2007年度モノポリー日本選手権
全国大会結果報告(その11)
こんにちは。
現在、昨年行われましたモノポリー日本一を決める、
モノポリー日本選手権全国大会。
何度かに分けて報告させていただだいております。
そのご報告前に、皆様にお願いがございます。
何度も告知させていただいてもらい申しわけありませんが、
日本モノポリー協会では、
世界中の著名都市を掲載する「モノポリー全世界版」に
ぜひ「東京」を当選させようと、
まさに選挙運動の真っ最中です。
ホンモノの選挙も最後の3日間が
勝負の分かれ目といわれます。
モノポリーの投票も29日9時まで、
あとちょうど3日間となりました。
「東京」は当選ラインである
20位ギリギリの勝負となっています。
協会的には、ここで「東京」が当選できないようでは、
2016年のオリンピックも難しい!?くらい、
世界ナンバー1ゲームのモノポリーで、
「東京」が掲載されるかどうかは、
「東京」のプレゼンスに影響するものと思っております。
以下のバナーのリンク先から
簡単にネット投票できますので、
皆様のご協力、何卒よろしくお願いいたします。
(c) 1935, 2007 Hasbro. All rights reserved.
さて記事の中では、
予選の最後のゲームとなる3回戦が進行中。
残された選手たちにとって、
日本一の栄誉を授かるためには、
この3回戦でのモノポリー勝ちが必須となります。
その1番卓。
開始直後から動きがありました。
長崎さんがダークブルーを経営します。
すると他のプレーヤーが続々止まり、
レンタル料を大量に稼ぎましたので、
ダークブルーはあっという間にホテルまで成長します。
このゲームは「2000ドルが乱れ飛ぶ」世界となりました。
他の選手たちも何とか対抗馬を育てようとして
イエローなどを揃えて
家をカツカツで建て始めはしたのですが、
それ以上に全員がダークブルーに止まりすぎてしまい、
さすがに何もできずに終了。
*ダークブルー
モノポリーで最も高い価格の土地ですが、
(他のプレーヤーが止まった際に支払う
レンタル料も最も高いです)
多くのカラーグループが3つの土地で構成されるのに、
ダークブルーは2つの土地だけですので、
他のプレーヤーが止まりにくいのです。
高額レンタル料と確率の低さから、
ダークブルーは「一発勝負」の場所として知られ、
しばしばドラマティックな展開をもたらします。
なお2000ドルはモノポリーで最も高い支払いです。
長崎さんは今日になってから絶好調の2連勝です。
これで合計240ポイントとなり、
残りのメンバーの中で
最高得点に達することが確定したために、
決勝進出を決めました。
「2年に1回、調子のいい時がある。今がまさにその時だ」
過去に2度、日本選手権の決勝卓で
「準優勝」ともいうべき終わり方をしている長崎さんは、
まさに今度こそ「3度目の正直」と気合を入れつつ、
岡田さん白井さんたちのいるほうを見据えながら、
こう語ってくれました。
(真ん中右、ダークブルーの脅威をみせつけた長崎さん。
盤面上の中央奥には、
ダークブルーに赤いホテルが建っているのがわかる。
ここに止まると2000ドルの支払い!)
さあ決勝進出も3人目までが決まりました。
残りは2枠です。
いったい誰が出てくるのでしょうか。
(原文:1999年モノポリー日本チャンピオン 宮野徹
監修:日本モノポリー協会専務理事・
2000年モノポリー世界チャンピオン 岡田豊)
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