参加して下さったみなさん
(おもにプレイ中のお顔を撮らせていただきました)
アニさん(スチャダラパー)「即ゲットだぜ」
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午後3時になると
「来ましたよ」
「どうもっ!」
「キューブ、キューブっ、キューブはどこ!?」と、
たくさんのお客様が「明るいビル」にやって来ました。
どこ、って、目の前にあるでしょ!
そう、ここはほぼ日編集部の一角、
いつもはお客様がいらっしゃるための
ミーティングスペースに、
今日は、29インチのプラズマディスプレイが5台、
どどーんと置かれています。
すでに画面には、デモが流れていて、
ちょっとしたゲーセンの雰囲気。
「やっていい? いい? お〜!」
挨拶もそこそこにゲームにかじりつき、
コントローラを握りしめたら最後、
いい大人が(すみません)、離れない〜〜!
しばらくは「オーッ!」「なんでなんで!」「すっごーい」
の連呼、という状況がくり広げられました。
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伊藤ガビンさん(編集者/ゲームデザイナー)「買いたい気持ちにさせるハードです。くわしい意見は ここにもフォローアップしていきますhttp://www.alt-r.com。
動物番長(シナリオ担当)もお楽しみに」
うーさん(ほぼ日)「あらゆるところで芸がこまかいです」
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まずは「大乱闘スマッシュブラザーズDX」の
コントローラをギュッと握りしめた6歳の原田空くん。
お父さんと対戦です。
原田さん
「息子といつも64でやっているんですけどね。
臨場感が違うんですよ。ジャンプもすごいし。
キャラクターにピーチ姫がいるんですね。
ピーチをキックするのは
ちょっと遠慮がちになっちゃうな(笑)」
空くん
「……(真剣な表情でゲームにくぎづけ)」
「スマッシュブラザーズ」には、ほかにもこんな意見が。
楠原さん
「4人で対戦できるんですね。
コントローラがほかのゲーム機と違うので、
慣れるまでちょっと時間がかかったかな。
でも、初期のテレビゲームにあった
懐しいテイストが復活しているところがあって、
とてもうれしい」
うーさん
「キャラクターの設定で、BGMが変わりますね。
ゼルダ・ミュージックは、
ゼルダファンにはたまりません」
「スマッシュブラザーズ」の対戦プレイは、
「ワー! キャー!」の連続で、ほんとうに楽しそう。
ゆーないとさんとそのプリチーな御学友も
3人で対戦してます。
発していた声は1ゲームで
「ワハハ!」
「ギャハハ!」
「なんでっ!」
「誰の?」
「かわいー」
以上5セリフのくり返しでした。
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加藤洋一さん(フリーIT技術者) 「きれいでしたよー。筐体がずいぶん小さいのに驚きました」
楠原美夏さん(プロデューサー) 「テレビゲームをマリオからスタートしましたから、なんだか嬉しい」
小杉夕紀子さん(大学職員) 「ルイージ、これは買いでしょう」
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「ルイージマンション」は、一度スタートさせると
なかなかその場所を離れられなくなるようす。
ずーっとルイージを操作し続けていたのは、
(つまり、いっちばん、ハマってたのは)
スチャラダパーのアニさんでした。
アニさん
「ライトどっち? あーちゃっちゃっちゃ。
あーだめだ、だめだ。うわぁー。
もうへとへとです(笑)。
新しいかんじがしますよ、とっても。
がんばるよ、おれ」
同じく「ルイージ」にはまり、
長時間プレイしたのは牧野さん。
牧野さん
「このゲームは、アクションでもあり、
宝探しでもある……。
操作の難しさに簡単に慣れることができないんだけど、
その難しさがコワさをあおるんです。
スポットライトなど、光の表現がすごいですね。
ほこりでだぶって映ったり、濃淡があったり。
冷気やオバケの透明感が、気持ちを盛り上げますねぇ」
八谷さん
「ルイージの腰の引け方がたまんないよね!」
粉川さん
「生理的な快感があって、単純におもしろいです。
ルイージをコントローラで動かすと、
姿勢なんかが変わりますが、
それだけでもう、気持ちいい。
そういうところを任天堂のゲームは
大切にしているんだと思います。それがよくわかった」
小杉さん
「掃除機で吸ったときのディテールの細かさが秀逸です。
テーブルクロスを吸いこんじゃったときとか、
ホコリの舞い上がりかたとか。
マリオ64をプレイしたときの、
新しいものにふれたあのドキドキ感、再来!
