おいら。 （天海祐希の了見）

第152回　新橋演舞場で 会いましょう。 お久しぶりです。 まったく いつもいつも この言葉で入るのも、 どうよ・・って思うんですが・・。 すいません。 おいら、毎日 新橋に通ってる。 ・・・っても、新橋のガード下の 一杯飲み屋ならまだしも、「新橋演舞場」なのだ。 ある意味、演劇の聖地の様な 新橋演舞場。 何とも言えず、懐かしさ漂う劇場なのだ。 二階、三階の客席前に提灯が並んでる。 お客様からは、雰囲気のある照明になるのだろうが、 舞台から見ると、なんとも奇麗。 花道も、舞台下手側に客席の間を まるでモーゼの十戒の割れる海の道の様に まっすぐ通ってる。 その花道を「シャッ！」と言う音と共に、 花道へ繰り出す。 「きんもちいいー」 あっ！ 申し遅れました・・。 おいら ただいま、８月８日から始まる 「阿修羅城の瞳」と言う舞台の稽古中！ あっちーっす。 あっついっす。 汗がボタボタ流れるっす。 汗の中に 顔があるんじゃないかって、 思う瞬間があるっす。 汗で顔が 流れるんじゃないかって、 思う瞬間もあるっす。・・・。 頑張ってるっす・・・・。 あっ！ポスター・・ご覧になりました？ あの、能面の様なポスター。 あんな顔で出ます。 ・・・・・・・なんつって。 あれは、ポスターだけですだ。 怖がらずに 観に来てね。るんっ。 るんって・・どうよ。 ああ、おいら 疲れてる？ 皆様、暑い毎日 いかがお過ごし？ 新橋演舞場で 会いましょう。 それでは またね。 おいらでした。

2003-08-06-WED

戻る