おいら。
(天海祐希の了見)

第77回 偉大な人間に挑戦?

いつもの様なだらだら生活。
お昼過ぎに ごそごそ 起き出した。

すると・・・

リビングでは、「箱根駅伝」に見入る家族の姿が あった。

おいらさ、子供の頃 マラソンや
駅伝のどこが面白いのさって、思っていた。
それがさ、年取るに連れて 見てて面白いんだよね。

別に 絵が変わっても、ひたすら走ってる姿ばかりを
追ってて、だったら ゴールのシーンだけ
見りゃあいいんじゃないの?って、思っていた。

が、最近は違う。

おいら、マラソンや駅伝に ドラマを感じるように
なって来た。
ひたすら走る姿を なんとも神々しいとさえ
思うようになって来た。

駆引きあり、人との戦い
時間との戦い、更に 自分との戦い。

なんとも言えず、素晴らしいと思う訳だ。

我が家は、「日大」を 毎年 応援している。
それは、お父様もお兄様も
更に弟君までが、日大OBだから。

なにせ 無条件に「日大」なのだ。

おいら的には、なんでもいいのだが・・・

今年、日大は 箱根駅伝 総合で5位に 入った。
シードも取れた。
なんと、応援した甲斐が あったってもんさ。

それにしても、あんな山道 どーして
走ろうなんて 思ったんだ。
誰が 思い付いたのさ。

人間って 凄い事考えるんだな。

駅伝中継の最後に かなり昔の
箱根駅伝の映像が流れた。
それがさ、道が舗装されてなくて、
「じゃり」なんだよ。「じゃり」・・・

あんなとこ走ったら 体に悪いって・・・

それを 気力 体力で 完走してしまう・・
はー 人間って 偉大だ。

おいらも、「人間は どこまで 寝られるのか」
これに 挑戦して、「偉大な人間」を 目指し・・・

だいたい、やろうって事が 苦労を感じないもんな・・・

何かをやり遂げるには、苦労を伴わなきゃいかん。

こういうのが、おいらのだらだら加減。

・・・・・・・・・。

まっ、こーんな感じさ。
2000年に なったところで・・・

んじゃ また あまみでした

2000-01-04-TUE

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