研究レポート84 女グセが悪い暴言家
その1 アインシュタインはよくキレる子供だった?
ほぼにちわ、ごぶさたしております。
カソウケンの研究員Aです。
この年になって初めて就職なぞしたものですから
身辺がばたばたしていて
すっかりこの「主婦と科学。」の連載に
間が空いてしまいました。
更新を楽しみにしていた方
(が、もしいたらの話ですが)
申し訳ありませんでした!
久々の更新の今回ですが
二十世紀でいちばん人気があって
有名な科学者であるアインシュタインを
とりあげてみますね〜。
でも、そこは意地悪な研究員Aのことです。
彼の「ダークサイド」を中心に
追ってみることにします。
ふふふふふふ‥‥。
(c)西谷直子
さて、今回俎上に上げられるアインシュタイン。
科学者の代名詞になっているくらいの人ですよね。
彼の発見した相対性理論の内容はわからなくても
彼の名を知らない方はいないかも?
これだけ多くの人に「愛されている」科学者は
まあ見当たらないでしょうね〜。
あんな難解な理論を提唱した科学者にも関わらず
天真爛漫でサービス精神旺盛。
彼のポスターなどのグッズも売れまくり。
そして彼の発言はなんだか意味深い。
アインシュタインの名言集として何冊も出版され
ベストセラーになっているくらいです。
まるで「ご神託」扱い。
うん、確かに良いこといっぱい言っているんです。
‥‥でもね。
ちょっと彼のことを掘り下げて調べてみると
ただの「陽気な人当たりのよい科学者」
というわけじゃなさそうです。
名言と同じくらい暴言も吐いているし。
そして、何より注目すべき点は‥‥女グセの悪さ!
というわけで
ここでは「聖人」アインシュタインの
ベールを剥いでみることにします。
ふふふふふふ‥‥。
(やっぱり意地が悪い!)
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若い頃はイケメンでモテモテ! |
アインシュタインといえば
あのぼさぼさの髪のおじいちゃん顔が
ぱっと思い浮かぶでしょう。
でも若い頃はこの写真のように
かなりのイケメンだったようです。
意外も意外!
私も最初この写真を見たとき
同一人物か? と疑ってしまいましたもの。
「男らしい美貌の持ち主」
「ハンサム」「整った顔立ち」
「カリスマ性を発散させている」だの
当時の人の証言などからも大絶賛の言葉が。
とはいえ、いくらルックスに恵まれていても
本人が女好きでマメじゃないとモテないもの。
アインシュタインは、というと
死ぬまで治らない病気と言えるくらいの
女好きだったのです。
このせいで人生におけるトラブルは多発!
アインシュタインのご神託に
「上半身は考えたり計画したりするが、
僕らの運命を決めるのは下半身」
というのがありますが、説得力あるっ!
実際、学生時代からアインシュタインは
女性からモテて、お盛んだったようです。
イケメンで女好きだったら無敵でしょうね。
それに若い頃から女性の扱いに長けていて
「しゃくにさわるユーモア感覚」で
女性の気を引く、というワザまで心得ていたとか。
確かにこれは難易度高い!
つまり、ちょっと意地悪なことを言って
相手の気を引きつつ、自分に注意を向かせる。
そしてあとで持ち上げて、相手に強い印象を残す
というところでしょうね。
これ、下手に真似すると
相手に嫌われるのがオチですから。
こんなところにも彼の天才的なセンスが
垣間見られます(え?)。
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子供のころは「のろまな子」。 |
そんな女性扱いから考えても(?)
アインシュタインは幼い頃から天才ぶりを
発揮しいていたのではないかと思われますが
これがまったくの逆でした。
3歳になっても話をするようにならないので
両親は発達に問題があるのではと心配になり
医者に連れて行ったくらい。
ようやくおしゃべりをするようになった
アインシュタインでしたが
それでも口数が少ないうえ
反応が遅い、という具合。
小学生の頃から「のろまな子」と
先生や同級生から思われていました。
それに、暗記科目は大の苦手。
今だったら「学習障害児」に
分類されていたでしょう。
それだけはありません。
アインシュタインは「キレる」子供でした。
被害者は主に3歳年下の妹のマヤ。
普段はおとなしいアインシュタインでしたが
腹を立てたときの暴挙がすごい!
妹に向かってボーリングのボールを投げつけたり
彼女を庭仕事用の鋤で叩きのめしたり。
後年マヤは
「天才の妹でいるには頑丈な頭蓋骨が必要」
なんて語っています。
学習障害児でキレる子供らしかった彼。
最近の研究で、アインシュタインの脳の
「頭頂葉」という部位に異常があることが
発見されています。
この部位の異常があると
通常のように聴覚による記憶に
頼ることができません。
すると、かわりにイメージ化する能力が
発達するのです。
アインシュタインは
この頭頂葉の異常の「おかげ」で
世界をがらりと変える
相対性理論というイメージを
頭のなかで構築できたのでは、と。
(つづきます!)
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