モノポリーエッセイ

第17回モノポリー名人戦結果報告


今回は、9月20日敬老の日に行われました
「第17回モノポリー名人戦」の模様をご報告いたします。
筆者は世界選手権以後の取材やイベント企画で
異常なほど忙しく、
9月のイベントの報告が遅れましたことを
心よりお詫び申し上げます。

10月に行われた世界選手権は
日本勢にとって残念な結果でありましたが、
日本でのモノポリーの注目度は
確実にあがっているようです。
世界選手権関連の様子は、
TVだけでも
日本テレビ系「ザ情報ツウ」、TBS系「ウオッチ」、
TV東京系「ワールドビジネスサテライト」などなどで、
その他では、新聞、ラジオ、ネットなど
各種メディアで取り上げていただいております。
またこの記事が掲載される頃には
既に放映後となっておりますが、
テレビ朝日「トリセツ」という番組は
30分間モノポリーオンリー。
日本有数の実力者が実際に1ゲーム行い、放映しました。
これほど長くモノポリーが取り上げられるのは、
糸井会長が実際にゲームされたものを
3週にわたって放映した
伝説のTV番組「モノポリー名人戦」以来かもしれません。
せっかく上昇しました注目度に恥じないよう、
協会はいろいろ努力していきますので、
よろしく御願いします。


さて名人戦に戻ります。
前日19日に行われました
世界選手権日本代表決定戦の熱気のせいか、
参加者が104名とついに大台突破となりました。
ほぼにちをみてこられた初めての方も少なくなく、
本当にありがとうございます。

この名人戦は他の大会でも一般的な個人戦だけではなく、
3人1組となって3人の合計成績を競う団体戦もあるのが
特徴です。

その団体戦の注目はなんといっても
間近に迫った世界選手権代表2名を擁する
「横浜ゲームクラブ第二」。
日本代表になったばかりの植田さんが
大会冒頭の御礼の中で、
「世界チャンピオンの岡田さんや日本代表の私が
 在籍している横浜ゲーム第二チームを打倒して、
 われこそが真の世界代表と名乗りでてください」
のような趣旨の話をされましたが、
結果は世界代表の勢いが勝り、
横浜ゲームクラブ第二が優勝しました。
第二位のチームとの差はおそらく過去最高で、
ダントツの成績です。
またこのチームは99年から参加しており、
99年、2002年についで今回で三回目の優勝となります。
これは最多となります。
しかも6年で三度の優勝はすごい!

このチームに在籍する3人は
97、98年頃に初めて大会に参加した、いわば「同期」。
過去3回の優勝も同じメンバーです。
「最初はそんなに強くなかった三人ですが、
 短期間で世界チャンピオン、
 世界選手権代表を輩出するまでになりました。
 皆さんも世界チャンピオン、日本チャンピオンが
 そんなに遠くないかもしれません」
先日開催された世界選手権日本開催記念大会で
植田さんがこのようにコメントされたのですが、
この記事を見られている皆様も
世界チャンピオンを目指してください!

また、初代名人に糸井会長を輩出する伝統の個人戦の方も
世界選手権関連の方々の争いとなりました。
優勝が決まる決勝卓には
世界チャンピオンの岡田さん、日本代表の植田さんのほか、
過去の日本チャンピオン2名もおり、
かなりの重量級のメンバーとなりました。

ゲームは世界チャンピオンの岡田さんと
2001年日本チャンピオンで前日植田さんに敗れて
惜しくも日本代表を逃した井元さんの
息詰まる一騎打ちとなりました。
前年に引き続き、決勝の模様は
大盤にて解説されたのですが、
「見学者からお金をとってもいいほど、
 見ごたえのあるゲーム」(とある見学者談)
となり大盤解説を見学されていた方々にとって
よかったかもしれません。

最終的には世界代表を逃したウサを晴らすかのごとく、
井元さんの勝利!
ご本人は
「この強さが前日発揮できていれば」とお嘆きでしたが、
来年の日本選手権全国大会へ招待されることに決まり、
「4年後に向けて」好発進ではないでしょうか。