掃除機の操作が難しいので、
慣れるまでに時間がかかりそうかな」
砂田さん
「あらゆるディテールがきれいです。
壁も、単に " 壁 " じゃなくて、
使いこんだかんじになっている」
福嶋さん
「感触がすべてよかったです。
特に、掃除機の吸いこみ感が!」
なかには、こんな意見も。
ひょんさん
「僕、たぶんここにあるゲームのなかで
いちばん興味があるのはルイージなんです。
ちらっと見ただけでも、おもしろそうですね。
ここではやりません。やらないです。買うから(笑)」
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粉川一機さん(ウエブデザイナー) 「これからのソフトも楽しみですね」
しりあがり寿さん(漫画家)「キューブって四角いんだろうなあと思って来てみたら、ほんとに四角かったです」
砂田真友子さん(ウエブデザイナー) 「黄色いCスティックを使うのがおもしろい!」
永田ソフトさん(編集者) 「画にすごみがありますね」
高橋俊之さん(グラフィックデザイナー) 「スマブラに懐しい要素が。ピクミンはいままでにない印象です」
タナカカツキさん(漫画家) 「カバンみたいな持ち手がうしろについていますよねぇ……」
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ひとたびはじめると
ずーっと居座ってしまうソフトもあれば、
やり終えた人が次の人のプレイをも見入るせいで、
どんどん人口密度が増えていくソフトもありました。
それは「ピクミン」です。
八谷さん
「あきらかに異質なものってかんじです。
パソコンゲームに近いかも」
高橋さん
「なんて言ったらいいのかな。
" 集める" って感覚が今までになかったものですね」
森川さん
「ひっこ抜くのがすごく楽しい。
なんかもう、農業をやってるかんじ。
ピクミンたちの動きを思わず見守ってしまいます。
修学旅行の先生になったみたいだ。
おら、はぐれるなよ(ピピーッ)」
真鍋さん
「主人公の顔がこれだけわかりにくいゲームって
ないかもしれませんよ」
永田さん
「企業の研修にいいですね。リーダーシップ養成に。
これだけのネタでこれだけ戦略が練れる
ゲームってないよなぁ。
時間のシバリが絶妙」
ひょんさん
「ファンタジーだわ、これ。
こいつらを死なせてはいけないと、本気で思ってしまう」
ボーズさん
「パッとひいた画面になっても
小っこいものがちゃんと見えるっていうのは
この性能のよさからきているんですね。
この性能から感じられる " すごさ" がまず気持ちいい。
ピクミンを実際にやるまでは、
これはゲームっぽくないんじゃないか、
Tおもしろそうに見えるんだけど
ゲームになるとしんどいだけなんじゃないかUと
思っていたんです。
やってみたら、めちゃめちゃゲームっぽい。
やることの与えられかたがすげぇゲームっぽい。
ゲームっぽさが " 立ってる " 、
パッとわかるっていうのがすごいです。
何もやることがないようなかんじのゲームなのかな、
って思ってたらいきなり忙しいじゃないですか!
この一瞬でもう、ピクミンがかわいくなっちゃう。
もうはやくはやく集めてあげないとかわいそう(笑)。
そのくらいキャラが出てるのがすごいですね」
しりあがりさん
「剃り残しのヒゲを抜く気持ちよさです。
会社でひまな時間にヒゲ抜いて立てたりするでしょ。
え、立てない?
