おいら。 (天海祐希の了見) |
第52回 みほちゃん。 今日は、同期の「みほちゃん」が 御観劇。 彼女は、退団後 ネイルアーティストとなり、 バリバリお仕事をしている 頑張り屋さん。 終演後、目を真っ赤にして 現われた。 「もう・・・すっごく 良かったよ・・・」。 それだけ言うと また更に 目を真っ赤にした。 「体には 気を付けて」。 彼女が言う その言葉に 全てが含まれてる気がした。 かれこれ15年の付き合いだもんね。 何にも 特別な事 話さなくても 言いたい事は 伝わる仲。 まったく違う職業を選んで その夢に向かって 頑張ってる彼女は私にとっても 励みになる。 でも、その彼女も 私に言う。 「ゆりちゃん見てると 私も 頑張らなきゃって思う。 凄く 励みになる」 なんとも 嬉しい事さ。 みほちゃんは、「絶対音感」の持ち主。 おいら 良くお世話になった。 歌を歌ってて 違う音で 覚えてしまっていたりすると、 「ゆりちゃん あの音は、これだよ」 と、自分の声で その音を「あー」って 教えてくれる。 すごいもんさ。 おいらは 絶対音感なんか ないもんだから、 教えてもらった音が、その音に なってしまう。 みほちゃんは 言う。 「ゆりちゃんは、耳がいいから 一度教えた音は 確実に発声できるんだよね。それも 才能だよね。 だって 何度言っても 音とれない人も いるんだよ」。 おいら これ聞いて ほっほーって 思ったもんさ。 んでもって みほちゃんは、ピアノもプロ級。 よく 伴奏してもらった。 そんなこんなで 色々 お世話になったのさ。 お互いに 頑張ってる姿を 見られてよかったと 思う。 ますます みほちゃんには 頑張って欲しいと思う。 おいらも 頑張るし・・・ いやー 今日は、何だか 良い一日だった。 それじゃ また あまみでした |
1999-12-10-FRI
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