おいら。
(天海祐希の了見)

第113回 「カノン」を観た。

今日、見たぞー。朝っぱらから・・・
テレビに映る糸井大明神・・
ああ なんと言う感動。
あの夜の会議が、この様に 形になるのね。
それから・・
あさちゃん!もー 母心で見守っていたわー。
これから 始まるけど頑張るのよ。

さて、今日は NODA・MAP「カノン」の初日に行った。
おいら わくわくして、 もー 楽しみだった。
観て またまた 感激!
すっごいぜ こりゃ・・

唐沢さんが、すっばらしい。
京香ちゃんも すっばらしい。
もちろん 野田さんも・・
って 言うか・・皆さん すっばらしかった。
はー 面白かった。圧倒された。
なんたって 迫力があり、お話は・・・

書かないよー。観に行ってね。

またまた あっと驚く事が 随所に散りばめられてる。
ははっー これは ・・あれか・・
なーんて 事が 一杯。

本当に 野田さんの頭の中は、どーなってるんだろう?

ところで、その「カノン」で おいら的に 驚いた事が ひとつ。

この舞台を観て、おいら 生まれて初めて
男の人を「美しい」と、思った。
「格好いい」とか 「素敵」とか 思った事は、あったが
「美しい」ってのは、今まで 無かった。

「色っぽい」ってのは、また違い 「美しい」だったのだ。

それは、「唐沢寿明」さんに 対して・・・
お話しの中で 唐沢さん演じる「太郎」は、どんどん変わる。
その途中、かみそりの様に鋭く、壮絶に美しくなるのだ。
心の中が変わるだけで、あんなになるものなのかと
おいら 感動した。

唐沢さんは、顔が小さい。
もちろん 舞台でも小さい。
なのに 何であんなに 眼光だけが鋭く 遠くまで輝くのだろう。
物凄いエネルギーだ。物凄い集中力だ。
まー その位じゃなきゃ 主役なんか出来ないよ・・
って、思うでしょ?簡単に・・
でもさ、簡単なんて事は ないんだよね。
勿論、天性の物って言われてしまい易いのだが、
それを持続させ 成長させていくには、本人の努力しか
有り得ないのよ。
それを 体現しているんだと・・

とにかく、おいらは驚いた。
その上、ちょっと悔しかった。
おいらも 頑張ろう・・・
で、いつか 唐沢さんと同じ舞台の上に 立ちたいと思った。

ふー。むしろ頑張っていこう。

本当に 「カノン」凄い作品だった。
野田さん・・
やっぱり 「天才」だ・・
って こう言うと プレッシャーなんだよね。
でも 心から思った。
おいらもまた お仕事させてね。
のーだーさーん!

ってな訳で・・
それじゃ また・・

あまみでした

2000-04-02-SUN

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