おいら。
(天海祐希の了見)

第133回 水曜9時。

最近、水曜日の10時になると、
おいらのところに メールの嵐が来る。

「なによー。許せない!」
「ちょっとー、どうなるのー!」
「あんたー、気付いてるんでしょう?」

・・・。
観ててくれるのは 有り難い。
だが しかし、役とおいらを 一緒にするな!っつーの。
そりゃー もう 先まで解ってるさ。
台本も かなり先まで 貰ってる。

しかも 毎週だ。
ドラマ終了後 すぐだ。

いやー、でも 面白いね。
これが 真の反応ってやつだね。

勿論 おいらの友達だから おいらの味方・・
もとい、「あいさん」の味方ばかりなのだが。

おいらもやってて楽しいのは、
「どうとでも取れる 表情」に 現れている。

舞台は、視野が広く 観ている人の視点を限定できない。
何も 台詞を喋っているからと言って、
そこを観てもらえるとは 限らない。

テレビドラマは、観て欲しいものを
アップにする事ができる。
人に限らず、小物や風景など。

映画は、テレビと舞台の中間。

今 出演中の「水曜日の情事」は、
観ている人の想像力を 掻き立てる事に 成功してるかも。

出演者が みんな 何かを含んでるし・・ふっふっふ。

ぐあー、話してぇー。
思いっきり 話してぇー。

どうなるのか ぶっちゃけたいぃー。

・・・・。
ちょっと 暴れてみた・・・。

そして今日も 撮影は 続く。
そんなおいらの心と裏腹に、ちゃくちゃくと・・
そして また 水曜が やって来る・・

あ、勿論 観てくれてるでしょ?
えっ?

水曜9時。フジテレビに チャンネルあわせてね。
お仕事してる おいらが 観られます。

よろしくどうぞ・・

それでは また。
おいらでした。

2001-10-31-WED

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