おいら。 (天海祐希の了見) |
第126回 おいらの感激。 またまたベルリン映画祭のはなし・・ おいら、恥ずかしながら「ベルリン映画祭」ってのは、 知ってはいたが どれほど凄いものなのか・・ きちんと認識していなかったのだ。 ここ日本では、 今一つ ベルリン映画祭に対しての 知識が少ない気がする。 世界3大映画祭と言われているんだ。 「カンヌ」「ベルリン」「ベネチア」 うーん。 おいら 知識の浅さに 余り緊張する事無く、 居られたのだが・・ それはそれで 良かったのかもしれないが・・ 海外のジャーナリストのインタビューを 十数社受けたんだが、そのどの方々からも 「初めてのベルリンで コンペに出品するのは 凄い事ですね。 なお且つ フォーラムにも違う映画が 参加している。 同じ時期に 2本の映画がベルリン映画祭で 上映されるのは、本当に凄い事。」 という 事を 言われた。 コンペ作品というのは、賞取りに参加する事。 フォーラム作品というのは、 賞取りには参加しないのだが、 ベルリンで上映してくださいと、 言われ 各国から参加する事。(合ってるかな?) そんな事で、私にインタビュウしてくれた ジャーナリストのほとんどが、両方を観てくれていた。 インタビューの内容のほとんどに 「狗神のような 日本に古くから伝わる 因習や風習はまだ 日本で信じられているのか?」 「連弾のような 夫婦は 今の日本を象徴しているのか?」 と、言う事が聞かれた。 それに加え、 「原田監督の事」「演じるという事」 「日本の伝統工芸(紙すき)について」 などなど 細かく聞かれた。 どの質問も真摯で きちんと映画を観て 何かを感じてくれた質問ばかり。 大きく一言で言うと「みんな 真面目」 その興味の深さ、質問のレベルの高さ、 どれを取っても「ベルリン映画祭」の質の高さ、 世界的なものだということに気付かされる。 結果としては 残念だったという事になるのだろうけれど、 本当にコンペ出品ってことは 大変な事なんだと 思い知らされた。 おいら個人的な事を言わせてもらうと、 あんな場に 行かせてもらえた事は、 今後のおいらにとって忘れられない 金ぴかに輝く 勲章になったのだ。 でも、それ以上に 更なる目標が 沢山できた訳。 えっ?どんな目標かって? おいら 本当の夢や目標は 一切口にしない主義。 だって もったいないもん。 叶った時には 一人でにまにまするんだ。 ここで でかい事言わせてもらうと・・ かなりの確率で おいらの目標は 叶っている。 ふははははは・・ でもね、 おいらの心にふつふつと沸き上がった夢や目標は、 きっと誰にも解らないよん。 きっと意表を突く事だから。 日本はこれだけの情報社会なのだから、 もっともっと 伝えて欲しいものが ある筈。 一国民として とても残念なのだな。 なんとなく伝わったかな? おいらの感激。 それじゃ またね。 あまみでした |
2001-02-22-THU
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