ぼーっとしたミーハー通信。
なんだか一生、こうなのかしら。

<モンゴル女子4人旅。(前編)>

グッバイ8月にちわ!
終わりますよー。ということは、始まりますね―。
先週1週間、お休みをいただき、ちょっとふしぎな旅へ
行ってきましたわ。

前に書いていた、乗馬熱のことを知った、
ザッハトルテの金井さんと、
ミーちゃんの娘・紀子さんが
「今度、モンゴルに馬に乗りに行くけど、いかが?」
と声をかけてくれてよぉ。
紀子さん、金井さんが
4年前に行った時にガイドをしてくれた青年が
その後、日本に住んでいるんだけど、
夏だけ向こうでガイドをやるから、
ということで行くことになったらしい。

モモモモンゴルなんて・・・「夢」じゃない!
モンゴルの草原をいつか馬で駆け回りたい。
って思ってたけど、
それは技術を習得して、じょうずになってからじゃないと
できないんだろうなぁって思っていたの。
そしたら、
「前回、初心者のわたしたちでさえ、
 3日間で走ったりできるようになったよ」
と言う、紀子さん。
なにーー!
せっかくの機会だ。もう、思い切って、行くっきゃない。
馬を志すほぼ日・スガノさんにも声をかけて、
年齢がバラバラな、ふしぎな女子4人旅に。

行く前に1度、ガイドの青年(愛称・トックン)と
打ち合わせ。
「なにがしたいですか?」
「わたしたちは馬に乗りたいです。ひたすら、馬」
「馬だけでいいです」
と、したんだかしてないんだかのリクエストをしておいて。
「わかりました。モンゴルのこと、あんまり調べないで
 来てください。調べてもいいけドネ。
 そのほうが、びっくりすると思ウヨ」
と言われ、気温、天気以外は何も調べない、バカ正直な俺。
まぎわになって、
「ゲルには水道がないらしい」「電気あるの?」
「シャワーってお湯出るのかな?出ないんじゃないか?」
とか、色々不安になりつつ、
ある程度の覚悟を持って、その日がやって来た!

飛行機で5時間くらいで着く、チンギスハーン空港は
首都ウランバートルにあるんだけど、
1日1本の成田から直行便で、着くのが夜。
まずは街の中で夕食を食べて、ホテルに一泊。
次の日の朝、車で街から郊外へ移動。
どんどん周りの景色が変わって行って、
しまいには、なーーーんにもなくなる。


▲途中にあった、シベリア鉄道。
 これがシベリアにつながってるのね。
 島国のわたしには、ようわからんですよ。


▲途中に遭遇した、羊とヤギの群れ。
 道路の横を通ってたり、道路を渡ったりする。
 まるで、ドキュメンタリー番組を観ているようだよ。

モンゴルでの予定は、2か所のキャンプに泊まり、
そこでは、いわゆるモンゴルの遊牧民が住む、
折りたたみ式のテント「ゲル」に泊まって、
トックンの親戚の遊牧民の方のところで馬を借りたり、
その馬でどこかへ行ったり、
遊牧民体験したり、ヤギの乳しぼりとか、
なんでもできます。ということらしい。ドキドキ。

着いたら、さっそく、馬。
モンゴルの馬は、体がちいさくて、日本にいる
シュッとした大きい馬とはぜんぜんちがう。


▲ほらね、ぜんぜんちがうでしょう。
 って、ちがーう!
 これは、ゲルにごあいさつをしに来た、犬。
 犬は基本、DON'T TOUCH!アブナイヨ。

何の教えもなく、急に馬にまたがる。
先生も、マンツーマンじゃなくて、
4人のわたしたちに対して、2人。
それぞれの馬をひっぱる人とかも、いないの。いいの!?


