がんばれ自炊くん! 「ふだん食」はじぶんで作るって、どう? |
ぶたばらと酒の日々! 百万本のぶたばら! 自炊老人じゃ! (なにを言っとるんじゃろう、わし?) こう湿気が多くなってくると、 すっきりとしたつめたい甘味がほしくなるのう。 そういえばせんだってデパ地下の物産展で購入した 京都「藤菜美」の抹茶本わらび餅(黒みつかけ)は うまかった! ぷきぷき、かつ、もちもちしておって、 口のなかでころころころがる感じがたまらなかった! また買わなくちゃ、じゃ〜。 わしの甘味のお供は、つめたく冷やした緑茶なんじゃが、 これを茶漬けに使うのも好きでな。 「ひや飯に、つめたい緑茶の、茶漬け」じゃよ。 味付けはまったく、しない。 具も、まったくない。 水茶漬けの一種と言えばいいじゃろうか、 わしの夏の味、なんじゃよ〜。 さて、そういうこととはあまり関係なく、 今日も元気に 「いつもわが家にこの食材」 紹介していこう! まずは、あんがいこのページで出てこない、 ということは自炊になかなか馴染みがないのか? この食材じゃよ。
「いつもわが家にこの食材」、それは、「豆」。 黒豆、白花豆、紫花豆、トラ豆、ウズラ豆、 ひたし豆、ヒヨコ豆にレンズ豆。 小豆と大豆は世間に溢れているので、 逆に常備しておりません。 ちなみに全て「乾燥状態の豆」です。 当たり前かもしれませんが。 【使い方その1:塩茹】 お好みの豆一種、もしくは数種を、別々の容器で 「戻し」(半日〜一晩程度)、 豆ごと別々に(大事)、茹で時間を調節して、 ポリポリの塩茹でにする。 おつまみにしてよし、タコやショートパスタと和えて サラダにしてよし。 茹ですぎて柔らかくしないこと、 甘い味付けにしないことが肝心です。 オススメは白花豆。 皮はつるんと剥けます。大きさもソラマメ並で、 風味もよく、食べ応えもあり。 (紫花豆は味はイマイチ。綺麗だけど) 「ひたし豆」は比較的有名ですが、 黒、トラ、ウズラ、それにヒヨコも、 それぞれ個性のある風味で楽しめます。 酒のツマミに「黒豆と白花豆の塩茹」。 お客さんが来たとき向きです。 【使い方その2:お粥】 我が家の炊飯器には「タイマー機能」と 「お粥モード」があるので、 寝る前にお米と水、さらに塩を一つまみと 「ひたし豆」などを入れ、 朝にお粥が炊けているようにタイマーをセット。 んで、寝る。 お粥の「つけ置き時間」を 豆の「戻し時間」と兼ねるわけです。 朝、目覚めると豆入りお粥が。 塩とひたし豆で、緑のキレイな和風粥。 ショウガとゴマ油と紫花豆で、なんとなく中華粥。 トラ豆とベーコンの細切を加えて炊いたお粥は、 南米風味。 他にも、ガルバンゾー(ヒヨコ)と タマネギのカレー風味、 黒豆と黒米の「暗黒粥」等々、 いいんです! 遊び半分でも! (完全自炊中年) す、すごいのう、完全自炊中年どの! こりゃまいった。豆をここまで活用している自炊人は なかなかいないと思う! すばらしい! なんとなく「乾燥豆」がとっつきにくい原因は 「水で戻す」過程がめんどうだったり、 茹でているあいだ、豆によってもことなるが、 たとえば2時間くらいは見張ってないといけない、 というような「スローフードなかんじ」が 「手早くちゃっちゃとすぐ食べたい!」というのと ちょいと合わないということじゃろうな。 気持ちと時間に余裕のある休日のおたのしみ、 というかんじで、「豆未体験の自炊人」たちも いちどチャレンジしてみるとよいぞ〜。 ではもいっちょ「豆」そして「豆ごはん」! これもカンタンに挑戦できると思うよ。
