気仙沼のほぼ日便り

ちょっと前まで
牡蠣がおいしいな〜と
言い続けていたのですが、
今はウニの季節‥‥

ホヤも出始めてきました。
2枚目の写真は
かなり小さいホヤ。
ホヤぼーやです。

夏はウニとホヤ!
そしてカツオです。
ちなみに気仙沼は生鮮カツオの
水揚げ日本一の街で、
ことしも5月30日に
初水揚げがありました。
カツオシーズンもはじまっています!

夏の旅行の時に
ちょっと思い出してみてください。

ついに!
気仙沼のほぼ日ページが
リニューアルしました!
実は、リニューアルするのは、
これで2回目なんです。

2011年から続いてきたこのページですが、
気仙沼の状況が変わり、
お伝えすることも変わってくる中で、
それに合わせてページも
リニューアルをしてきました。

そしていま、お店が再開したり、
新しい街の下準備ができて‥‥
明るい話題も増えてきました。
今回は気仙沼の「観光」をテーマに、
よりにぎやかなページへと
リニューアルを行いました。

さて、今回のリニューアル、
新しく加わったのが、観光ページ、
「勝手に観光ガイド」のコーナーです。
最初はまだ数が少ないですが、
イラストと写真でおすすめの場所を
お伝えしていきますよ!

それから、私の漫画
『沼のハナヨメ。』も
このページの中に組み込まれました。
漫画にも書きましたが、
気仙沼に遊びにきたとき、
沼ハナの登場人物や、
「気仙沼あるある」に、
出会ってもらえたら嬉しいです。

ちなみにこの「気仙沼のほぼ日便り」も、
いずれデザインリニューアルしますよ!

気仙沼に遊びに来てくれる方の存在は、
ほんとうに嬉しいです。
観光について、気仙沼は
まだまだこれからではありますが、
遊びに来てもらえたら、
楽しんでいただけるように、
気仙沼のみんなで「新しい観光」を作り、
精一杯おもてなしをしていきたいと思います!

そのお手伝いが、すこしでも
この「気仙沼のほぼ日」のページで
できれば幸いです。
気仙沼のことがちょっと気になったら、
ぜひ、また、このページを
チェックしてみてください。

ツリーハウスのある、徳仙丈山も、
ツツジが綺麗に咲いてきました。

5月の休日はほとんど、
ツリーハウス周りで過ごしております。
そして、野外での食事はなぜか、
「カレー」になることが多く、
とにかくカレーをたくさん食べています!

カレーといえば、ほぼ日の
カレーの恩返しグルメポップコーン」も
唐桑のツリーハウスで行われたイベントで
販売したんですよ!
試食してみて「おいしい!」と
買っていかれるかたが
たくさんいらっしゃいました。
このときは、
つなかんのカレーフェス」という
イベントでした。
カレー、おいしかったな〜。

ちょうどそのタイミングで、2014年に行われた
マジカル気仙沼ツアーに参加されたみなさんが
いらっしゃっていたんです。
ツアーの後も、気仙沼のイベントに、
もう、なんども訪れてくださってるので、
「おかえりなさいー!」
って気持ちになりました。

すごいですよね。
こんな風に、なんども訪れてくださるのは、
ほんとに嬉しいです。
きっと、またいらしてくださると思うので、
そのときに、また新しい楽しいことを
体験してもらえるように、
準備していきたいと思います。

あと、延び延びになっていましたが、
そろそろ、気仙沼のほぼ日ページも
リニューアルしますよ〜!

