ぼーっとしたミーハー通信。

「ほぼ日」創刊からいちども休まずに毎週連載されていた
『ぼーっとした女子高生通信』のゆーないとさんが、
大学生になってしまった時には、
『ぼーっとした青春』と改題しましたが、
学生を卒業したので、またまた改題いたしました。

人間には、ミーハー欲というものがあるような気もします。
大統領やら総理大臣でも、タレントと会ってる写真は、
完全にひとりのミーハーになってるもんねー。

いいのわるいのじゃなく、どうやらいつも
「ミーハーめがね」をかけてるらしいゆーないとさんが、
その視線で見える世界を、毎週報告してくれます。

HAYARIYAMAI、あの日。

日々、カブトムシの幼虫の
お世話をしてるんだか、
コバエをお世話してるんだか、
わからなくなってきているわたしです。
おかげさまで、娘のHAYARIYAMAIも
無事に終了しまして、
元気に走り回っております。
何日ぶりに外にでたら、季節が変わっていた。

あの日。
母は東京ではない場所にいて、
父は都内でお仕事。
学校から帰宅後、同じマンションのお友だちのお家に
おじゃまさせてもらって、
遊び、お風呂、お夕飯もいただいた後、
父が迎えに行く。という流れ。の予定だった。

お友だちのママから、

「遊んでまーす」

というお知らせの後、予定よりも早めの時間に便りあり。

・ひとりでお留守番すると、帰ってしまった
・食欲もあまりなさそう
・元気もいつもよりなかったから、体調不良が心配

という内容。
彼女は、音声のやりとりができるGPSを持っているので、
それでやりとりするか?と思ったけど、
遠くにあると気づかないし・・・。
こういうときにすごく便利なツールを思い出す。
わたしのスマホから、
リビングに設置しているAlexaにつなぐと、
向こう側で何の操作もせずに、
強制的につながるということを、今年知りまして。
わたしが入院や出張で不在の間、
毎朝のように接続して、起きてるか確認しているのだった。
わが家にはとても便利。
今回も、この手段を使う。

「おーい。帰ってきたのー?」

と呼びかけてみる。
テレビの音が聞こえる。
めそめそしながら、近づいてきた。

娘「はやく・・かえってきて・・・」

母「だいじょうぶ?
いまお父さんが帰ってるところだから、
もうちょっと待っててね。どうしたの?」

娘「ねつ、はかったら、36度8分だった・・・」

母「そうか。つらいんだね。
でも、それは、熱じゃないから、だいじょうぶ。
安心して。
寒いなら、お布団かぶって、横になっててね」

娘「保冷剤がどこにあるかわかんなくて・・・」

母「冷凍庫の下の段にたくさんあるよ。
見てみてごらん」

娘「あった。はやくかえってきて・・・」

母「体調悪いなら、◯◯ちゃんのママに、
様子見てもらおうか?来てもらう?」

娘「いいの」

母「ひとりがいい?」

娘「ひとりがいい」

母「お父さんが帰ってくるまで、
つないでるから、何かあったらすぐに教えてね」

接続したままにしておくことに。
保冷剤なんて、いつも自分で勝手に出したりするのに、
見つけられないくらい、体調が悪いのだろう。
しかも、自ら熱を計るなんて、びっくりだ。
(一見、平熱風のその体温は、
すぐに爆上がりすることになる)

父が帰宅して、いろいろヒアリングしていたので、
わたしはそっと接続を切った。

お友だちのママに、

「ママが早く帰ってきなさいって言ってるから」

という、うそをついてしまったということを
父に告白してくれたらしい。
そういう、気をつかえるようになったのが、
成長を感じるのと同時に、
うそをついてでも、ひとりになりたいという気持ち、
わかるよ・・・。
うつしちゃいけない。みたいな気持ちも
あったんだろう。
そんなに体調が悪くて、ひとりで、さぞ心細かっただろう。
でも、そういうことって、自分にもあったような気もする。
よりによってお留守番中に、体調が悪くなるとか、
そういうのあったあった。
そういうのは、誰にでもある。
かわいそうで申し訳ない気持ちと一緒に、
そういうことを乗り越えることで、
自分を強くしてくれる。と、
「いいぞいいぞ」という気持ちをいったりきたり。
親の心の中も、忙しいのだ。
(お友だち家族は誰も発症しなかったのが、
本当によかった・・・)

元気になった今、

「あたしとあなた、へその仲じゃないの〜。
いまは切れちゃったけどさー。つながってたでしょ〜?」

と、変なからみ方をしてくる、娘でございます。
元気なだけで、いい!

さ、今週もがんばりましょ。
明日は神田のお祭り、「なんだかんだ」。
イベントはいろいろあるし、
編み物好きな人はぜひ、
こちらに来て下さいね〜〜〜。
お待ちしてまーす。


▲美容室ごっこ。
まだまだこういうのが、好きでいてくれて、安心する。


▲いつかの、空、雲がブレた。

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