こんばんは うちの定番食材を報告します。 それは「豆」(北海道産)です。 私は北海道産農産物流通に関わる仕事をしています。 仕事柄サンプルを扱うことが多く、 用事の済んだサンプルの豆を自宅に持って帰り、 品種ごとに食べ比べをしたりしています。 というわけで、ウチでやってる「豆ご飯」を報告します。 1.夜、大豆とお米を用意します。 (ウチでは米1.5合に豆0.5合ブレンドします) 2.豆と米を合わせて研ぎます。 3.水加減はお好みですが、 ウチは水加減1.75合くらいにしています。 4.炊飯器にセットし、タイマー炊飯をセットします。 5.翌朝には豆ご飯のできあがり。 食べやすいのは、納豆用小粒大豆(スズマル)。 食べ応えのあるのは大粒ツルムスメ。 黒豆(いわいくろ)でやると黒飯。 小豆(エリモ・しゅまり)でやると 簡易赤飯になります。 ものすごいお手軽調理方法ですみません。 お手軽ですから、北海道産豆類を もっとみんなに食べてもらいたいです! (元林檎並木街の住民) おお、北海道の豆、いろいろあるんじゃなあ! どれもうまそう! ひとつ疑問なんじゃが、豆は乾燥じゃよな? で、米と乾燥豆の合計で2合にたいし、 水1.75合というのは少なくはないか? じゅうぶんに水をすった豆を使うなら合点がいくが‥‥ すまんのう、わしは豆づかいに慣れていないうえ 電気炊飯器を持たないので、この分量で大丈夫か、 判断がつかなかった。 しかしあまり水が多すぎると、 米がやわらかくなりすぎて 豆も割れてしまう気がするしな。 炊飯器ならではの加熱で、このくらいの少なめの水で よいのじゃろうか? わからーん! (ということで、慣れた自炊人よ、教えてくれな!) 次も、豆じゃよーん。
乾燥豆(青豆、大豆、いんげんなど)を水につけておく。 寝る前にやっとくと、ちょうどよい。 翌朝厚手の鍋 (私はクリステルの多層鍋を使っています)に 水と乾燥豆をそのままいれて、 ふたを少しずらして弱火にかける。 沸騰するとふきこぼれやすいので注意。 15分ほど煮たらふたをぴっちりしめて そのまま放置して出かける。 (土鍋で煮てそのあとバスタオルでくるんで 保温するというテもあります。) 帰宅して、別の鍋にオリーブオイルと みじんぎりのニンニクを入れて 弱火にかけてゆっくりいためる。 ベーコン角切りもしくは豚ひき肉を入れてさらにいため、 トマト缶をくわえる。 豆を煮汁ごといれ、あれば月桂樹の葉などいれて、 15分ほど煮込む。 塩コショウで味付け。 水分が多ければシチュー。 少なければ辛味のないチリコンカンとして、 ごはんにかけて食べてもグッド。 ベーコンは、かたまりので、 燻製のにおいの強いのがあればベストです。 デンマーク旅行のおみやげに買って帰ったのは、 皮付きベーコンでとてもおいしかったです。 (あおき・まり) 超絶技巧上級自炊人のあおきどの! さんきゅうじゃ〜! 豆調理の時間配分がさすがじゃよ! 豆とベーコンは、合うんじゃよな〜。 それも、クセの強いくらいのベーコンが。 燻製のにおいが足りないときは、 わしは「燻製塩」(スモークソルト)を使うことがあるよ。 続いては豆つながりで、こちら!
自炊老人さま 初めまして。 主婦2年目のよよと申します。 ウチの定番食材は、「豆腐を凍らせたもの」です。 偽高野豆腐とでも申しましょうか。 豆腐が安く手に入るときまとめて買い、 残ったものを適当に切り、 (私は横半分に切ったものを縦に1センチ厚で切ります) 冷凍できる保存容器にそのまま入れて冷凍するのです。 注意点は、容器ギリギリに入れないこと。 水が出てしまいますので。 偽高野豆腐は煮物によく使います。 出汁をとり終えたあたりで 冷凍庫から出してそのまま投入! そのまま他の食材も入れて 煮ていけばいいのでとっても楽です。 私は切り昆布の煮物(カツオだしで人参やえのき、 偽高野豆腐を煮て、おしょうゆお酒、みりんなどで 味を調えてから最後に切り昆布を入れて煮る)に 良く入れてます。 食感は、高野豆腐ほどではないスカスカ感があります。 そこに煮物のお出汁が染みこみ、 噛むといいお出汁が出てくるのです。 豆腐は絹ごしでも木綿でもいいですが、 絹ごしの方が舌触りが良いのでお勧めです。 (よよ) へーえ! じゃった! 豆腐、余らせる自炊人もいることじゃろうから、 この手、使えるのう。便利じゃ。 冷凍することで変質してしまうのを、 逆手にとって食感をたのしむわけじゃな! ありがとうじゃ〜。 次も、豆つながりで、こちら!
