管理上、
しばしダイエットをせにゃならなくなったんじゃーっ!
どうも内臓脂肪がつきすぎたらしい。
で、甘いもの(大好きなんじゃ)も、
油(もちろん料理にゃ不可欠じゃ)も、
そしてなんと! ごはんを控えろと!!!
パスタも控えろと!!!
うわーーん。でもまあ、それも、今週いっぱいじゃから、
ま、なんとかガマンできるんじゃがな。

ちなみにダイエット料理は自炊に限るな。
世の中の女性はあんなにダイエットと言うのに
外では案外そういうものが食べられないんじゃよなあ。

そんななか、全国の自炊人から
新しいお題 「丼」に、
たーーーっくさんのレシピが寄せられた!
どれも見事!!! ありがとうじゃ!
よだれと胃液をどくどく出しながら
第1回目をまとめてみた!
じゃんじゃか紹介するぞ〜!

【ミツバ丼】

自炊老人さま
思いつきで作ってみたミツバ丼です。

材料:
 ミツバ 好きなだけ
 油揚げ 好きなだけ
 たまご ひとつ
 だししょうゆ 適宜
 酒   適宜
 ごはん 一人前

めんつゆみたいなだししょうゆ
(勿論だし取っていただいても)とお酒を鍋で温めます。
オーブントースターかテフロンのフライパンで
油揚げをちょっと焦げ目がつくくらいに焼いて、
お味噌汁に入れるくらいの大きさに切ります。
だししょうゆが沸いたら5cmくらいに切った三つ葉を、
茎を第一弾、葉を第二弾で入れます。
油揚げも入れます。
とき卵でとじて、ごはんにのっけます。
すぐとじないと、葉っぱがゆだってしまいます。

みつばの香りが春って感じで好きです。
冬は水菜でもやります。
油揚げを焼くのがポイントです。
カリカリしておいしいです。
あと、全部キッチンバサミで事足りるので、
時間が無くてもだいじょうぶ。
あればかまぼことか入れてもいいかもしれません。

(lotta)



かりっと炙った油揚! すばらしい‥‥!
わしもいい油揚を入手すると、
(栃尾のとかたまに買うよ)
あまり手をかけずにいただいておる。
きれいなきつね色になるように炙り、
あつあつのうちにさくさくっと切り分け、
オカカとネギ、おろししょうがに、しょうゆをさっとかけ、
それをごはんとともにいただくのじゃ!
あれ、うまいよのう‥‥
そしてlottaどのはそれを香りの強い野菜とともに
丼にしたわけじゃな!
かまぼこ案も賛成じゃ。
さらに「ぷきぷき」という食感が加わるからな〜!
ちょいと細かく切るといいかもしれんな〜!


【ゆかり丼】

自炊老人さま
百花繚乱の感があるこの頃です。
いつもたのしく拝読させていただいております。
次のテーマが丼と聞いて、
どうしても書き込みしたくなりました。
朝ごはんにも最適な、軽くておいしい丼です。

用意するもの
 ご飯
 ゆかり
 卵
 バター
 お醤油

作り方
1.たっぷりめのバターで半熟の目玉焼きを作る。
  フライパンは余熱して、バターが溶けるまでは弱火、
  卵を入れてからは消える寸前のとろ火で
  ふたをしないで焼く。
  単純な料理なので、卵は是非ともいいものを。
  黄身がとろりとゆれる程度の目玉焼きを作る。
2.卵を火にかけている間に、
  炊きたてご飯にゆかりを混ぜる。
  ご飯一膳に小さじ半分弱というところ。
  あまり多いとしょっぱいし、
  少ないと香りがバターに負けてしまう。
  好みで炒り立ての胡麻を入れても。
  ゆかりご飯を平にならしておく。
3.焼きたて半熟目玉焼きを、ゆかりご飯の上に乗せ、
  フライパンに残ったバターもまわしかける。
4.目玉焼きをさっくりくずしたところに、
  ほんのちょっとお醤油をたらして食べてみて下さい!!
  幸せなお味です。
ちなみに、卵とゆかりは相性がいいので、
ゆかりと炒り卵を混ぜ込んだおにぎりや、
ゆかりご飯のオムライスもおいしいです。
なんとなく春! っていう感じでしょ?