鼻毛もいいけど、
鼻毛よりヒゲのほうが気持ちいいです。
なんで、何のいいこともないのに(笑)、
この人たちは無償で働いてくれるんだろう。
このゲームはクリアしたくないですね。
クリアして故郷に帰りたくない。
ずーっと抜いて暮らしたい」
堀さん
「これまでのゲームでは、主人公が死んでも
またすぐリセットすればいいやと思っていましたが、
ピクミンたちに関しては、
それがすごく悪いことをしているような気分になりました。
不思議ですよね。ぜんぜん人間の形していないのに」
タナカさん
「ゲームをしていて、思わず自分の内面に
気がいってしまいました。
これ、ピクミンたちにこんなに協力してもらって、
ほんで最後にお別れでしょう、きっと。
悲しいですね」
伊藤さん
「宮本茂さんがついに" 新しい段階に入った"
って印象ですよこれは!
ここのところの宮本作品の
特にビッグタイトルであるゼルダとかには、
ボクはなーんか釈然としないものを感じてたんですよねえ。
ホントに作りたいもの作ってんのかなあ?
役割として作ってますか?
ていうか実は悩んでないですか? とか。
まあ、ボクの妄想なんですけど。
そういう意味ではこれは、宮本さんが楽しんで、
チカラ入れて作ってるのが
伝わってくるタイトルですよね。
ただ、このピクミンの楽しさは、
これまでちょっとマイナーだったゲームには
すでに『あった』楽しさも少なくない印象。
まあ、それをこれだけのクオリティで
出してくるところが、やっぱスゲエよ、と思いました。
これを小学生たちがプレイするのが、
ホント楽しみ。
ゲーム史に残るソフトになることは確実っすね」
デモ版は一日仕様だったので
「早く次がやりたい!」の声多数でした。
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原田 泉さん(プロデューサー) 「どうぶつの森+は、海の魚は海で釣れますよ」
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「ウェーブレース ブルーストーム」の前には、
いつも決まった人たちが陣取っていました。
スピード好きの快感マニアなのでしょうか!?
「うっひゃー」「気持ちいい」を連発しています。
うーさん
「このゲームの視点は、背後から追うカメラ。
波しぶきが画面につく。気持ちいいです。
ハンドルの遊びの部分や
旋回状態からまっすぐの姿勢に戻すときの操作など、
" 水の上のもの " であるということが
よく出てると思います」
堀さん
「かなりきれいですね。飛沫とか、表現がすごい」
タナカさん
「これ、きわめましたぜ(笑)。
キャラクターによってずいぶん運転の癖が違いますよ」
永田さん
「波のかんじがよく出ていますね。細かいし。
キャラクターも前作より増えています」
御子柴さん
「買いますよ、これは!」
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原田 空さん(コドモ) 「64のスマブラをいつもやってるよ。キューブのすごいよ」
八谷和彦さん(メディアアーティスト)
「フライトシュミレータのソフトもぜひ出してほしい!」
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さて、いちばん奥のブース「どうぶつの森+」に
長い時間座っていたのは、しりあがり寿さん。
どうぶつからの " おつかい " を
さっさとこなしていらっしゃるので、
64版でやり慣れているのかと思いきや。
しりあがりさん
「いいえ、はじめてやるんですよ。
いやあ、話しかけたら" 何かしろ "っていうもんで。
僕、けっこうおつかい頼まれるの好きなんですねぇ」
ボーズさん
「おっ、別荘がある。別荘ぽいね(笑)。
家具は集めたくなるんですが、便せんや壁紙は、ねぇ。
これが女の子のノリかぁって思うんですよ。
今までのゲームで、こんな女の子っぽいノリのものって
なかったんですよね。
あれ、これ何だ? 蚊かあ! ちっちぇー(笑)!