自炊老人さま、はじめまして。 自炊暦3年目のまだまだ新米中年です。 うちにあります定番食材、 何があったかな〜〜〜〜と考えていましたら、 ありました!ありました! 『豆乳』です。 お気に入りは、マルサンの無調整豆乳で、 特売の時にまとめ買いしております。 なにしろ、豆乳は封をあけなければ 軽く1カ月以上もちますので。 牛乳アレルギーの私にとって、 豆乳は牛乳代わりに大活躍してくれております。 クラムチャウダーもどき、ホワイトシチューもどき、 パンケーキ、クレープを焼く時にも、 朝食のシリアルにも、と 立派に牛乳の代わりを果たしてくれる ホント頼もしい食材でーーーす。 (まだまだ新米中年) わしもせんだって「ベトナムのフォー」を 豆乳を使ったスープで食してみて、 たいへんうまかったのに驚いたところじゃよ。 「豚肉の豆乳しゃぶしゃぶ」なんてのも好きじゃ! 豆乳のあの青臭い感じが苦手、というかたは そんなふうにぜひスープとして使うことをおすすめするよ。 あ、スタバの「ソイラテ」も 独特の甘みが、うまいよのう。わしゃ好きじゃ! では次、そろそろ豆から離れて、こちらじゃ〜。
自炊老人さま、こんばんは 私が絶対切らさない食材は、「ひじき」です。 生ひじきをまとめ買いして、洗ってから 細かく切った人参や油揚げと混ぜます。 それを小分けに冷凍しています。 炊飯器に炊き込みご飯の味付け(簡単なのは麺つゆ) をして、冷凍ひじきを入れて炊くだけで 簡単にひじきご飯ができます。 炒り豆腐にいれてもおいしいです。 水切りした豆腐と解凍したひじきを炒めて 和風だしやうどんスープ(粉末だと水気が出なくて便利) で味付けし、最後に卵を入れて水気を抑えます。 冷蔵庫に保存すれば、3日は大丈夫です。 冷凍ひじきを使うとき、鶏肉や大豆、こんにゃくなどを 加えると更に美味しく、栄養良くなります。 (かほり) おお、ひじきをニンジン・油揚といっしょに冷凍! アイデアじゃな〜。 かほりどのの言う「生ひじき」というのは、 おそらく、いったん乾燥させたひじきを 水でもどして売られているもののことだと思う。 というのは、ほんとうに水揚げされたままの状態 (赤茶色をしておる)だと、そのままでは使えない。 よく洗って水につけ塩抜きをしてから、 何時間も煮てアク抜きをして、やっと食材になるんだそうで、 しかも、採れる時期が限られている(春までじゃ)、ので、 めったに見ることはないんじゃよ。 (それを天日干ししたものが「乾燥ひじき」じゃよ) ところでわしは、ひじきは、大豆とニンジンと あまじょっぱく炊くのが大好きじゃよ〜。 そんなときに便利なのが、‥‥この調味料じゃ。
はじめまして。一人暮らし3年目の学生、小樹です。 文庫版の『自炊くん』を読んでの投稿です。 私がお勧めする「いつも我が家にこの食材 (調味料ですね‥‥)」は、「だしツユ」です。 特に、ストレートではなく濃縮タイプ。 そのまま冷奴にかけてもいいし、煮もの、炒めもの、 天ツユ、酢で割って酢のものなど万能です。 ちょっと面倒くさいなって時にこれ1本あれば、 いろんな調味料を使うことなく簡単に、味付けができます。 暑いこれからの季節にお勧めのメニューは、 「おじいちゃんの冷やし麺」です。 用意する食材は、 麺(うどん・冷麦・そうめん・そば・中華麺・パスタ)、 鯖の味噌煮缶、 野菜類(キュウリ・トマト・レタス・ワカメなど)、 だしツユ。 1.麺をゆでる。 2.野菜を適当な大きさに切る。 3.茹で上がった麺を水で洗う。 4.麺をお皿に盛り、野菜を上にのせる。 5.鯖缶を開けほぐしながら4にのせる。 6.だしツユをまわしかけ味を調える。 7.全体を混ぜながら食す!! 大雑把ですが、以外においしいですよ。 祖父が鯖缶が好きで、 何か変わったものはないかと考えた料理です。 日本人の好きな味だと思います。お試しあれ☆ (小樹) 濃縮タイプを調味料として応用、そして、 缶詰を効果的に利用。 これまでも何度も紹介してきたことじゃが、 これは自炊人にとってかなり活用できることじゃよな! つまりこれは「すでに調理され、保存がきく」食材を 便利に使おうということじゃからな。 缶詰についてはこんな投稿もきておるよ!
