イベント開催のお知らせ。


モノポリーにおける「音」に注目してみませんか
〜モノポリーナイト(9/22)のご案内〜


こんにちは。
冷たいドリンクでもいただきながら
まったりモノポリーを遊ぶイベント
「モノポリーナイト」が9月22日(土)に
日本橋三越本店のはじまりのカフェで開催されます


まず、大事なご報告を。
初代世界チャンピオンのLee Bayrdが永眠されました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
1973年に初めて開催された世界選手権で戴冠された後、
主要なモノポリーイベントには積極的に顔を出され、
まさにモノポリーアンバサダーの鏡のような存在でした。
Lee Bayrdの思い出を記す追悼記事は
またの機会に掲載したいと思います。


▲左:百田@1988年世界チャンピオン
 中:Lee Bayrd@1973年世界チャンピオン
 右:私こと岡田@2000年世界チャンピオン
 2010年横浜大桟橋にて発売されたばかりの横浜版モノポリーを囲んで。
 Lee Bayrdは日本との関係も深く、2010年には来日して、
 横浜で開催されたモノポリー日本一決定戦に出場してくれました。
 3人の世界チャンピオンがそれぞれ金メダルやトロフィーをもっている、
 非常に珍しいシーンです。


さて、8月掲載の記事で
この夏全国区になった金足農業高校の試合を甲子園で見た、
とご報告したところ、予想外にもいろんな反響をいただき、
本当にありがとうございました。
それにこたえて続編を記します。

私は秋田県モノポリーとのゆかりで
秋田県代表の金足農業高校を見に行ったわけですが、
長年甲子園球場近くに住んでいた高校野球フリークでして、
秋田県の高校に注目するもう一つの理由があります。
金足農業高校に限らず秋田県の高校野球の応援ソングが
非常にオリジナリティあふれているからです。


高校野球の応援ソングに注目される方は結構いて、
ネットでも多くの人が取り上げています。
どの応援ソングがどの学校で採用されているか、
など詳細な情報を把握されている方が多くて驚きます。

特に近年注目を浴びたのが沖縄発祥のダイナミック琉球
応援ソングは全員で歌い始めるイメージですが、
このダイナミック琉球は、
実は歌いだしが長いソロパートです。
たった一人のアカペラの独唱から始まり、
それが終わると一気に全員での合唱が始まるという、
局名通りダイナミックかつ
これまでの応援ソングにない特徴で、
非常に注目を集めています。

一方、金足農業でまず注目されたのはGフレア
これは、元は読売ジャイアンツの応援ソングですが、
金足農業のアレンジの方がいいという声が多数。
元祖よりも強弱がはっきりしていて、
聞いている方も思わず一緒に応援したくなるノリが
あります。
金足農業が甲子園でたくさんの応援を集めたのは、
戦いぶりに加え、このGフレアもあったと思います。

さらに、金足農業に限らず、
秋田県のご当地応戦ソングといえばタイガーラグです。
秋田県の高校野球シーンでは欠かせないもので、
各校、工夫を凝らしてアレンジを変えており、
微妙に違うのも非常に良いと思います。
秋田県の地方大会にいって
各校のタイガーラグを聴き比べしたい気分になりますね。

金足農業のタイガーラグは早いテンポが特徴で、
応援団が楽しそうに応援している様子が話題です。
見ている方も思わず一緒に踊りたくなります。

しかし、同じタイガーラグでも秋田の他の高校は違います。
私のおすすめは秋田商業ですね。
タイガーラグは100年以上前に発表されたジャズで、
応援ソングはそれをアレンジしているのですが、
秋田で最初に応援ソングに取り入れたらしい秋田商業は
原曲に近く、ジャズ調が色濃く残っていて、
ゆったりした優雅な応援ソングに仕上がっており、
思わず聞きほれてしまうはずです。

そして、私が見に行った準々決勝の第四試合は、
金足農業の対戦相手が滋賀県の近江高校というのが
素晴らしい。
近江高校はオリジナリティを毎年のように追及されるのが
特徴です。
秋田県のタイガーラグのように長年歌い継がれるのも
素晴らしいのですが。
毎年のように新たなイノベーションを加える努力には
尊敬の念しかありません。

近江高校でおすすめはファイアーボール
初めて聞いた時、ラップ調のノリノリと、
以下の特徴ある掛け声が
長らく耳に焼き付いてしまったくらいです。
「今日の主役はどこですか? 近江高校
チャンスを掴むのはどこですか? 近江高校
勝負に勝つのはどこですか? 近江高校
優勝するのはどこですか? 近江高校」

応援している様子も一言でいえば「かっこいい」。
金足農業側のライト側外野スタンドからでは、
三塁アルプスの近江高校の応援団を
真正面に見る感じになり、
ファイアーボールの一体感あふれる応援には
思わず注目せざるをえなかったですね。

両校の応援ソングの聞き比べができた、
ということからもあの試合はまさに神試合でした。

興味をもたれた方にはここで上がった応援ソングは
Youtubeなどでぜひ一度聞いていただきたいものです。

私どもが手掛けるご当地版モノポリーでも
ご当地の「音」には注目しています!


 
▲左:大阪環状線版モノポリーの「発車メロディ」。
 環状線には個性あふれる発車メロディが一杯あります。
 私は京橋駅の通称「大阪うまいもんのうた」が好きです。
 右:會津版モノポリーの「からむし織のはた音」。
 會津昭和村の特産品「からむし織」の機織りの音です。
 「日本の音風景100選」に選ばれています!


ぜひ、9月22日のモノポリーナイトで遊ばれる際は
「ご当地の音」にも注目してくださいね、
一度もモノポリーを遊んだことがない方でも、
ベテランプレーヤーと遊びながら、
ルールもテクニックも学べます!
9月23日(日)のモノポリー日本選手権関東地区大会に
向けて、前日のモノポリーナイトで練習してみては
いかがですか。


また、9月29日(土)、30日(日)は
東急ハンズ新宿店で「ご当地版モノポリー祭り」と称して、
ご当地版の販売を兼ねたイベントを開催します。

大阪版モノポリー、大河版モノポリー、
そしてご当地の音のマスがある會津版モノポリーは
全て一般販売の終わったレアアイテムですが、
今回は特別に販売します!
ぜひ体験だけでも来てくださいね。

モノポリーナイト、
モノポリー日本選手権関東地区大会
ご当地版モノポリー祭りの3つのイベントの詳細情報は
以下をご参照ください。

-----------------------------

<モノポリーナイト(東京)>

日時:9月22日(土)16時30分〜19時00分
   *いつもより遅く始まります!


場所:日本橋三越本店 本館7階
   Hajimarino cafe(はじまりのカフェ)

   JR東京駅から徒歩15分くらい
   地下鉄日本橋駅、三越前駅直結

参加費:2160円(ソフトドリンク1杯付きです)
    ・初参加者の方は半額の1080円!
     かつ、會津版モノポリーをご家族に一つ、プレゼント!
    ・高校生以下の方の参加費は、初参加者でなくても無料!
    ・モノポリー講習会(東京・大森)に参加される方は無料!


--------------------------
○「モノポリーライト・ナイト」は毎月1回程度、
 東京圏で開催する予定です。

(文章:日本モノポリー協会専務理事・
    2000年モノポリー世界チャンピオン 岡田豊)

2018-09-20-THU

BACK
戻る