これはキューブのクオリティでないと出せないものだね。
(カッパの船頭さんの歌を見て)
このゲームは歌が好きですねぇ。
全体的に" 歌 "の雰囲気があるよね、このゲーム」
原田さん
「どうぶつの森は、64版で
息子のクラスメイトのお母さんたちが
交換日記みたいにして楽しんでいますよ。
キューブ版になって、
博物館はブラックボックスだったのが、
姿を表したんですね。
仕立て屋さんなども加わって、遊びかたが広がりますね」
ひととおりゲームをすると、
エリアのそここで自己紹介タイムがはじまりました。
ゲームのプレイ中は、横にどんな人が座っていたのか
意識していなかったようです。
久しぶりにトモダチに再開してる人もいれば
妙なところでつながりのあった方々のご対面もありました。
ほぼ日のシェフは、しりあがりさんの
小中学校の後輩であることが判明もしてましたね。
そうしてちょこっと話をしては、そして再びみなさんは、
ゲーム白熱の渦に入っていくのですが、
その合間をぬって、落ち着きを取り戻している方に
ニンテンドーゲームキューブ「本体」へのお気持ちを
伺ってみました。
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ひょんさん 「みんなでワイワイできる、任天堂らしさが感じられます」
福嶋真砂代さん(御近所のOLさん) 「キューブの色、かわいいですよ」
堀 智美さん(大学研究員) 「使いやすかった。やっぱりソフトありきですね」
ボーズさん(スチャダラパー) 「2台買え」
牧野 覚さん(ゲームデザイナー) 「冷気や透明感など、表現力がすごいです」
真鍋奈見江さん(アートディレクター/人形作家) 「ピクミンの葉っぱのなびきぐあいが……もう!」
まりおさん(イラストレーター) 「グラフィックきれいですね」
御子柴朝景さん(編集者) 「すべてを完クリしたい欲望がモリモリと!」
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アニさん
「コントローラがいいです。
コントローラの操作性はもともと、
任天堂のものはかなりよかったのですが、
それが64よりアップしています。
アングルを変えたりできる、
黄色のスティックがおもしろいですね。
これでサッカーゲームがしたいなあ。
本体も小ちゃくていい。
自宅のゲーム台にぜひ加えたいです。
ていうか、もう、予約しちゃったんですけど(笑)。
画像的には何の問題もないですね。
画像のすごさより先に
ゲームのおもしろさを味わっちゃうな」
ボーズさん
「キューブ、大きさがバッチリですね。
ちょうど今うちにあいているスペースに
ぴったりおさまる(笑)。
コントローラのLRボタンの
グリップ力にびっくりです」
永田さん
「読みこみ時間が少ないのがいいですね。
ディスクなのにロム感覚です。
画像にもすごみがあります。
ゲームのおもしろさが先に立っちゃうので、
冷静に見ると " ああ、すごいな " って思います。
ピクミンなんかは、
以前から任天堂のゲームに培われていたものが
伝わっている印象があります。
キューブになったことで、
ああいうソフトが作りやすくなったのではないでしょうか」
砂田さん
「こんなに長時間、ゲームをしているのに、
本体が熱くならないのにはびっくりしました。
ゲーム機が熱くなると、下にある床などが
心配になっちゃいますものね。
コードを刺す部分がシンプルですから、
はじめての人でも迷わないですね」
うーさん
「本体、小ちゃいですね。
コントローラはすんなり使えましたよ。
より多く使うボタンが大きくなっていますし。
やっている最中はゲームに集中してて
あまり意識しなかったことなんですけど(笑)」
加藤さん
「筐体が小さいですね。ずいぶん驚きました。
コントローラも小さくなっている。
本体の高さがもう少し低ければいいのに。
宮本さん、ゼルダ、待っています」
小杉さん
「世のなかには、任天堂食わず嫌いの人が意外にいて、
ものすごくもったいない。
一度プレイしてみれば、
ぜったい認識が新たになりますよ」
粉川さん
「ボタンの数、すごいよね(笑)。
ディスクにしては、ロード時間が短いですね。
そのあたりのこだわりが、
やっぱり任天堂はゲームの会社だな、と思いました」
八谷さん
「いいハードだと思いますよ、とても。
あとは、いいソフトが出たときに
『変わった』って感じると思います。
64では、最初のソフトにマリオがあったし、
どうぶつの森なんかが出て、
変わったなあという印象がすごくありました。
現段階では、キューブの実力に見合った、
革新的なソフトってかんじはまだ少ないですね。
そういう意味でこれからがすごく楽しみです。
そうだなあ、今は
すごくきれいなサッカーグラウンドに
来ているかんじですね。天然芝の。
あー、芝だ、芝だ! と、
さわりごこちを楽しんでいる。
でもここでどういうことが行なわれていくのかは
まだわからない。期待感はすごいですけど」
山口さん
「ここまでゲームが熟してきていると、
もう比べるなんてことはできないですね。
我が道を行き続けてほしいです。
ルイージが特に楽しかったなあ」
タナカさん
「小ちゃいですねぇ。ちっちゃくなることは
いいことですよ。部屋、広がるしねぇ。
ワイヤレスコントローラも出るんですか?