今月はたくさん
マンガを描いていたので、
あっという間に
4月が終わる感じがします。

でも、マンガ以外も仕事しました!
まずは、ツリーハウスのイベント。
ちょうど唐桑のツリーハウスの
桜が咲いていたので、お花見もしました。
あったかくて、きれいで、楽しくて、
いい感じでしたよ〜。
しかしこれは、イベント前日の
休憩時間の写真!
イベント当日は残念ながら
雨だったのですが、
春牡蠣をたべたり、
ボードゲームをしたりして、
楽しく過ごしました。
ご来場いただいたみなさま、
ありがとうございました。

あとは、今年ついに、
「花見をしながら
気仙沼ホルモンを食べる」
というのをやりました!
前々から「気仙沼では花見のときに
ホルモンを食べるんだよ〜」と
聞いてはいたのですが、
気仙沼にきて4年経ち、
ついにその機会があったのです‥‥。
しかし、焼くのがなかなか難しく、
かなり焦げてしまいました。

その場では、七輪の貸し出しとともに、
唐桑に移住してきたフレッシュな
若者たちが、漁師と一緒に
牡蠣を販売するコーナーもあったので、
焼き牡蠣も一緒にたべました。
そちらは、ちょうどいい焼き加減で
おいしかったです。
春の牡蠣は味が濃くておいしいんですよ。
外でたべるご飯は、いいものですね。
なんだか、結局、仕事ではないことの話に
なってしまいました。

私が気仙沼に来たばかりの
2012年の春は、
お花見をするにも、
いろいろと難しかったのですが、
その時にはいなかった友達が
身の回りにたくさんいて、
こんな風にあたたかい季節を
過ごせるようになったのは、
4年間の月日が
あったからのような気がします。

さて、5月5日こどもの日には
徳仙丈のツリーハウスで、
イベントです!
しごと場あそび場ちょいのぞき
というイベントで、
気仙沼の体験型コンテンツの一つとして、
東北ツリーハウス観光協会
ツリーハウスピクニックが
企画されています。
この時期の徳仙丈山、とてもいいですよ〜。
くわしくはこちらをごらんください。
私もお手伝いをしているので、
よかったら遊びにきてくださいね。

気仙沼もようやく
春のきざしが感じられるようになりました。

先週は、東京で
東北ツリーハウス観光協会のブースで
復興デザインマルシェに参加していました。
ご来場くださったみなさん
ありがとうございました〜!

今回、このタイミングで、
新しいツリーハウスTシャツや、
新しいバードハウスや、
100のバードハウス」公式キャラクターの
フェザード・シジュちゃんグッズなどを
販売したのですが‥‥。
当日、宣伝隊長として
商品をPRする予定だったシジュちゃん本人が
会場に来られなくなってしまい、
私も不完全燃焼のまま、
販売を終えてしまいました‥‥。
でも、こちらの商品、
ちかぢか、インターネット販売も
行う予定ですので、
ぜひみなさん、
ほぼ日をチェックしてくださいね。

気仙沼に帰ってきてからは、
今シーズン初めてカキフライを食べました。
じつは、牡蠣って、冬よりも、
春に一番栄養が高く、味も濃厚で、
おいしくなるのだそうです。
暖かい時期に牡蠣を出荷するのは
いろいろとむずかしいことが
あるのだそうですが、
今年から「4月、5月まで
『生食用』として食べられる
『春牡蠣』の出荷がはじまった」
と唐桑の友達が教えてくれました。
割とあっさりと紹介していましたが、
いろんな苦労があって、
ようやくこぎつけたことなんだと思います。
「春牡蠣」が新しい気仙沼の名物に
なったらいいなぁと思います。

あとは、気仙沼大観光旅行でお世話になった、
階上のイチゴ農家、三浦さんのイチゴ
売っていたので買いました。
これだけ入って550円でした。
お値段以上ですよ〜。
「気仙沼いちご」も、春の名物なので、
どんどん推していきたいなと思っています。

本日、私は気仙沼大観光旅行
ツアーの真っ最中です!
ご覧いただけましたら嬉しいです。
それから、まんが「沼のハナヨメ。」も
本日更新しておりますので、
よかったらそちらも、ご覧下さい!

