おいら。 (天海祐希の了見) |
第147回 それぞれの想い サッカー日本代表・・ 残念だったね・・ 私は、こういった時 いつも迷うのだが・・ 良く頑張った・・・ 感動をありがとう・・・ 次回、更に頑張って・・・ 勇敢に戦ってくれた彼らに、いくつもの言葉をかけるが はたして、そのどれもが正しいのだろうかと。 人にかける言葉に 正しいも正しくないも ないのだろうが、 立場の違う、ある一部分では理解し合えても 到底 理解し尽くせない人に 自分の感情を投げかけてしまって良い事なのかと。 今回の事に限って言えば、私たちは日本代表の彼らを 報道の部分でしか知らない。 彼らがどんな生活をし、 どんな想いで毎日を過ごしてきたのか・・ 到底 知るよしも無い。 応援し見守る側の私たちと 彼らの間には どの位の隔たりがあるのだろう。 勿論 私たちには 応援し、見守る事しかできないのだが・・ 悔しさ、悲しさ、虚脱感など 私たちの想像を遥かに超えているのだろう。 そして、爽快感、何かを乗り越えた開放感も 私たちのそれを 遥かに超えているだろうし・・ 何もそこまで 相手の想いを汲まずとも・・と、思うのだが。 物事を側面だけでなく 一周回って 感じたいと思う私は、 かなり厄介なのかもしれないと 思う。 どんな人にでもそうだ。 どんな状況の どんな職業の方だったとしてもだ。 一概に 自分の経験や考えだけで 決め付けられないと 、 真っ先に考えてしまうが故、発しようとする言葉を まず、飲み込んでしまう。 飲み込んだ言葉を、もう一度 頭の中で回し・・ これを言ったら この人はどう思うのか、 この言葉は この状況のこの人に 相応しい言葉なのかと、もう一度 考えてしまう。 今回も そうだ。 自分の為に 仲間の為に 応援する人々の為に 日本を代表して戦った彼らに 相応しい言葉は・・ そう考えると、簡単に言葉が出てこない。 でも、ただ一つ 言えるのは・・ 心を込めて 応援できました。 一生懸命にさせてくれて ありがとう。 きっと彼らは、私たちの想像を 絶するほどの想いで これからの日々を 邁進する事でしょう。 そして私たちは、また その彼らに 彼らを側で見ていた まだ見ぬ新しい選手に 一生懸命にさせてもらうのだろう。 大会は まだ 続いている。 夢の大舞台に立つ、各国の一生懸命の使者に 遥かな夢を追いかけてもらいたい。 そして私たちも 彼らが夢を掴む瞬間を 、 この目で 目撃しよう。 さて、この時期。 私の同期が 東京と宝塚で トップのお披露目公演をしている。 彼女たちも それぞれの想いで 毎日を頑張ってる。 それぞれに 色んな状況を抱え、沢山の想いを抱きながら。 私は、どんな言葉をかけるよりも、彼女たちの姿を 見守ろう。 どんな状況でも、どんな毎日でも 一生懸命でいられたら とっても素敵だよね。 私も そして皆さんも。 自分に負けない様に 一生懸命でありましょう。 それでは、また |
2002-06-20-THU
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