おいら。
(天海祐希の了見)

第47回 やっちゃんとうがい薬

そんでもって、「富田靖子」・・・

やっちゃんの笑顔は、憎めない。

今日、やっちゃんは うがいをしていた。
いつも辛い 辛いと 言いながら、うがいをしている。
まー 確かに ちょっと辛い うがい薬なんだが・・・
楽屋の洗面所で やっちゃんは、「がらがら・・・」と 始めた。

おいらのお化粧前から その光景が 鏡で反射して見える。

むむっ。やっちゃんが うがい薬を掴んだ。
1滴 2滴・・・・12滴。
「それ 多いし。やっちゃん。それじゃ辛いし。・・・」
「えっ! やっぱり!」
「おいらでさえ、6滴だよ!」
「あっ、そう!だから辛いのか・・・」
「もー やっちゃんたらん。」

おいら やっちゃんの辛い理由が 解ってちょっと一安心。
これで、安心してお化粧に 勤しめ・・・

「あっ、ごめーん ゆりちゃん!これ ゆりちゃんのだ。」

見ると、おいらのうがい薬・・・

「私のは ここにあった!」
と、自分の化粧前を 指差した。

「・・・・・・・。」

どーも この頃、減りが早いと 思ってたんだよね。
おいらのうがい薬。

そこで 銀さんが、
「もー 笑っちゃうわねぇ。人のばかばか使ってたのぉ?」

そんで、楽屋中大笑いさっ。

「ごっめーん、ゆりちゃん!」

そう言って にこっと笑ったやっちゃんの笑顔は、
「絶品」だった・・・

やっちゃん・・・・可愛くて 憎めない。

それじゃ また あまみでした

1999-12-05-SUN

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