おいら。 (天海祐希の了見) |
第42回 堤さん特集! 日本全国の「堤 真一」大好きなみなさん。 大変お待たせいたしました。 今回の「おいら」。とうとう堤さん特集! 堤 真一・・・、 端正な顔立ちに、スマートな容姿はきっと あなたの瞳を釘付けにしたことでしょう。 そして、外見のハンサムさに加えて、ストレートで力強く、 洗練されたお芝居は、きっとあなたのハートを わし掴みにしたことでしょう。 そうです、そのあなたの「真一様」を、 たっぷり堪能して頂きましょう。 堤さんは、今「パンドラの鐘」の「ミズヲ」役の為、 頭髪の前髪からてっぺんにかけて残し、 側頭部を短く刈っている。だもんで、長く残している髪を ゴムで結ぶと漫画の「コボちゃん」みたいなのだ。 おいらは、密かに「コボちゃん」と呼んでいる。 初めは、「なんやねん!」と、おっしゃっていたが 近頃は、「あぁ!」と、返事をされる (とうとう自覚してきたらしい)。 堤氏は、顔に似合わず(?)「げら」 らしい。 先日もおいらの不徳のいたす事ではあるが、 おいらの台詞が 「ろれろれ」になってしまったところを 見逃さず、「ぶにゃっ」と笑いたそうな表情をなされた。 袖に引っ込んできた時。 おもむろに指を差され、「頼むし、やめてや・・・」と、 出ない声をしぼり、おいらにおっしゃった。 そうそう、堤氏は今現在、喉の調子が良くない。 まっ、良くないって言うか あれだけの台詞をあれだけの音量で毎公演出していたら、 どんな声帯の人だって、でなくなる。 が、あなたの「真一様」は違う。 どんな状況であれ、潔く声を出し 後で 「ちょびっと後悔?」する。 後悔って言うか・・・、 まー、役者根性? 役者魂? それは置いといて。 一度暖まった喉を冷やしたくない。 これは、喉を使う御職業の方ならご理解頂けるだろうが。 その為、袖に引っ込んで少し出番までの間がある時は、 真一様は、首に「タオル」を巻いておられる。 先日、そのタオルを巻いたまま出ようとし、 八嶋君に指摘された。 それも出番直前であった。 その時の真一様の顔を、おいらは忘れられない。 ハトが豆鉄砲を食らったような・・・ (ちょっと 古い表現?)、 しかも、コボちゃんの髪の毛で。 しかも、地下足袋で。 (今回の芝居の中で、あなたの真一様は 地下足袋をお履きになっていらっしゃる)。 ここまで書いて、 「なんだ。堤 真一の人となりが、描かれていないじゃん」と、 一人突っ込み。 が、みょーに長くなったので続きは「明日」。 全国の「堤 真一」大好きのみなさん、 明日もここでお会いしましょう。 (引っ張るぜ・・・)。 それじゃ、また、あまみでした |
1999-11-30-TUE
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