モノポリーエッセイ

第22回目
予選2日目


こんにちは。百田です。

最初にお礼とお詫びです。
前回ご案内した「モノポリー初心者講習会」には、
ほぼ日読者の皆さんから
大変多くのご参加をいただきました。
にもかかわらず、
私が大阪の講習会に欠席するという
失態を演じてしまったのです。
誠に申し訳ありません。
言い訳をさせていただきますと、
未だ経験したことのない下痢と高熱が何日も続き、
どう考えても大阪まで行けませんでした。
残念ながら迷惑は承知で休ませていただきました。
次回の講習会にはぜひ参りますので何卒ご容赦ください。

次に、これは別項で詳細をお伝えしますが、
「モノポリーバー」と「モノポリー名人戦」の
お知らせです。

「モノポリーバー」は
平日の夜におしゃれなサロンでお酒でも飲みながら
ゆっくりモノポリーを楽しんでいただこう、
という企画です。
モノポリーのような「文化」を支援していきたいという
「レストランひらまつ」グループのご協力を得て、
とうとう実現が可能になりました。

伝統の「モノポリー名人戦」は今年も団体戦あり、です。
こちらもおお誘いあわせの上、奮ってご参加下さい。

さて、ベルリン大会は、予選の2日目。
第3ゲームです。
前回、「ここにイヤなやつが入ってきたのです」
と書きましたが、これはジョークです。
つまり、あの戦友でもある、
アメリカ代表のギャリー・ピータースと予選卓を
共にすることになったのです。
第3ゲームの組み合わせです。

3番テーブルー百田、アメリカ、マレーシア、コロンビア
6番テーブルー糸井さん、香港、オーストリア、ベルギー

このゲーム、私の卓は世界の警察、
アメリカ合衆国の独壇場でした。
ギャリーが仕切るわ、仕切る。
私に対抗心むき出しで何とか、勝たせないように。
自分は勝つようにと立ち回っていました。
「お前、いっておくけど、
 このカードは絶対売らないからな」
「じゃ、お前はこの色やれよな。
 俺はこの色揃えるから。
 コロンビアはこの色でいいよな。いいよな。」
って感じです。
マナーも何もあったもんじゃない。あきれました。
私も、そうついていなかったので、
このゲーム、無理はできませんでした。
しかし、結果は、仕切りまくったアメリカが、3270ドル。
コロンビアが4471ドル。
マレーシアが171ドル。
そして、私の手元にも2037ドル、残りました。
ここで2000ドルの上積みは大きそうです。

糸井さんはというと、
香港の謎の女性マギーにしてやられたようです。
ここだけの話ですが、
糸井さんが女性プレイヤーに弱いという話は本当です。
つい、やさしさから交渉が甘い目になるんでしょうね。

第3ゲームが終了して途中経過は、
イタリアが、19540ドルで、1位。
私が、19176ドルで、2位。
糸井さんは9212ドルで12位辺りのようです。
この時点では、私も、
そのままでも通過できるのかどうかわかりません。
また、糸井さんは4ゲーム目のトップが
ノルマになっています。

注目の第4ゲーム。
何と、糸井さんとわたしが同じ卓で戦います。
このゲームが今回のハイライト。
びっくり仰天のモノポリーです。
果たして我々2人がそこで見たものは!

ということで、次回をお楽しみに。

2001-06-26-TUE

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