一方、世界代表組ですが、
競り負けた世界チャンピオン岡田さん、
決勝では見所なく敗退した日本代表植田さんともども、
団体戦優勝が運気のピークだった!?
そのあたりから世界選手権へ
暗雲が忍び寄っていたのかもしれません。


第17回名人戦成績発表


〜団体戦成績〜
順位 チーム名

1.  横浜ゲームクラブ第2
   (岡本達雄、植田幹浩、岡田豊)
2.  にわか彩の国モノポリークラブ
3.  日本カタン協会クラシック
4.  チームてきとう
5.  日大モノポリー三河島研究会
6.  横浜ゲームクラブ第3
7.  チーム松本
8.  横浜モノポリークラブ第2
9.  横浜ゲームクラブ第1
10. GANJA
11. 横浜モノポリークラブ一番隊
12. いまいち隊
13. 駒沢レッド
14. 群馬JAGA
15. 調布モノポリークラブチームβ
16. ダイショウズ喜び組
17. なんちゃってなにわのあきんど
18. ダイショウズ満足組
19. ベイサイドモノポリークラブ本隊
20. 日大モノポリーGブラザーズ
21. 島ノ関モノポリークラブ
22. 駒沢イエロー
23. 文学
24. ニッポニアニッポン
25. 筑波モノポリークラブ
26. 農工大Bチーム
27. 日大モノポリー&大宮モノポリー
28. ホイチョイ
29. 大阪神奈川連合
30. 調布モノポリークラブチームα
31. ヴレファリダ¥980
32. 博多らーめんズ
33. 農工大Aチーム
34. 禁煙

〜個人戦成績〜
順位 名前(敬称略)

1.  井元哲也
2.  岡田豊
3.  柴田勇誠
4. 宮野徹
5.  大湊亮
6.  植田幹浩
7.  石川隆紀
8.  岩淵弘太郎
9. 佐藤英一
10. 山本尚意
11. 田中瑞穂
12. 秋山純
13. 表寺修
14. 岡本達雄
15. 澤田太郎
16. 山_泰幸
17. 大久保良一
18. 森雅之
19. 中井昌
20. 石黒征明
21. 神宮弘
22. 今井清嗣
23. 青木裕介
24. 山下修
25. 関場智彦
26. 小林哲郎
27. 上田稔
28. 須田真太郎
29. 芝田隆幸
30. 橋本信善
31. 渡辺書成
32. 藤井則孝
33. 野呂夏雄
34. 木村浩之
35. 田口寛
36. 秋山誠
37. 高橋幸運
38. 吉井敬子
39. 中野大輔
40. 石井方宏
41. 鈴木雅文
42. 塩谷真弓
43. 鈴木克郎
44. 原一道
45. 関根智久
46. 金谷衛
47. 吉瀬隆
48. 蓼沼洋造
49. 井上顕治
50. 倉持健二
51. 小林厚史
52. 鈴木まこと
53. 山本昌穂
54. 菅谷武尊
55. 吉田幸正
56. 橋口高明
57. 佐藤隆
58. 吉田初彦
59. 久富誠司
60. 藤井雅文
61. 妹尾真一
62. 西本篤司
63. 福田覚
64. 関根健真
65. 伊藤崇
66. 橋本和明
67. 菱戸信一
68. 有澤達也
69. 山添雅己
70. 加藤篤史
71. 井上聖那
72. 百田郁夫
73. 篠塚博文
74. 馬場康夫
75. 大木勝裕
76. 菅崇文
77. 北島秀樹
78. 四十物明郎
79. 北川泰輔
80. 神教仁
81. 船越将
82. 篠塚万里子
83. 鴫原昌三
84. 細川孝之
85. 吉田晴彦
86. 倉原恵美
87. 宮本淳一
88. 上原晃太
89. 鈴木和人
90. 牧秀典
91. 保坂範行
92. 井上かのこ
93. 松島千尋
94. 佐々木健太
95. 荻山修司
96. 道端勇
97. 川上康晴
98. 高橋ひろみ
99. 伊藤進也
100. 山下翔
101. 福田諭史
102. 八木正樹
103. 辻本卓
104. 岡本清

2004-11-14-SUN

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