今日は、3月11日で、
東日本大震災から5年になりました。

気仙沼に引っ越してきて、
被災した現場を見て、
大きな問題はのこされたままで、
たくさんの悲しさや、やるせなさは、
5年経ってもまだあります。
それでも私がよかったと思えるのは、
悲しみをこころにしまって、
明るく生きている人の強さに、
たくさん触れることができたことです。

今日の「気仙沼大観光旅行」が、
なぜ企画されたかというと、
やっぱりそれは、気仙沼に遊びにきたい、
と、思われたいからです。
気仙沼のひとたちは、
「遊びにきてくれたら嬉しい」とよく言います。
今回は、そういう気持ちを
ゲストのお二人と先輩の力をかりて、
伝えられたらと思っています。

そしてもう一つ、
今日更新の「福島第一原子力発電所へ。」も、
ご覧いただきたいと思います。

私は震災では「なにも失っていない人」です。
だからこそ、知らなければならないことが
あると思います。
当事者でない人が、現場を知ろうとせず、
話す意見は「聞こう」とは
思われないからです。

今日1日は、多くのメディアが
「被災地の姿」を伝えますが、
明日からは「被災地で起きているできごと」を
伝えるメディアはぐっと少なくなります。

その場所のことを知らなければならない。
という思いは、きっとこれからも変わりません。
自分から知ろうとすることを続けていきたいし、
伝えられるようにしていきたいと思います。

3月11日夜、
気仙沼の内湾に3本のヒカリをたちあげる
3月11日からのヒカリ」プロジェクトが
ことしも動き出しています。

地上から、空まで、
まっすぐにのびた光は、
鎮魂・希望・感謝の気持ちが
込められています。

また、2013年からはテキストと写真で
気仙沼の今を伝えるコンテンツ
39_311気仙沼を届けよう。」が、
今年もあります。
震災から5年経った気仙沼のことを、
どうやって伝えていくかは、
私もいつも迷います。
復興が進んでいるところもあれば
止まったままのところもあるので、
伝えるのは本当に難しいです。
こちらの企画は、
一般の方も参加できるものなので、
いろいろな視点からの、今の気仙沼の様子を
知ることができます!

3月9日〜11日の間、
気仙沼にいなくても、
気仙沼にまつわることを投稿できますので、
よかったらご参加くださいね。

ついに、気仙沼でいちご狩りに行ってきました!
唐突ですが私はフルーツが大好きです。

「気仙沼はおいしいいちごが採れるんだよ」
と聞いてはいたのですが、
どこで採れてるのか
見たことがありませんでした。

今回うかがったのは、
階上(はしかみ)という場所にある、
若手いちご農家の三浦拓也さんの
いちごハウスです。
ふだんはいちご狩りをやってないそうなんですが、
この日は特別に、
「スイーツ女子集まれ!
〜階上いちごでバレンタイン〜」
というイベントがあったので、
スイーツ女子じゃないんだけどなーと
思いつつ、参加させてもらいました。

この取り組みは、
気仙沼のあたらしい観光や
観光にたずさわる人を増やすことを目的に
開催されている
ば!ば!ば!プロジェクト」の
一つとして行われたものです。

これまでも、
気仙沼の古地図をもとに街歩きをしたり、
漁師と同じ生活を半日体験したり、
気仙沼の正月のしめ縄作りをしたり、
気仙沼の「ややマニアック」な魅力を探る
ワークショップを、多数開催しています。

さて、肝心のいちごの味は
甘酸っぱくて、さわやかで
おいしかったです!
(甘いだけじゃないほうが、私は好みです)

いちごの品種は「とちおとめ」だそうですが、
気仙沼のいちごはなにが違うのか?
というのを三浦さんに聞いてみたところ、
気仙沼は天気がよい日が多く、
寒暖の差があり、
いちごのおいしさが引き出されるそうです。
あとは、産地から市内の販売所が近いので
完熟したものを出荷できる、
という理由もあるとのこと。

私はさんざんいちごを食べたあと、
いちごミルクをいただき、
いちごシフォン、いちごフォンデュなども
たくさん食べました。
いちごでお腹いっぱいなのが夢のようです。
さいごにハート型パックをもらって、
いちごを詰めたのをおみやげにいただきました。
私はこれを、
夫へのバレンタインギフトにしました。
ちょうどよかったです!

