モノポリーエッセイ

アメリカモノポリー事情
〜NY、「聖地」アトランティックシティに
 行ってきました(4)

「トイザラスモノポリーフェアの巻」



アトランティックシティへのバスは
タイムズスクエア傍の長距離バスセンターから乗ります。
そこで、タイムズスクエアにあるトイザラスに行きました。

この店はかなり大きな店なのですが、
いきなりやってくれました。
まず目にしたのが、店の外の電光掲示板で、
「モノポリー・トリビア・クイズ」。
「次の駒のうち、最初に売られたモノポリーに
 入っていないものは?」
すごい!
こんなネタが最も目立つ場所で堂々と展開されるなんて。

次にやってくれたものは観覧車です。
店内に観覧車があるだけでも
なんかすごいものがありますが、
その観覧車のキャビンの一つがなんとモノポリー仕様!



もちろん乗っている家族は
特に違和感をもっているふうもありません。

また、モノポリー売り場は大きく、
モノポリー関連のPOPで派手に飾られていました。



モノポリー売り場にはハズブロの社員の応援もありました。

実は、非常にタイミングよく、
モノポリーの販売促進週間でした。
正確にはアメリカでは
大手おもちゃ会社のハズブロの商品フェアです。
「Buy one, Get one Free!」一個買えば、
もう一個ついてくる、つまり事実上50%offですね。
なお違う商品でも、
2個買えば値段の安い方はタダになります!

ここで私がみたものは、平日夕刻、
モノポリーが「秒単位」で売れていくという光景。
訪れる客数も多いのですが、
ほとんどが何らかのモノポリーを手にして、
レジに向かっていました。
フェア期間が次の日で終わりということもあるのですが、
売り切れ商品が出ているほどで、
並べるとすぐに売れる状況。
スヌーピー版、ディズニー版、ロードオブザリング版、
タイムズスクエア版、など、
日本では売られていないバージョンもあるし、
スタンダード版にいたっては定価でも$10切っている!
つまりフェア期間中は
「Buy one, Get one Free!」なので、
スタンダード版2個が
吉野家の牛丼並み2つの値段ということ!
(NYの吉野家は約$5だった)
欧米で一家に2枚あるといわれるモノポリーボードは、
このようなフェアを通じて
培われている面もあるのだと思いました。

私が買い占めに走ったのはいうまでもありません(笑)。
その場でトイザラスに
日本への輸送手段を問い合わせました。
残念ながら輸送費の高い航空便しかないということで、
私の買い占め計画は水泡に帰したのですが、
大きな荷物になりながらも
購入して持って帰ったもののうち、
今日本での公開中の映画「ロードオブザリング」の
モノポリーを、
4月11日開催の
「日本モノポリー協会会長杯モノポリー大会」の
賞品にしたいと思います。
駒が非常に精巧にできていまして、
ロードオブザリングファンでも
十分満足していただけるはずです。
(大会申込はこちら

2004-04-08-THU

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