▲馬たち。

そして、まわりの平原をお散歩。じーーーーーん。
もう夢が叶いつつ、ある。
乗馬クラブの中じゃなくて、なーんにもない平原を
ポクポク。


▲フリーダーーーーーーム!スガノ&ゆーないと。


▲馬のたてがみ越しの、わたしたち。

丘の上というか、山?の上で小休憩。
馬もつかれるけど、人間も慣れないことで
けっこう疲れる!
しっかし絶景だよ。なんて贅沢なんだーーーーー!



頭を寄せ合う馬たち。



馬には「チョォ〜!」という腹から出す掛け声をかけながら、
コントロールして乗るんだけど、
時々、「チョウェ〜〜〜!」って
後半を裏返す、アゲアゲ系の掛け声もあって、
それをやると、馬が走っちゃうの。
わたしたちも、
何が何やらで着いて行くのが必死なんだけど、
ガイドさんから「チョウェ〜〜〜!」出ちゃうと、
さらに必死!
初日から、パカラッパカラッって、走っちゃったよ!
もー。最高、どうしよう。もう夢が叶っちゃってるよ。
ひゃ〜〜〜〜〜〜。

馬1日目で5時間も乗っちゃって、まだぜんぜん調子を
つかめないままに、めっちゃ乗ったもんだから、
体がものすごく痛い!
筋肉痛的なものもあるし、気づかぬうちに、
おしりがすりむけている!
体育館で転んだときの、やけどみたいな傷あるじゃない?
あれ!あれが、お尻にできちゃった!
「こんな体で、明日、乗れるかな・・・」
と、さっそく弱気になるわたしたち。
「明日は、馬、たくさんじゃなくていいよ」と、
トックンにさっそく弱気提案。

なので、13世紀のモンゴルテーマパークみたいな所
(名前とか何も知らない・・・けど、いま調べたら
 「13世紀村」というのが検索結果に!)へ、
車で行くことに。

道、あるんだけど、あるんだかないんだかみたいな道。



「この門をくぐったら、ここから先は13世紀です」
あ、わかりました。
13世紀の生活とか、
様式をそのままに再現しているらしい。
ひとつめの、アトラクション(?)。



武将のゲルみたいなところから、人が出てきて、
案内してくれる。


▲13世紀の方の役の方、こんにちは。

▲わたしもマネして、13世紀の方になってみる。
 重いわ、13世紀の防弾チョッキ。


▲13世紀のねこだね。

いくつかのアトラクション(?)があって、
土地が広大すぎるから移動が車なんだけど、
だいたい5分以内とかには、着かないの。
10〜15分とかかかって、
見学すると30分くらいはかかっちゃう。すんごい非効率!
これがモンゴルの広さだね。


▲13世紀のこども。


▲13世紀の風景。街じゃないところは、いまも変わらない。


▲13世紀のらくだ。


▲13世紀のゲル。


▲13世紀の手押し車。
(ガイドさんトックン。日本語ペラペラ)


▲13世紀のボードゲーム。
 (ドライバーさんカズオ。
 トックンのイトコ(カズン)だから、
 勝手に「カズオ」と呼んでいる)


▲13世紀の王様の家。
 ここで料理を出してくれて、ランチを食べながら、
 馬頭琴の演奏とかも聴ける。

は〜13世紀を堪能したわ〜〜。
どうやら、それぞれのアトラクションの係の人は、
ほんとうにそこに住んでる人も、いたみたい。
親が説明してるときに、奥のゲルからこどもと犬とか、
馬とかが出てくるの。
ああ、もう、不思議!
とにかくいちいち遠かったけど、13世紀、おもしろい。
というか、やっぱりモンゴル、おもしろい〜。
すっかりモンゴル好きになっちゃってる、
わたしでございます。

モンゴルレポート、後編へつづいちゃっていいですか!
みんなにモンゴルを知ってもらいたいという、気持ちよ!

あれ?なんか、急に、寒くね??
風邪とかひいてる場合じゃねーぞーーーー!
see you!

ゆーないとさんへの激励や感想などは、
表題に「ゆーないとさん」と書いて、

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2015-08-31-MON
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