三浦さんのいちごは、
気仙沼JA菜果好(なかよし)
購入できます。
でも、人気なので、いつも午前中で
完売しているんですよ。
また、私の大好きな「喫茶マンボ」の
いちごババロアも、
この三浦さんのいちごだそうですが、
喫茶マンボさんに聞いたところ、
「3月くらいから登場する予定」
ということでした。

冬のこの時期になると、
ワカメやメカブといった
海藻類がではじめます。

生の海藻は
茶色っぽい緑色なのですが、
ワカメやメカブをお湯にくぐらすと、
あざやかな緑色になります!
(初めて見た人は歓声があがります!)
わかめやめかぶをしゃぶしゃぶにして
食べるのが、近年はやっています。

私はもともと海藻好きなので、
この時期は毎年、シャキシャキした
新鮮な感触を楽しんでいますよ。
ちなみに私は、
ポン酢(八木澤商店さんの「君がいないと困る」)で
食べるのが好きです。

でもですねー、こういった海藻類、
個人的な感覚として、
「ガッツリ系を好む男性」
へのウケはいまいち‥‥
もともと、海藻に対する
期待が低いのかもしれません。
女性にはすっごくウケるんですけどね。
めかぶ&わかめしゃぶしゃぶを
初めて食べた女友達は
「カロリー低いし、
これは女子会の新定番になる!」
と言っていました。

みなさま、ぜひおためしをー!

先日、私は収穫祭にいってきました。
お米の収穫祭です!
とはいっても、大きなイベントではなく
知り合いのみの小さなイベントでした。

きっかけは
ほぼ日で去年発売された
ちいさな田んぼキット」という、
自宅でお米を育てるセットでした。
このセットを購入した
「唐桑御殿つなかん」の今井君が中心となり、
みんなでお米を栽培する「米部」という
部活動が結成されました。
去年米部メンバーはそれぞれにお米を
育てていたのです。

それぞれの家で苗を育てていたので、
結果、うまく育った人もいれば
まったく育たなかった人もいて‥‥
目標のように「ビニールプールいっぱい」には
ならなかったのですが、
結果、2合の玄米を収穫することが
できたようです!

米部の中で、一番栽培が成功していた
「南部さん」が中心となり、
つなかんの今井くんと
米部の収穫祭を開いてくれました。

この日の収穫祭料理のメニューは
カキとメカジキのフライ、
生牡蠣、斉吉商店さんの「金のさんま」、
波座物産さんの「昔ながらの濃厚熟成塩辛
横田屋商店さんの「練りうに」と、
帆立のり佃煮」、
八木澤商店さんのポン酢「君がいないと困る」も‥‥
どれもおいしいです。
※どれもおすすめなのでリンクをはりました。

豪華なおかずが用意されましたが、
メインは「ごはん」です!
みずみずしくておいしかったー!
(収穫した玄米のほか、
キット以外に送ってもらったお米「あさか舞」を
炊いてもらいました)
寿司職人でもある今井君が
お寿司も握ってくれて、
ものすごくお腹いっぱいになりました。
食べ物を豊富に用意しすぎる
風土なのか、唐桑に来ると
かならずお腹いっぱいになります。

私は自分の担当の稲を
早々に枯らしてしまったので、
この収穫祭の参加が、
最初はちょっと後ろめたかったのですが、
すぐに「おいしいものを食べる箸を
止めることはできない」と思い直しました。
結果、お米のおいしさと
海のおかずのおいしさを
存分に満喫させてもらいました。

お米の収穫祭は、
ぜひまたやりたいと思いました。
そのためには、
次の機会もしまた
稲を育てられるチャンスがあったなら、
今度こそ枯らさないようにしたいです‥‥。