では、また‥‥
おいしい連載、楽しみにしています。

(梅干婆)



ゆかりとバターと卵!
こりゃびっくりじゃ!
わしも「ゆかり」はだーい好きで
田舎の自家製のものを常備しておるが、
たいてい「ごはんの、さいごのひとくちにかけて」
というシンプルな食べかたをしておったよ。
しかし梅干婆さんの言う通り、
卵とゆかりの相性は悪くないはずじゃから、
この方法、なるほどじゃった!
「目玉焼き」の正しいつくりかたも教えてくださって
ありがとうじゃ〜!
フライパンは厚いのを使ったほうが
余熱が長持ちしていいぞ。

【あっさり丼・ふわふわ丼・のりご飯】

丼を3種類紹介します。
前日の晩御飯のおかずがなんにも残ってないお昼に
よく食べます。

■あっさり丼
 ご飯に
 ・めかぶと納豆をまぜたもの
 ・大根おろし
 ・ネギ小口切り多め・切り海苔
 を乗っけて、おしょうゆを控えめにかけます。
 あとは「これでもか」というほど混ぜて掻き込みます。
 簡単にできて栄養満点です。
 温泉卵・いりゴマ・ちりめんじゃこをのっけても
 おいしいですねえ。

■ふわふわ丼
 親子丼のようなものですが、もっとやさしい味がします。
 小鍋に出汁を張り、
 おしょうゆ・みりんで丼の汁(つゆ)を作ります。
 (丼の素でもOK)
 そこにたまねぎ一人当たり
 半個の薄切りを入れて少し煮ます。
 たまねぎが透き通ってきたら
 水に浸して絞った麩を10個程度、
 豆腐半丁ほどをスプーンですくって入れ、また少し煮て
 汁が沸騰したら溶き卵を1個か2個分まわしかけます。
 卵が半熟になったら火を止め、ご飯にかけて
 ネギの小口切りと切り海苔をかけて完成。

■のりご飯
 丼というよりはふりかけご飯かも知れませんが‥‥。
 ご飯の上に
 ・切り海苔
 ・青海苔
 ・カットわかめを砕いたもの
 ・いりゴマ
 ・炒ったちりめんじゃこ
 ・お茶漬けあられか炒った玄米
 (玄米茶に入っているやつ)、
 あとは昆布茶をかけて混ぜ、わしわしと食べます。
 お茶やお白湯をかければ即お茶漬けになり、
 2種類の味が楽しめるし丼の洗い物もラクチンです。

(楽観者)



おおおおおお、これは、ごはんさえ
食べ過ぎることがなければ、
いずれも健康的なダイエットメニューじゃな!
最後の「のりご飯」は
玄米にも合いそうじゃし!
そしてそれぞれのレシピにも
ひとつずつ外せないテクニックが披露されておるな。
「あっさり丼」の「これでもか」と混ぜるところや、
「ふわふわ丼」の「麩」の使いかたなど、
楽観者どのもそうとうの上級自炊人じゃな!
またよろしくな〜!

【オムレツ親子丼】

無事コンロ2つに調理台つき物件をゲットしましたが
荷物の関係で調理器具の大半を処分してしまいました。
ショーユと油どころか塩と砂糖すらない私から、
塩も砂糖も要らない、フライパン一つで出来る丼をば。
バイト先のメニューを自己流で再現したものです。

必須の材料と基本の分量は
・卵2個
・鶏肉適量(ささみで1/2本くらい)
・うなぎのタレ適宜
・バター2欠け
・ごはん適宜
他にお好みでネギなど。

作り方:
1.鶏肉は一口大に切り、バターで炒める。
  火が通ったらうなぎのタレを軽く絡め、
  小皿に移しておく。
2.丼にごはんを用意。ごはんにもタレを軽くかける。
3.卵を解きほぐし、タレを一垂らし。
  ネギなどもあればここで投入。
  熱したフライパンにバターを溶かし、卵を投入。
  卵がじゅくじゅくしてきたら
  ちょっと掻き回して鶏肉を入れる。
4.木の葉型を作ったらごはんの上へポン。
  タレをかけていただきます。

元祖は焼鳥のタレですが、スーパーで入手しやすい
うなぎのタレで代用。これで十分いけます。
大袈裟に言うとこの丼は半熟加減が命。
木の葉型にしようとして固まるよりは
半熟スクランブルの方がグー! です。
あと、味の調整で重要なのは最後にかけるタレなので、
卵に入れるタレは少なめでいいです。

(よしはる)



