おいら。 (天海祐希の了見) |
第61回 れいこちゃん 今日は、おいらの幼稚園時代のお友達 「れいこちゃん」が、御観劇。 れいこちゃんとは、とても仲良しで よく 遊んでいた。 れいこちゃんも ちっちゃな頃から大きかった。 おいらと同じくらい。 そいで、今も おいらと同じような体格。 れいこちゃんは、泣き虫だった。 よく男の子に いじめられてた。 おいらは、そのれいこちゃんを 助けに行った。 まっ、その頃から おいらは 「おいら」だった・・・ れいこちゃんは、一人っ子だ。 おいらが持っていないようなおもちゃを 持っていた。 で、よく れいこちゃん宅で 遊ばしてもらってた。 れいこちゃんのご両親は、いつも にこにことおいらを 出迎えてくれていた。 今でも その笑顔が 浮かぶのだ。 れいこちゃんのお家は、幼稚園のすぐ近くで 帰り際に 立ち寄ったり していた。 その頃から おいら まっすぐ家には 帰らなかったようだ。 れいこちゃんのお母さんが、家に電話を 入れてくれて おいらとれいこちゃんは、楽しく遊んだ。 また、れいこちゃん宅のおやつが 美味しかったもんだ。 子供のくせに、ちゃんとお紅茶なんか 素敵なティーカップで 入れてくれたりして・・・ それが嬉しくて おやつを楽しみにしていた。 まったく どんな子だったのさ、おいらったら・・・ れいこちゃんとは、幼稚園だけ同じ。 小学校から 違うんだが、なんでかずーっと 付かず離れずで、 お友達してきた。 宝塚時代も 何度か 舞台を観に来てくれていた。 久しぶりに会ったれいこちゃんは、相変わらず 大きかった・・・ っつー事は、おいらも 大きいのか・・・ だって 目線が同じだったからさ。 それにしても、幼友達っていいもんだね。 大きくなってからの 友達とは、一味違う。 でも、やっぱり 面影ってあるもんだ。 れいこちゃん、変わってなかったし・・・ んじゃ、おいらも変わらないってこと? 「ゆりちゃん、変わらないねぇー。 でも、痩せちゃって・・・」 と、言われたし・・・ そーいや、ちっちゃい頃の写真は おいらのまんま・・・ まっ、いいか・・・ それじゃ また あまみでした。 |
1999-12-19-SUN
戻る |