モノポリーエッセイ

世界選手権2004日本大会報告
〜第18回:表彰、終りは始まり。〜


こんにちは。
モノポリー世界選手権の模様をお伝えするレポートも
とうとう最後となりました。
長い間のお付き合い、ありがとうございました。
あとちょっとだけお付き合いください。

この文面の進行上の時刻は
2004年10月9日午後4時27分。
なんと決勝開始から90分たっていません。
前回の世界選手権の決勝が
3時間を超える長丁場であったことと対照的です。
このとき窓の外は台風22号の直撃で暴風雨でしたが、
会場内も負けないくらいの祝福の嵐でした。
紙ふぶきの中、優勝したアントニオ選手と通訳の左崎さんが
歓喜のポーズをとっています。


紙ふぶき舞う中、
アントニオ選手の会心の笑み。



賞金$15,150の小切手。
一見中途半端な数字だが、
市販のモノポリーに入っている実際の紙幣の合計と
同じ額で、モノポリー界的には意味ある数字



スペインサポーター一同。
左から二人目は通訳の左崎さん。
かなりモノポリーができる方で
新世界チャンピオンには頼もしかったはず。



世界中のメディアから質問責めにあう新チャンピオン。


サインも新チャンピオンの仕事


新旧世界チャンピオンが真剣に相談ごと。
新チャンプ
「君にしか聞けないことがあるんだけど、いいかな?
 まず賞金はいつ現金で受け取れるの?」
前チャンプ
「OK!何でも聞いてよ。
 先輩として世界チャンピオンになった後のことを
 全部教えるよ!」


そんな新チャンピオンに対して、
早くも挑戦状を叩きつけた「ツワモノ」がいます。
「4年後は俺がお前を倒す」
こんな意味の台詞を言った
日本人ギャラリーがいるとかいないとか。
ちなみにアントニオ選手はにやりと笑って
「あなたの顔は覚えておきましょう」と答えたそうです。

このツワモノではないですが、
今このレポートを読んでいるあなたにも、
世界チャンピオンになれる可能性は十分にあります。
そのためには、
まず日本チャンピオンになる必要があります。
それには日本選手権全国大会
(モノポリー日本一を決定するための大会で、
 毎年開催されています。
 詳しくはエッセイページなどでご覧ください)
で優勝することです。
したがって、まずは日本選手権全国大会に出場できるように
がんばることから始まります。

もちろん、歴代世界チャンピオンである
百田選手や岡田選手、
今回の日本代表の植田選手も登場するでしょう。
特に岡田選手は、世界大会終了後のインタビューで
「最後に一言」と言われた際に、
はっきりと、“I shall return.”と宣言しており、
当然世界チャンピオン奪還をかけて
次回も出場を狙ってくるはずです。
そのほかにも、
「2008年の世界チャンピオンはこの私」と宣言する
新世代の頼もしいモノポリープレイヤーたちが
次々と名乗りを上げつつあるところです。


次回への豊富を語る
岡田「前」世界チャンピオン。



日本代表の植田さんもメディアにひっぱりだこ。
ちなみに植田さんがもっているものは
選手全員にプレゼントされた世界選手権参加証明証。



悲願の日本開催を語る糸井会長。
でも会長のご期待に成績で応えられず
本当にすみません。


あなたもこのメンバーたちの一員として、
ともに世界を目指してがんばりませんか?
関東圏に足が届かない場所の方でも大丈夫。
年間を通じて、北海道から九州まで、
広く各地で大会が行われており、
日本選手権全国大会への
「出場権付」という場合もあります。
いずれも初心者にルールを教えるところから
始まる前日イベントなどの対応を考えており、
誰でも気軽に参加できるような大会となるはずです。

次はいよいよ、あなたが主役となる番です。
次回はぜひあなたの名前を高らかに宣言させてください。
お待ちしております。


ダブルフラッグで互いの健闘をたたえる、
岡田前世界チャンピオンと植田日本代表。



ミスターモノポリーを囲んで、
日本サポーター大終結。
日本サポーターは世界一のホスピタリティで
大会を盛り上げてくれてありがとうございました。
ミスターモノポリーも
日本を気に入ってくれたようで、
この集合写真を
自身のデジカメで撮ってもらったほど。

2005-12-27-TUE

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