モノポリーエッセイ |
「世界選手権日本開催記念 六本木ヒルズ杯モノポリー大会」 (協力:アカデミーヒルズ)の結果報告 (その3) 今回がこの報告の最終回です。 決勝戦に進んだのは、 野呂夏雄さん(62ポイント) 遠山由美さん(59ポイント) 鈴木克郎さん(58ポイント) 小沼啓文さん(56ポイント) の4名です。 野呂さん、鈴木さん、小沼さんは、 いわゆる大会常連の方です。 遠山由美さんは、 今年の日本モノポリー協会会長杯で、 小学4年生にして決勝戦に進出した 遠山きなりちゃんのお母さんで、 2月のディズニー記念大会以来 ご家族で何度かモノポリーの大会にお見えの方です。 決勝進出という結果には ご本人がいちばん驚いておられたようでした。 きなりちゃんやご主人はもちろん、 観戦者の大半が遠山さんを応援する気持ちになったのは 言うまでもありません。(笑) そして、観戦者のために、 決勝卓のボードが100インチスクリーンに 大映しになります。 これならゲームの展開もよく見えます。 さらに、岡田豊さんと植田幹浩さんという 豪華コンビによる実況解説。 決勝戦が始まる前に 会場を後にされた参加者の方もいらっしゃったようですが、 もったいなかったですね。 これは見る価値ありましたよ。(笑) この会場に来られなかった方のためには、 決勝戦の様子を インターネットでの実況中継も行われました。 静止画像をリアルタイムで次々と表示し、 チャットのように文字で様子をお伝えするものです。 このインターネット実況中継は 日本代表決定戦、世界選手権決勝戦に続いて 3回目の試みです。 会場にこられない方にも モノポリーのおもしろさをお伝えするために、 日本モノポリー協会では これからも機会があればやっていきたいと考えています。 インターネットの実況中継を見られた方は、 日本モノポリー協会宛てメールなどで、 あるいは日本モノポリー協会関係者に直接、 「見たよ」のひとことでもいただけると、 とても励みになり、ありがたいです。 さて、肝心の決勝戦のゲーム。 序盤は、全員が権利書をたくさん買える展開です。 盤上を2〜3周したあたりで、 野呂さんと遠山さんの交渉で、 まず遠山さんがグリーン(Gr)を揃えます。 続いて野呂さんと小沼さんの交渉で、 野呂さんはレッド(Re)、 小沼さんがダークパープル(DP)を揃えます。 遠山さんと野呂さんは、 経営が成功すればその1色でも勝ちきれる体勢、 小沼さんと鈴木さんは この二人を追いかけてチャンスをうかがう形です。 遠山さん野呂さんは、 全力を振り絞って一気に勝負をかける手も あったかもしれませんが、 両者とも慎重に経営を始めます。 でも両者にとって幸いなことに、 後追い組はなかなかチャンスをつかみきれません。 そうこうするうちに、 野呂さんのReが9軒、 遠山さんのGrが8軒と成長してきました。 お互いに一撃で相手に大ダメージを与えられる布陣です。 鈴木さんも交通機関とライトブルー(LB)を揃え、 徐々に追撃体勢を整えていきますが、 ゲームをひっくり返すにはややパンチ力不足が否めません。 小沼さんはDPがあまり繁盛しないまま、あえなく破産。 その後、遠山さんと鈴木さんが 相次いで野呂さんのRe3軒につかまって 大勢が決しました。 野呂さんが毎周Grを踏まずに抜けていったのが 遠山さんには相当痛かったです。 ほどなくしてタイムアップ。 野呂さんが勝ちました。 この決勝戦のインターネット中継のログは こちらにありますので、 興味のある方は覗いてみてください。 野呂さんは、今年2月に開催された 「ディズニーモノポリー記念ヒルトン東京ベイカップ」 に続いての優勝です。 六本木ヒルズ杯の優勝盾と、 2005年度モノポリー日本選手権全国大会出場権を 手にされました。 「ヒルトン東京ベイカップ」と 今回の「六本木ヒルズ杯」は、 ・かわいらしいデザインの新バージョンのボードを使用 ・有名な建物の豪華な会場での開催 ・4人テーブル主体のゲーム といった共通点があります。 この条件が揃えば野呂さんが強い、といううわさが まことしやかにささやかれているようです。 本当に野呂さんがこれに強いかどうかは置いといて(笑) こんな大会、またやりたいですね。 最後に、この大会の開催にあたりましてご協力を賜りました 森ビル(株)アカデミーヒルズフォーラム事務局様、 六本木ヒルズバージョンのモノポリーボードを ご提供いただきました (株)トミーダイレクト様には この場を借りまして、厚くお礼申し上げます。 大会の詳細結果は以下のとおりです。 − 記 − 優勝 野呂夏雄 62 ポイント 準優勝 遠山由美 59 ポイント 準優勝 鈴木克郎 58 ポイント 準優勝 小沼啓文 56 ポイント (以上決勝戦進出) 5 関場智彦 53 ポイント 5 河野真一郎 53 ポイント 7 鴫原昌三 50 ポイント 7 藤原光照 50 ポイント 9 小林哲郎 46 ポイント 10 _原哲也 44 ポイント 10 宮野徹 44 ポイント 12 柴田勇誠 42 ポイント 13 牛澤真理子 40 ポイント 13 佐藤雄治 40 ポイント 15 山本昌穂 39 ポイント 16 表寺修 38 ポイント 17 大木勝裕 34 ポイント 17 山下翔 34 ポイント 19 菅崇文 33 ポイント 20 石田拳也 31 ポイント 21 大橋美夏 29 ポイント 22 井上かのこ 28 ポイント 22 渡辺書成 28 ポイント 22 辻本卓 28 ポイント 22 藤井雅文 28 ポイント 22 千葉恒久 28 ポイント 22 有澤達也 28 ポイント 22 遠山正道 28 ポイント 22 山添雅巳 28 ポイント 22 佐藤隆 28 ポイント 22 中野大輔 28 ポイント 22 水野俊昭 28 ポイント 22 保坂範行 28 ポイント 34 笹田義之 28 ポイント 35 中村匠 25 ポイント 35 金谷衛 25 ポイント 37 八木正樹 24 ポイント 38 川島蹴太 22 ポイント 38 植田幹浩 22 ポイント 38 熊谷直樹 22 ポイント 38 高橋幸運 22 ポイント 42 鈴木雅文 20 ポイント 43 塚原直人 19 ポイント 44 佐藤善起 15 ポイント 44 湯田浩輔 15 ポイント 44 二村哲也 15 ポイント 47 石井方宏 14 ポイント 47 西巻悠 14 ポイント 47 入戸野太 14 ポイント 50 岡田要 12 ポイント 50 福田覚 12 ポイント 52 藤井則孝 11 ポイント 53 日高聖子 10 ポイント 53 佐藤千瑛 10 ポイント 55 野村昌也 6 ポイント 55 遠山きなり 6 ポイント 57 関根健真 5 ポイント 58 佐藤英一 3 ポイント 58 左_ジェイソン 3 ポイント 60 石川隆紀 0 ポイント 60 田中瑞穂 0 ポイント 60 石田享 0 ポイント 60 石橋潤一 0 ポイント 60 油科康高 0 ポイント 60 岡田豊 0 ポイント 60 井上聖那 0 ポイント 60 神教仁 0 ポイント 60 百田郁夫 0 ポイント (敬称略。ポイントは予選3ゲームのポイント。) |
2004-12-03-FRI
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