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(第21回の2)
ゲームボーイアドバンス&ゲームボーイカラー対応ソフト
「モバイルゴルフ」
夢のベスト20をめざせ!
第1回・ほぼ日モバイルゴルフチーム、
さっそくタカハシ・ブラザーズのところへ行くの巻 |
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ぼ、ぼ、ぼくらはほぼ日モバイルゴルフチーム♪(早口)
歌が古いぞ。こんにちは、レポーターのシェフ武井です。
きょうは新宿にあるキャメロットさんのオフィスに
お邪魔しています。
キャメロットさんといえば、
この「秘密基地」でもすっかりおなじみの
タカハシ・ブラザーズこと
高橋宏之さん・秀五さん兄弟が所属する会社。
そうです、ぼくらほぼ日モバイルゴルフチーム
(ススムくん、うー、そしてぼく。西田店長は欠席)
の3人は、いち早くスーパーひみつ情報を教えてもらおうと、
GBA片手に、きょう発売されたばかりの
「モバイルゴルフ」をつくった
ご本人のところまでやってきた、というわけなのです。
それも、昨日お電話して今日行く、という
ほんとに突撃取材……。
とある大作ゲームを制作中のキャメロットのみなさまには
お忙しいところ、ご迷惑をおかけいたしました。
ちゃんと上手になりますからね。怒らないでくださいね。
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■ほぼ日モバイルゴルフチーム メンバー紹介■■■■
■ススムくん(柳澤超<やなぎさわ・すすむ>)
タレント。吉本興業所属。
ほぼ日では「発送隊」でおなじみ。
ゴルフ(ほんもの)は、コースにも出て
そこそこ回れる(90台)、という腕前だが、
ゴルフゲームは、「マリオゴルフをちょっとだけ」。
今回の「入賞ねらい」がいちばん期待されている。
■うー(尾関典雄<おぜきのりお>)
本業はTVディレクターだが、
ほぼ日では「発送隊」のほか
さまざまな手伝いでおなじみの家なき子。
ゴルフは、コースにも出たことがあるが、
ススムくんよりはちょっとヘタ(120台)、らしい。
ゴルフゲームは、からっきしダメ。大丈夫か!?
同じチームながら、ススムくんにライバル心をもやす。
■店長(西田るか)
ほぼ日ストア店長。多忙な店長職、のはずなのに
「ゴルフのことなら私に」と立候補。
といってもコースに出たのはまだ数回。
ゲームだけでも負けまいと
電卓の横にはいつもGBAを置き、
短い休憩時間を練習にあてている。
しかし練習量が足りず、ほかのふたりには
ちょっと置いていかれ気味。
今回は多忙ゆえタカハシ・ブラザーズのところには
行けなかった。
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●タカハシ・ブラザーズ
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■タカハシ・ブラザーズ
「マリオゴルフ64」「マリオゴルフGB」
「マリオテニス64」「マリオテニスGB」
など数々の名作を世に出した
株式会社キャメロットhttp://www.camelot.co.jp/所属の
ご兄弟。お兄さんが高橋宏之さん、弟さんが高橋秀五さん。
テニス、ボーリング、そしてゴルフはプロはだしの腕前。
なお、レポーターはシェフ武井が
つとめさせていただきます。
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だんだんうまくなってるよ。
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■最近のほぼ日モバイルゴルフチームは?
練習開始から約10日間。
最初はてこずっていたほぼ日モバイルゴルフチームですが
“一本気”な性格の「ススムくん」と、
彼にライバル心を燃やす「うー」のふたりは
空いた時間のほとんどをモバイルゴルフの練習にあてる、
というほどの熱心さです。
ぼく(シェフ)と西田店長も少しずつやっているんですが
「ススムくん&うー」の闘魂にはかないません。
何度もコースに出て練習するうちに
キャラクターのレベル(※1)も上がり、
飛距離ものびてきました。
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※1
ゲームにはじめから入っている
トーナメントや ミニゲームに参加すると、
成績に応じて「ポイント」がもらえます。
そのポイントを、そのキャラクターのもつ
特性(球の高低、右に切れるフェードか
左に切れるドローか、コントロールのよしあし、
そして飛距離など)を改善するのに
使うことができます。
がんばってポイントをためれば、
タイガー・ウッズや丸山茂樹なみの
キャラクターをつくることができるかも!? |
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ぼくらの作戦は、できるかぎりキャラを育てて、
5月11日からの「つうしんコンペ」に
その剛腕キャラで参戦しよう、というもの。
「狙える・飛ばせる」キャラをつくるのだ。
だって、ニンテンドーオープンのコースが
どんなものなのか、まったくわからないんだもの。
できるだけたくさんのコースに出て、
予想されるさまざまな障害を克服し、
どんな場合にも応用できるテクニックを身に付けることが
だいじでしょ?
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■ニンテンドーオープンのひみつをさぐる。
ニンテンドーオープンというのは、
数あるコンペのなかでも
1エントリーにつき一度しかプレイできないという、
たいへん緊張をしいられるものである、
ということだけはぼくらも知っていました。
でも、それはいったいどんなコースなのか、
どんな「感覚」のものなのかは、よくわからない。
まずはそんな質問をぶつけてみます。
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ススムくん:
自分のキャラクターのレベルを上げることを
ニンテンドーオープンに備えるいちばんの課題だと
思っているんですが、それって正しいですか?
宏之さん:
そうですね、まずは、それでいいと思います。
いま飛距離はどれくらいですか?