おおお、「スーパーで手に入れやすい」
うなぎのタレを使う、というところがよいのう!!
これ、作ろうと思うと、かなりの手間じゃからな。
うまみ、あまみ、しょっぱい加減のバランスが
なかなか再現できないものなんじゃよな。
丼ものの「ちょっと甘い」感じが
それを使うことで成立する、というわけじゃな。
なお、ササミじゃが、上質で新鮮なものをつかえば、
中が半生くらいでもじゅうぶんうまいぞ〜。

【オ○ライス丼】

拝啓。自炊老人様。
このレシピを、この春、どっかで自炊を始めた
人生の先輩方へ贈ります。「オ○ライス丼」

材料:
 ご飯‥‥お腹に聞いてください。
 卵‥‥1個か2個か
 キャベツ‥‥卵の存在感が消えない程度
 ハム‥‥あ、どうも。っていう程度。
 塩、コショウ‥‥適量
 のり‥‥あれば
 ケチャップ‥‥適量

作り方:
1.ハム、キャベツをyourセンスでちぎる。
  (どうせ卵でとじるので形は気にしない。)
2.1のハム、卵をボウルでまぜまぜ。
  塩、コショウでうっっすら味付け。
3.フライパンでキャベツを炒め、そこに2を投入。
  少しくるくるかきまぜる。
4.理想のかたさより少し手前で鎮火。
  丼に乗るように何となく形を整える。
5.ほかほかごはんに4を乗っける。
  ケチャップとのりを好きなだけかける。

オムライスみたい? いや、また一味違うのです!
ちなみに最後のケチャップで
お母ちゃんの名前を描いたりしてみてください。
特に芸の無い味ですが、なんとなく美味しいです。
ぜひ、お試しアレ。

(DONDON)



お母ちゃんの名前‥‥というのはさておき、
キャベツとハムと卵、それにケチャップ、という、
どんな自炊人も通るであろう食材をしっかり使い、
見事な丼になっておるな!
もちろんコンビニ食材でも(最近はキャベツも
かなり、売っているようじゃし)できるのう。
そしてこれ、ハムも手でちぎれば、
「包丁いらず」じゃな。そういうところもよし!
ところでなぜ「オ○ライス丼」なのか。
オムライスとは別物じゃから
弱気にならず「ハムタマキャベツ丼」でよいではないか!

【イタリあんかけ丼】

「あんかけ」っておいしいですよね。
水溶き片栗でトローっととろみをつけたあんを
ご飯に絡めて食べると、どんどんどんどん、
ご飯が胃袋に送り込まれてしまう、じゃないですかっ!?
あれは中華系が元祖なんでしょうけど、
イタリアン風の味付けでやってもブオーノですよ。
ということで、シンプルな
「イタリあんかけ丼」をご紹介します。

材料:
 ニンニク
 オリーブオイル
 ハーブ(バジル、又は大葉)
 適当な魚介類(白身魚、シーフードミックス、アサリetc.)
 唐辛子(鷹の爪)(お好み)
 鶏ガラスープの素
 片栗粉
 塩

作り方:
・鍋(中華鍋でもフライパンでも)にオリーブオイル、
 ニンニクの刻んだの、
 唐辛子(入れる場合)を入れて炒め、香りを出す。
・ニンニクの香りが立ってきたら、
 魚介類を入れて炒め合わせる。
・水を適量(ご飯にかけるアンになるだけ)加えて、
 スープの素を加え、ハーブを刻むか、手で千切って加える。
・香りが立ったら、塩で味を調えて、水溶き片栗を加える。
 固さ/ゆるさはお好みで。
・ご飯に掛けて、どうぞ!

ニンニク&オリーブオイルの香りと、
片栗のとろみ、ご飯のマッチングには
全然違和感がありません。
ハンバーグをご飯に載せて食べるときの、
あの感じに近いです。
バリエーションとしてはほとんど無限で、
トマトその他の野菜を加えてもいいし、
魚介の代わりに鶏肉、豚肉、牛肉、何でもOK。
タラコなんてのも美味いです。
ローズマリー、オレガノ、その他、
ハーブに凝るのも楽しいですよ。

(完全自炊中年)



おおおお、こりゃまたオリジナル!
中華の手法をイタリアン食材に応用しておるんじゃな!
魚介は、白身の魚や、貝が合いそうな気がするよ。
そしてこれはぜひ、ハーブは、
生のものを使ってほしくなるのう!
ところでチーズは合うかのう?
ちょいと想像できないんじゃが、
リゾットがあるんじゃから、
これにチーズをトッピングしてもよさそう‥‥と思いつつ、
ちょいと余計になる気もする。
その「とろみ」を片栗で代用している気もするな。
せいぜい、モッツァレラあたりの
あまりクセのないチーズを入れてみたり、
あるいは思い切って「豆腐」を入れたりしても
いいかもしれん! キクラゲとか!
‥‥あ、それじゃ中華に限りなく近づくか?

