ニュースのご近所。
あの出来事、近くで見るとこんな感じ。

第67回 漢字・ネバーエンディングストーリー。


みなさん、こんにちは!

外国でみかけたおもしろいTシャツや
「え・・・それがあなたの信条?」という入れ墨などを
このコーナーでは、ちょくちょくご紹介していますが、
特集するたびにメールがドサッと新しく届きまして、
はてしない物語みたいになってきています……。

好評なのはうれしいので、今日も特集しちゃいますよ。
今回は、たっぷりおとどけいたします。さっそくどうぞ!







・久しぶりに漢字プリントTシャツの
 話題で盛り上がっていたので、私も入れてください。
 ベルギーでの話です。
 うちのダンナの会社に、
 大きく漢字一文字がプリントされたT-シャツを
 着てきた人が先日いたそうです。
 みんなになんて書いてあるのか聞かれても、
 彼はわからず、同僚にうちの
 だんなのところまで連れてこられて、
 「なんて書いてあるのかわかりますか」
 と質問したそうです。
 うちのダンナ(ベルギー人)は
 ひらがなとカタカナは読めても、
 漢字が四画以上のものになるとイマイチなので、
 紙にその漢字を写し書きして、
 私に聞くと約束してきました。
 家に帰ってきて、私に見せたその紙には大きく
 「性」
 と書いてあり、私が
 「これってセックスのことだよー」というと、
 うちのダンナはのけぞって笑い転げていました。
 翌日そのことを伝えると、
 大喜びだったそうです。(何が嬉しいんだろう)
 今うちのダンナのセールスチームは
 シンボルカラーが黄色だということで、
 「黄色いギャング」と書いたTシャツを
 みんなで着ています。
 (れいまみ)



・ヨーロッパの漢字グッズ、
 わたしもすごいの見ちゃいました。
 あれは今年の六月。
 そのとき私はパリに住んでいました。
 某友人と二人、リヨン駅を歩いていたときのことです。
 メトロを待つ人たちの中に、漢字グッズの気配が!
 ブツはT−シャツでした。
 黒字に、白抜き文字の縦書きで
 めいっぱい書かれていたのは、
 「変態女組」
 という四文字・・・

 日頃からとんちきな漢字グッズには
 見慣れていたはずのわたしたちでしたが、その時は、
 「あの人の良さそうなおねーさんに、
  言葉の意味を教えるべきじゃないのか?」
 とまじめに悩み、しばらくあとをつけてしまいました。
 (言えなかったけど。)
 おねーさん、まだあれ着ているのかなあ・・・
 (桃) 



・海外で漢字のタトゥーを彫っているひと、
 けっこういますが、
 うさんくさい漢字もたくさんありますよね。
 ある民宿で出会った女の子(アルゼンチン出身)は
 二十歳の記念に自分の誕生季節である
 「夏」と彫ってもらったそうです。
 わたしにそれを見せてくれたのですが、
 「春」と彫られていました。

 どうしようかと思いましたが、
 指摘しちゃいました。
 あとで反省しました……だって彼女は
 ホントにショックを受けたようなので。
 (匿名希望)



・ロンドンでみかけた不思議なタトゥーを3つ。
 今若い女性はおしりが半分見えそうな
 ヒップハンガージーンズをはいていますが、
 その女性は丁度尾てい骨の所に「女」といれてました。
 ま、たしかにそうだ。
 そして若い男の人が上腕のところに
 「台所」といれてました……どうして?

 そしてもう一人これも若い男の人の入れ墨で、
 「集合」ってのが……「どこに?」不思議です。
 (MC)



・思い出しました、バイクと日本語。
 イタリア旅行中、日本人の私を見て
 「こっちに来て見てくれよ!」
 と手招きするイタリア青年。
 近寄って、彼のご自慢らしいバイクを見たら
 大きくカタカナで・・。
 「ホンゾ!」
 え?何?ホンゾって??
 ・・・あ!・・・もしや・・・・
 兄ちゃんおしいっ!ちょっと棒が足らんっ!
 ホンダとは読めんっ。

 で、同じ日バスの中から街行くバイクに
 またまたカタカナ文字を発見!
 「ススキ!」
 バスの中で腰が砕けそうになりました・・。

 おしい・・・あと点々が2つ・・・。
 バイクが風にたなびきそう・・・。
 これ本当に本当の話です。
 別の日に、リュックにナイキのマークと
 「Just do it」
 をマジックで書いた小学生も発見。

 さすが芸術の国、まず自分で書く!
 イタリア大好き!
 (デルベッキョ)
 


・アメリカは漢字ブーム。
 アルファベットばかりの生活に、
 突如として漢字が現れるので、
 度々わたしたち日本人やアジア人を驚かせます。
 まず入れ墨。
 首筋・足首・腕などに、
 一文字入れるのが流行っている様子。
 最近見たのは、首筋に
 「力」と入れている引越し業者さん。
 職業と合っていますね。
 あとちょっと不良風の女の子の足首に「強女」。
 「Strong woman」かー。
 んー、こんな言葉あるかいな、と思いつつ、
 言いたい事はわかる。
 Tシャツで多いのは、「愛」。
 でも先日「魚」と書いたTシャツを
 得意げに着ているお兄さんを発見……漁師?
 そして極めつけは、片隅に大きな字で
 「鍋物」と縦に書いてある
 アロハシャツを着ている人。

 やられました。
 冬を連想させる鍋物に、
 真夏のアロハシャツというアンマッチ加減。
 狙っているとしか思えません・・・。
 ま、日本でよく売っている
 英語の羅列してあるTシャツなんかも、
 こっちの人から見れば、こんなものかな・・と。
 「知らない」って、すごいことですね。
 (スイマー)



・最近,話題の漢字Tシャツのことなんですが,
 中国で購入したTシャツのことを思い出しました。
 それはもう10年以上前のことですが,
 欧州人が売っていたと思われる漢字
 (この場合中国語)Tシャツがありました。

 何種類かあったのですが,私が持っていたのは,
 黒字に白い文字で,
 表に「私はバカです(注:中国語)」
 裏に「あなたもバカですか?(注:中国語)」
 と描かれたものでした。
 これを来て町を歩くと,
 たいてい数人の人に肩を叩かれ,
 「私はバカじゃありません!」
 と真剣に話し掛けられました。

 友人と数種類そろえて持っていましたが,
 他にどんなのがあったか忘れてしまいました。
 当時そのTシャツは,「雲南Tシャツ」として
 留学生の間ではちょっと有名でした。
 (けろろ)






とにかく、「ホンゾ」と「ススキ」がかわいい!
「just do it」の手書きってのもいいですね。
ほかには「変態女組」と「台所」「集合」がツボでした。

今日は漢字的世界の特集でした。
それでは、次回のこのコーナーでまたお会いしましょう。


さまざまな、日本国内や海外からの
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2002-10-05-SAT

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