おいら。
(天海祐希の了見)

第45回 えっちゃんのこと。

今日、おいらの同期「えっちゃん」が、御観劇。
しかもダーリンと・・・

えっちゃんは、結婚してから ずーっと アメリカ暮らし。
おいらが、時々ニューヨークになんか行った時には、
向こうで 会ったりしていた。

今じゃメールでやりとりしているのさ。もっぱら・・・

んで、今日初めてえっちゃんのダーリンに ご挨拶を した。

3人で「焼き肉」を 食べた。
なーんかさ、凄く仲良くて 良い感じ。

えっちゃんは、とっても可愛くて
気持ちの良い女性だった。
まっ、宝塚時代から。
控えめではあるが、自分をきちんと持っていて
自我ではない 強さをちゃんと持ってる。
おいらの良き友なのだ。

アメリカ暮らしも 楽じゃないだろうけど、
優しいダーリンと しっかりとした家庭を 築いてる。

「変わらないねぇ・・・」

えっちゃんは、おいらにそう言った。
「・・・・・・・良い意味で?・・・」
おいら 聞いた。
「・・・・勿論(笑)・・・」

まーねー。そうそう 変わってもいられないのよ。
役柄で変われば いいだけじゃん!と、おいらは 思った。

「ゆりちゃん 女、やってたから ちょっと 驚いた。」

なにーっ!あっ そうか・・・
えっちゃんは、退団後のおいらの舞台を 初めて観たのだった。
まっ、辞めてまで 男は やらないでしょ・・・基本的に。

「ゆりちゃんの男役 懐かしくなっちゃった。
また 観たいな。」

おいおい ・・・
もう いいの 、男役は・・・
もう 終わったの!

まーったく アメリカ暮らし長いと
何を 言い出すやら・・・・
(って それは 関係ないか・・)

「お休みには、こっちにも来てよ。」
「うん 行きたいと思うんだけど。」
「でも、ほーんと 何にも ないからねぇ・・・
何にもしたくない時には、来てよ。」

・・・・行っていいんだか、悪いんだか。・・・・

もう少し 様子を見ようと 誓った おいらなのだった。

えっちゃん いつまでもダーリンと 仲良くね。
まっ、その内 行かせてもらうから 気長に待っててよ。

それじゃ また あまみでした

1999-12-03-FRI

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