【アボカ納豆丼】

自炊老人さま、ほぼにちは。
‥‥朝ごはん編で中華風卵ごはんを紹介しました。
私はとにかく洗い物や火を使わない、台所を汚さず
料理するのが好きなのです。
我が家の定番丼は
ヘルシー、美味しい! 洗い物なし! の
その名も「アボガ納豆丼」
(ちょっと苦しいネーミングですみません)。

材料(1人分):
・アボカド 1個
・納豆 1パック
・鰹節 1パック
・醤油
・のり

作り方:
どんぶりにゴハンをついで、
その上にかつお節をかけ、
上から醤油をたらします(量はお好みで)。
納豆をねばねばさせて広げ、
上にさいころ状に切ったアボカドをのせ
最後にのりをちぎってまぶしてでっきあがりー。

食べるときは、見た目は悪いですが、
ぜーんぶまぜまぜして食べてください。
アボガドがとろりとして美味ですよ〜。
我が家では1人1個のアボガドを使いますが、
その辺はお好みで。

(ルビー)



うんうん、アボカドと納豆、相性ばっちりじゃ!
火を使わない、冷たい具だけに、
ごはんは炊きたてのあっつあつを使うとよいと思った!
なおルビーどのは
「名前がイマイチなので、自炊老人さま、
 何か妙案ございませんか??」と追記が。
‥‥ない! これでよいと思う!

【炒めアボカド丼】

がんばれ自炊くん! 初期の頃からファンで、
オリジナルの本を購入してからと言うもの
片っ端から付箋を付けて作りまくっていました。
生活のバイブルでしたね、完全に。
あの頃はまだ大学生、
でもまだ自炊生活は続いています。
ビバ! 自炊!

ってことで、丼ですが。「炒めアボカド丼」

材料:
 豚肉(何でも)
 アボカド(黒くなり過ぎていない、
 やや硬めのものだとベスト)
 タマネギ
 にんにく

作り方:
1.豚肉は一口大、タマネギはせん切り、
  アボカドはさいの目切り、
  にんにくはみじん切りにします。
2.フライパンで油を熱し、
  にんにくをじっくり香りが出るまで炒める。
  香りが立ってきたら肉、タマネギ投入。
3.火が通ったら、アボカド投入、ざっと炒め合わせます。
  (炒めすぎると、溶けていってしまうので注意!)
  塩、黒胡椒で味付け。
4.とどめに醤油を鍋肌からじゅーっと。
5.炊きたてご飯にがーっとかけて完成!

見た目、かなり悪いですが
味はかなり美味いです!
たまにスーパーでアボガド見かけたら
作りたくなるメニューの一つ。

(ペコ)



おおおっ、ペコどの、うれしいおたよりをさんきゅうじゃ!
そうかそうか、学生のころに読みはじめ、
いまはもう社会人に‥‥。じーん!(ダジャレじゃないぞ)
そしてアボカドを加熱して使うとは、
こりゃまたなかなか!
これはたしかに、まだ完熟していないアボカドを
さくさくと切って使ったほうがよさそうじゃ。
いい塩、いい黒胡椒を使うといっそううまそうじゃな!

ということで今回はこれまで!

紹介しきれなかったレシピがたーっくさんあるでな、
来週も「丼」続きをやるから、
楽しみにしておるんじゃよ!

もちろん引き続き投稿も大歓迎じゃ!
「これは、ちょっとびっくりでしょう!」というような
ユニークな丼でもかまわんからな!

それにしても、あああああ‥‥腹へった。
あと1週間ほど食事制限がんばるよ〜。
ではでは! 「ア・スメーヌ・プロシェンヌ」!
うっ‥‥舌噛んだ。この挨拶は、
自炊人の「なつみ」どのが、
「アビアント」は「またあとでね」の意味なので
「また来週」は
そっちが正しいと教えてくださったんじゃよ。
でも‥‥覚えきれーん! 長いし!
なつみどのありがとうじゃ、でも、
一週間なんてあっという間!
ということで今週も「アビアント〜!」ってことでな!

2006-04-09-SUN

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