ススムくん:
250ヤードくらいです。
めざせウッズ! てかんじで。
うー:
ぼくは240ヤードくらい。
秀五さん:
すごいねー!
でも、飛距離は、もっと練習すると。
もっと伸びますよ。
そうするとロングホールが、らくになってくるしね。
シェフ:
たくさん練習することは、
キャラを育てるためにも大事だと思うんですが、
来るニンテンドーオープンで
緊張せずにプレイするためにも
「度胸」をやしなうトレーニングになりますよね。
宏之さん:
そうですね。ニンテンドーオープンは、
池ポチャしちゃったからといって
最初からやりなおす、なんてできないですからね。
秀五さん:
たとえば10ホールまで、
10アンダーで終わったとしますよね。
でもそのあと難易度の高いコースになって、
ヘビーラフに入っちゃって、
そのホールだけガタガタになっちゃう。
この失敗はあとに響くから
一からやり直したいなと思っても、
今までのデータを捨てて、再エントリーしないかぎり
再スタートはできないんです。
宏之さん:
再エントリーしたからといって
それまでのコースを、同じ打数で回れるとは
限らないしね。
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■同じ打数の人が大勢いたらどうなるの?
うーん、そうなんですよねえ。
こういう「一発勝負の連続」のゲームって
ほんのちょっとした気の緩みが、
総合スコアに、大きく響いてしまう。
攻めの気分のときなら、小さいミスにとらわれず
ガガガガッと攻めたほうがいいということもあるし
落ち着いてゆっくり確実にスコアを重ねていったほうが
いいこともある。
ほんとに難しいなあ。
さて、話は、ニンテンドーオープンの
ひみつへと続きます。
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ススムくん:
同じスコアを出した人がいる場合って
順位はどうなるんですか……?
秀五さん:
先にそのスコアを送信した人が有利になりますよ。
うー:
ひゃあ! てことは、練習時間を長くとって、
粘って粘ってコンペの最終日に参加するのがいいのか、
早めにエイヤっと参加するのがいいのか、
わからなくなってきました。
ススムくん:
なるべく早く、ってことじゃないかなあ。(※2)
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※2
でも、買ってすぐに通信コンペに参戦することは
できないんです。
なぜならば、通信コンペに参戦するためには
GBカラー/GBアドバンスと携帯電話を
接続する「モバイルアダプタGB」の登録手続きが
必要なんです。登録終了の連絡があるまで
少し待たないといけないんです。
その手続きがすむまでは必然的に
「腕をみがく期間」ということになるわけなんです。
(ただし、すでに単品でモバイルアダプタを入手・
登録済みの人は、すぐにコンペに参加できます。) |
ススムくん:
でもキャラを育てないと、いいスコアは出ないから
その時間も必要だしなあ……。
宏之さん:
それなら、こういう方法もありますよ。
新キャラの「ブラッキー」というのがあるんですが、
これは通信で手に入れることができるんです。
そしてそのキャラは、はじめからレベルが68、
飛距離が260ヤードある。
秀五さん:
ブラッキーは飛距離はずば抜けているけれど
他の能力は
上げないといけないかもしれないですけどね。
うー:
うひゃーっ。そんな情報、言っちゃっていいんですか。
シェフ:
いいの。このページを見た人は
みんな有利になってほしいもん。
うー:
えええ。おれらだけが有利になるんじゃないのー。
シェフ:
敵は強いほうが、燃えるでしょ!
ススムくん:
のぞむところさ!
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■さらに、こんな方法もあるのだ。
なーるーほーどーねー。
マジメにじぶんのキャラを育てる、という方法もあれば
そうではないやりかたもあるんだ。
でも、じぶんのキャラをもっと育てるのに
もっとヒントはないのかなあ。
話はそんな方向へころがります。
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宏之さん:
キャラを育てるための、
もっと裏技的なテクニックを教えましょうか。
うー:
えっ! なんですか???
宏之さん:
ニンテンドーオープンは1ヶ月間ひらかれますよね。
でも、その前に、2週間で終わるコンペもあります。
ニアピンコンテストがそうなんです。
そこで上位に食い込むと、
コンペが終わった時点で
何がもらえると思いますか?
うー:
ひょっとして、特別なクラブとか?
秀五さん:
あたり! まずポイントをもらい、
飛距離をのばすクラブとか
コントロールのいいクラブをなどと交換して、
手に入れて使うことができるようになるんです。
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ススムくん:
てことは、それを使って
ニンテンドーオープンに参加することが
できるんですか???
宏之さん:
できますとも。
だから、自分のキャラを育てるときは
コントロールを犠牲にしてほかを伸ばして、
そういう方法でコントロールのいいクラブを入手すれば
総合的に強いキャラになるというわけなんです。
そうか、コンペが行われている1ヶ月の間に
何をゲットしておこうと考えて
作戦を練ることが大事なんですね。
素晴らしい作戦だ。
でも、確実に取れるとは限らないよねえ。
だから腕に自信がつくまで
練習を重ねるのが、やっぱり大事なのかもしれません。
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ということで、今回はここまで。
次回は、タカハシ・ブラザーズから聞いた
さらなる「ニンテンドーオープン」の情報を
お届けしますよ!
たぶん次回更新時には、「モバイルゴルフ」も
発売されて、みんなが練習にいそしんでいる
最中ってことになると思うけど、
このページ見たみんなが、上位に入賞できますように。
え? ぼく? とほほ、ぼくと西田店長は
練習不足がたたって、まだまだキャラが成長してません。
がんばります。
では次回!
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(C)2001 Nintendo/CAMELOT
2001-05-11
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