今日も金魚は。

ブラック?レッド? オクトーバーに追え!前編

衣替えました、ってところも多いかと思われる10月初旬、
期せずして、黒からへ衣替えした金魚「スタンダール」を
追跡することとなりました、べっかむ3(まだ半袖)です。
2ヶ月のあいだ、沈黙を守っていたこの謎(すみません)、
実は、各地から続々と調査報告が集まってきております。
そして今回、ついに、ついにご紹介することができました。
果たしてスタンダールの謎は、原因究明できるのかどうか?
今までの2ヶ月ぶん、これからどんどん追っていきますぜ!
ってことで、今回と次回、2回に分けて連載いたします。
それでは、早速行ってみましょう。
まずは、美術館にいたかも!? っていう方のご報告から。


こんにちわ べっかむさん
黒いデメキンが赤くなったというお話がありましたが、
はっきり覚えていないけど、
山口県の萩美術館にいる赤デメキンは、
もとでした
と金魚鉢の側の説明に書いてあったと思います。
なぜ赤くなるのかは書いてなかったと思います。
最近行ってないので確かめられませんけど・・・
萩美術館の金魚鉢は、中国のアンティークで、
染付けの磁器の大きいものです。
5、6匹いたと思いますが、
高価な(たぶん)お家にすんでおります。

以前、金魚鉢を覗いていたら、
たわしが沈んでいて、お掃除の忘れ物かなと思ったら
美術館の職員の方がやってきて、「たわしにちっちゃい
白いのがあるでしょ。金魚の卵だよ。」
と教えてくださいましたが、
その後、金魚の赤ちゃんを見た記憶が無いので、
他の場所で育っているのでしょう。
萩美術館に行くと絶対この金魚鉢を覗いてしまいます。
(りんたろう)

おーっ、萩の美術館にもスタンダール(とその子孫)が
いた可能性が・・・しかも中国製の高価なお宅で・・・
これは、まだまだいるかも、っと思っていたら、やはり。
次は、友達から聞いたと言う人からのメールです。


黒が当たり前の出目金が赤になったってスタンダールの話、
出てましたね。
偶然、昨日ともだちと話してたときに
「ウチのキンギョと一緒に飼ってた出目金が赤くなってさ」
と言ってきまして、そんなわけないじゃんと思ってたら
いるんですね〜、スタンダールが。
その子の家での結論は
「まわりのキンギョに憧れて赤くなってしまった」
ことにしてしまったらしいんです。
すんごいよい家族でうらやましくなりましたです。
やはり、思いも募ればかなうのかなと思いました。
(札幌のすっちー)

赤金魚に憧れた黒デメキン、詩とメルヘンちっくですね〜。
きっと「幸せ家庭」で飼われてる金魚たちなんでしょうね。
と思ったら、次はズバッと、を割ったようなレポートが。


デメキンが黒から赤になった話ですが、
これは簡単、
エサのせいです。
たしか清水ミチコさんの日記でも、
「赤い金魚が白っぽくなった」てのがありましたが、
金魚のあの色は、エサが大きく影響しています。
だから清水ミチコさんは、
「赤色をキレイに発色させる成分の入ってない
普通の魚のエサ」をあげてて、
デメキンが赤くなっちゃった方は、
「赤色がキレイに発色する成分入り金魚専用エサ」
をあげてたのだと思います。
ペットショップ行くと、
ちゃんとパッケージとかに書いてますよ。
うちの金魚は、赤くなるエサをあげてるので、
フナ並に巨大化したいまでも、ちゃんと真っ赤っかです。
(ヤギダイ)

う〜ん、エサのせいだったのかあ。 次の方もエサ説かな。


ひさびさに覗いてみたら更新されてますねー。
なんかうれしいです。
忘れかけていた「スタンダールの謎」、ですが
こないだ久しぶりに帰った実家で謎がとけました。
「金魚が赤くなるえさ」ってものがあるんですね。

私がヨメにいってはやいく年。
さみしがりやの父は金魚を我マゴのように可愛がり
せっせせっせと世話するうちに
ほぼにちさんちに負けず劣らず巨大な魚に変身を遂げ、
いまではいっぱしのと化しています。
で、色がやっぱり変わったんですよー、「赤」に!!

食べ物で変色するって深く考えると
かなり怖い話だと思うのですが、
病気もせずに元気に泳ぎ回ってる金魚と、
喜ぶ父の姿を見ると、ま、いっか、
などと思ってしまうムスメなのでありました。

ほかにも「謎」をとく鍵があるのかもしれませんね。
またの更新を楽しみにしています。
(みゃ)

せっせせっせと嬉しそうに世話をするお父さんと、
それに応えて、だんだん大きく赤くなっていく金魚、
って、何だか日本昔話の一コマのような風景ですね。
つづいてもそんな感じ、おばあちゃんと金魚のお話です。


こんにちは。
実家で飼っている金魚は、もともと赤色でした。
何年前かのある日、勢い良くジャンプしてしまったのか、
金魚が水槽の外に落ちているのを発見しました。
動転した私が
「おばーちゃーん、金魚が死んじゃったよー」
と叫ぶと、
おばあちゃんは結構冷静に、金魚を水槽に戻しました。
そしたら金魚はかろうじて生き返りました。
それでそれで、ここからなんですが、
これ以降、赤かった金魚に白色の模様がでてきたのです。
それはまるでちっちゃな錦鯉
水槽の外に落ちた衝撃で赤色が落ちちゃったのでしょうか。
ちなみにその金魚は体長20cm弱くらいだと思います。
もともと、何かの餌としておじさんが買ったものを、
1匹もらって飼い始めたのだと思います。
もう10年近く経つのですが、生きています。
なんとこの間実家に帰ったら
その金魚が白くなってきていました。
お年寄りになったのかなー。
色の変化、年齢、大きさ、いずれも普通でない金魚です。
そんなわけで、スタンダールの謎、楽しみにしてます。
(ななこ)

さきほどの、みゃさんといい、ななこさんといい、
金魚をとりまく家族の方たちがいい味だしていますね。
おばあちゃんに助けてもらったお礼?に錦鯉になった金魚
ってのもいいし、白くなって年とったのかなあ、なんて、
大きな古時計のストーリーにまさるとも劣らない物語かも。

なんて、すっかり、なごみ・ホロリモードになっていたら、
エサ変身説以外の新たな説がやって来ましたぞ!

おお、どうなるんだあ?
というところではありますが、ここで時間となりました。
ここから先は次回へうつります。
すぐに更新しますので、後編もお楽しみに。

そしてメールはいつもと同じ、表題「べっかむさん」で、
kingyo@1101.comあてにお願いします。

「スタンダールの謎」同様に、「ほぼ日手帳2003」の秘密も
どんどん明かされてますよー。こいつは要チェーック!

2002-10-03-THU

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