LDKWAREはその名のとおり、
リビング、ダイニング、キッチンをたのしくしてくれる
さまざまな日用品(=LDK用品)を提案するシリーズです。
料理、そうじ、洗濯などにもってこいの
“ホームのユニフォーム”を核として、
家で毎日使う「いいもの」がたくさん揃っています。
アパレルブランド「YAECA(ヤエカ)」と、
ウェブメディア「ほぼ日刊イトイ新聞(通称:ほぼ日)」が
いっしょに開発・運営しています。
今月は、盛りつけにも使える便利な盆ざると、
それにぴったり重なるボウルのセットを紹介します。
まずは毎日何かしら手にとる、浅いステンレスのざるから。
見ばえからいうと、お蕎麦などの麺類は、
竹ざるに盛って風情をたのしみたいですよね。
手仕事の竹ざるに憧れていろいろ試しましたが、
使い勝手からいえばステンレスの盆ざるにはかないません。
茹でた麺をざるにあげ、水にさらしたあと、
そのまま同じざるに盛りつけて食卓に出します。
目は粗いけれど蕎麦も素麺も抜け落ちることなく、
きれいに盛りつけられるのがいい。
そのほか、魚、肉、枝豆にふり塩するとき、
茹でた野菜を冷ますとき、ゴボウのささがきを水切り、
油揚げの油ぬきや揚げ物の油切りなど、
さまざまな場面で活躍してくれます。
また、目が粗いことは洗いやすさにもつながっています。
スポンジで洗って1~2回たたけば水切れもすっきり。
補強のワイヤーが、ひとふで書きのように
底につながっているのですが、
このワイヤーのおかげで
盆ざるを置いたときにわずかに浮き、座りがよくなります。
愛嬌のある丸いひっかけリングは、
持ち手になったり、掛け収納ができたりと使いやすく、
食卓に置いたときの雰囲気づくりにも、
ひと役買ってくれています。
わたしはこの盆ざるがあれば、
深い大きなステンレスざるは必要ないのではないかと
本気で思っています。
一家にひとつあってよい道具だと思います。
ボウルは、盆ざるに重ねて使えるサイズです。
ぴったり重なるので安心感があります。
このボウルシリーズのサイズはどれも使いやすいのですが、
この23cmだけ他のサイズとかたちがちがいます。
垂直に近い立ち上がりがあり、底は半円に近い形状です。
こねたり、混ぜたりするときに粉が飛びちらず、
泡立て器が効率よく使えるかたちだと思います。
ホットケーキミックスを混ぜ合わせるときや、
ハンバーグのタネをこねるとき、とても使いやすいのです。
野菜や麵類をこのボウルで洗ったときは、
盆ざるで水切りして、ボウルの上に重ねておきます。
その佇まいの美しいこと。
ボウルの丁寧な縁の処理が持ちやすく、
洗いやすさと安心感を与えてくれてる、
機能美を実感できるボウルです。
調理に欠かせない「麺類」「野菜」の水切りに最適な、
ステンレス盆ざるです。
ゆでた野菜、麺の水切りはもちろん、
揚げ物の油切りなどにも使えます。
また、水洗いした野菜や、
調理中の具材の置き場としても便利です。
網目はすこし粗めの構造になっていて、水切り力は抜群。
握って力の入る、ちょうどいい長さの柄
(リング状のハンドル)も特徴的です。
まな板置きに収納できる薄さもポイント。
家庭菜園で野菜をとるとき、盆ざる片手に、
そこに野菜を置きつつ収穫する人もいらっしゃるようです。
商品名:
Kan リング付盆ザル
製造元:
株式会社カンダ
素材:
18-8 ステンレス
6.5メッシュ
日本製
サイズ:
外径240mm × 内径225mm
重量:
200g
日本を代表する工業デザイナー・柳宗理が
1960年にデザインした不朽の名作です。
料理の専門家やたくさんの主婦の意見をヒアリングし、
長い間研究を重ねてつくられました。
人間工学を考えたデザインと
シンプルで飽きの来ないデザインが特徴的。
表面は汚れやキズが目立たない、ツヤ消し仕上げです。
商品名:
ステンレスボール (柳宗理)
販売元:
トーホーコーポレーション
素材:
18-8 ステンレスつや消し仕上げ
日本製
サイズ:
外径231mm × 高さ119mm
容量:
3.4L
重量:
398g