ええ、じゃあ、ぜひそれを!
キューブの形、いいですね。
もっとアールを描いたような、
思いきって、球くらいでもいいと思いますよ。
キューブじゃなくてキュウ、くらい。
あ、オレ、うまいこといいましたね」
伊藤さん
「欲しぇー! と思いましたよ。
そう思った自分にびっくり。
ゲーム機とか、ゲームソフトとかって、
もうパッケージとかいらないって気分が
あると思うんですよ?
データを直接落としてプレイしてさ、
ゲーム機とかも、なんかもうカタチとかどうでも
いいっていうか、なんかもう『ない』ことになってる。
ところがキューブはあきらかに、
キャラが立ってんですよね。
小さいし。なんか買いたい気がするなあこれ。
これ家において、ソフトを入れるところまで
想像できるんですよねえ。
ネットで読める文章でも、本で欲しい、
みたいな気持ちに近いような気がします」
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森川幸人さん(ゲームデザイナー) 「四角くてかわいい。何台も重ねたい。大人のカラーもぜひ」
山口 優さん(音楽家) 「テレビゲーム好きじゃない人も買うと、とてもいい」
ゆーないとさんとご友人(学生さん) 「ピクミンで燃えた。タイムアップのあるゲームって、新鮮でした」
ゲームの内容や操作をていねいに教えて下さった
任天堂の春花亜少子さん
それからもちろんほぼ日スタッフも、 ニンテンドーゲームキューブを見て触って、 体験させていただきましたっ。ありがとうございました!
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最後に、そのへんをうろうろしていた
darlingをつかまえ、ひと言聞きました。
「知ってはいたことなんですが、
大きさとか本体のかわいらしさみたいな部分が
実にうまくいったと思います。
モノとしてTあってもいいなぁという欲しさUがある。
僕はしばらくゲーム機を
テレビにつないでいなかったんだけど、
これ、いきそうですね、どうも。
刺しそうですね。ビデオ1とか2あたりに、グッと。
強くのめりこんで時間を奪い取らないようなソフトが
多くなっていますね。
自分がゲームを作る立場でも、
そっちの方向に行かない限りだめだなって
思っていたんですよ。
やることいっぱいあるんで(笑)。
子どももそうだし、大人もそうで、
昔みたいに " 3日間会社行かずにやりこんだぜ "
っていう時代じゃない。
あれは、ゲームをすること自体がはやってたからで
ゲームのおもしろさそのもののせいじゃなかったと思う。
それがもう作り手のほうがすっかりわかっていて、
Tスッと離れられるし、またスッと始められるU
というゲームが、今回並んでいる。
そこは、もうほんとによくわかって作っているなという
かんじがしましたね。
そして今回、声をかけた人がみんな
いそいそと来てくれました。
やっぱりみんなが期待しているんだなぁ。
" どんなゲームが作られているのか " ってことを
みんなはあらかじめ知っていました。
なにかをめあてでやってみたいという人がずいぶんいた。
ある程度ゲームを好きな人に呼びかけたつもりでは
あるんだけれども、
すごいもんだなぁと思いますね。
で、みんなTあんまり今はやっていないんだよUって
言うんですよ。それでも。
ゲームがいま、本来の形になってきているんですね。
ゲームが " はやり" から、
はっきりと " 遊び " になってきているんだなぁ、
と思いました。
ピクミンとどうぶつの森+が
変わったゲームだと言われないで、
ゲームのひとつとして人びとが遊びそうだという
予感がある。
そこもうれしいです。
戦ったり貯金したりして " 量 " で勝負するような
そういうところから抜け出してきている。
ゲームする感覚が豊かになってきています。
ピクミンのゆくえが、すごい、知りたいですよね。
やられ方や売れ方のゆくえ……。
知りたいですねぇ」
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