切らしたことのない食材、それは「ツナ缶」です。 大根とツナのサラダ、ツナ入りオムレツ、 ツナチャーハン‥‥と色々重宝しますが、 実はひとりきりの土曜の昼ご飯に 缶のままマヨネーズとしょうゆをたらして 食べるのが一番好き〜♪ 缶を開ける「パカッ!」という音で、 眠っていた愛犬もすっとんできます。 ツナ缶は、実家に帰ると母がいつも持たせてくれます。 ツナは私にとって手軽なだけでなく、 母の愛そのものなのかもしれません。 きっと他の方もツナ缶常備してるはず! もっとレパートリー増やさなきゃ☆ 自炊じいさま、これからもよろしくです。 (うりぼー) そうかそうか、御母堂が持たせてくれると。 多くの自炊人にも、 「実家から送られてきた荷物にツナ缶」 というのは、覚えがあるのではないかな? たしかに、愛がぎゅっとつまっているようじゃよな。 わしも、もちろん、ツナ缶だーいすきじゃよ〜。 スープ煮の低カロリーのものと、 オイル漬けの(わりと)高カロリーのもの、 それから「ブロック」「チャンク」「フレーク」も、 料理の特性によって使い分けておる。 ひじきと煮るならノンオイルのフレーク、 パスタの具材にするならオイル漬けのチャンク。 ‥‥とはいうものの、じつはいちばん好きなのは、 うりぼーどのと同じ、 そのまんましょうゆをたらして、 ごはんのおかずにすることじゃ! もちろんオイル漬けのほうじゃ! しかもぜいたくにブロックタイプをそのまま、じゃ! (缶から、まるごと出したいのじゃが、 崩れるのが悲しいんじゃよな〜) ちなみに、わしはさらに「ごちそうツナ缶」というのを 一銘柄、持っとる。いま手元にないんじゃが、 イタリア製で、オリーブオイル漬けなんじゃよ〜。 めっちゃくちゃ、うまいんじゃよ〜。 マグロの種類によっても味がいろいろあるところが これまた、奥の深い缶詰じゃ。 さて、もうひとつ缶詰を紹介じゃ!
両親が共働きなので、 よく家族の夕食をつくる20歳長女です。 我が家できらさずに活躍してくれる調味料は 「ホールトマトの缶詰」です(カットトマトもあり)。 レシピというほどのものではないのですが、 1.玉ねぎ2個くらいを薄切りにして炒めます。 2.薄切りにした肉(鶏でも豚でもベーコンでも。 鶏もも肉が私は好きです)、 きのこ類、じゃがいもやキャベツなど、 冷蔵庫にある野菜をざく切りにして入れます。 3.具材をくたっとしてきたら、トマト缶を入れます。 くつくつ煮込んだあと塩・コショウ・乾燥バジルを くわえたら完成。 そのままお皿に盛り付けてもよし、 このトマトソースに水と固形コンソメを入れると トマトスープ、スパゲティのゆで汁を加えて和えれば トマトパスタ、ご飯の上にのせて 丼にして食べてもおいしいし、 その上にチーズをのせてオーブンで焼いて ドリアにして食べてもいけます! 冷蔵庫にある野菜やお肉で手早く簡単に一品できるので、 よくつくっています。 (たまにトマト味じゃなくて、カレーになったり 親子丼・他人丼になったりもしますが(笑)) (ヨーコ) うんうん、ホールトマトの缶詰も、 ふつうのトマトよりぎゅっと「うまみ」が濃厚で、 料理に使いやすいもののひとつじゃな! わしは、カポナータ (にんにくをたっぷりめのオリーブオイルで炒めて、 茄子、玉ねぎを入れ炒め、 パプリカやズッキーニをさらに炒め、 最後にトマトとバジリコを入れ、塩こしょうで 味をととのえるイタリアンじゃ。冷めてもうまい!)に、 生トマトでなく缶詰のホールトマトを使うことがあるよ。 そのままパスタソースにしても、うまいぞ〜。 そして、これまた以前投稿があったように、 「ホールトマト+カレールー」で 立派ですっぱいカレーができるのじゃ! というところで、今日はこれまで! まだたくさん投稿をいただいているので 来週もひきつづき同じテーマで行くからな! ちなみに来週は「卵」が登場予定じゃよーん。 君はぶたばらより美しい! しつこい! アビアント〜〜〜〜〜っ! |
2006-06-18-SUN
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