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第25回
「１円メールの請求書が来たよ」
みなさん、お元気ですか？
アッキィさんの100円ショップ展覧会は行かれましたか？
総武線猿紀行でもとりあげた｢100円ショップ」
本物の100円ショップは、
最近では書類整理グッズが充実していて、
ヤッみつきになります。
しかし、アッキィさんの100円ショップも
けっこうスゴくて、ダーリン作のティッシュケースや、
山手線専用文庫カバーなど、
僕は思わず1600円買ってしまい、
福引までさせていただきました。
ところで、読者からお便りが来ました。
前前回の１円メールの回についての質問で、
僕がNTTのタイムプラスサービスについて
触れたものについてです。
＞『サエキけんぞうさんのコラムを読んでいたところ、
＞NTTの「タイムプラス」について
＞「メールを送信するのはせいぜい数秒なのに、
＞その度に10円ずつ取られるのなら３分10円でも
＞５分10円でも変わらないKDDの6秒1円の方が
＞安上がりなのではないか？』
＞という趣旨の発言をされていたのを拝見しました。
＞実は、僕は昨年の11月から
＞タイムプラスに加入しているのですが、
＞（というか、10月から全国展開になって
＞加入できるようになったんですが）
＞その宣伝用の小冊子に
＞こんな感じのことが書いてあったと記憶しているのです。
＞「例えば市内の10カ所と30秒ずつ話をする場合、
＞通常なら10円×10カ所＝100円かかるけれど、
＞タイムプラスなら30秒×10カ所＝５分＝10円で済む」。
＞これを見て、タイムプラスに加入することを決意した、
＞筈なのです。
＞（記憶があいまいですみません。
＞31にもなると、ボケが入ってきてますね）
という手紙です。31はボケるには早過ぎます。
きっと気分ですよね。
気になったので、早速NTTに電話して調べてみました！
「エット、タイムプラスでは〜中略〜30秒×10回＝10円で
済むのでしょうか？」
｢少々お待ちください！」
音楽流れること５分ぐらい。
｢お待たせしました。
えっと、タイムプラスは、
通常の通話サービス３分10円を
５分に延長したのに過ぎないので、
10カ所かけたら10円×10カ所＝100円の料金になります」
と推定年齢40歳台ぐらいのおばさまが
丁寧に答えてくださいました。
というわけで、おそらく僕の記述で正しいと思われます。
しかし、あらためて質問を拝見しますと、
お気持ちはわかります。
意外とめんどくさいですよね。この問題。
そして、そして、そして、来ましたよ。
ついに１円メールの請求明細書が。
これがなかなかのヒットで、
通話記録をすべて送って来るのです。
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３月14日
22：40：06
市川 通話時間0：00：06
料金１円（！）
早朝深夜割引時間
相手先047-300〜
３月14日
22：40：37
市川 通話時間0：00：12
料金２円（！）
早朝深夜割引時間
相手先047-300〜
==================================
というように、ひどいときには30秒ごとぐらいに
送信されていくメールの料金を
ご丁寧にもマメにもすべて打ち出してくれているのです。
３月４日から３月14日までの計122件で、
計算紙は計3枚になりました。
料金は1974円也。
送信にかかる通信時間は80％が６秒＝１円ですんでいます。
どうやら、１円で６秒という、この設定、かなり確信犯。
６秒はISDN送信にかかる秒数を
厳密に計算した上で出した数字のようで、
これはけっこう深い！
もしこの期間、メールをNTTから
１件10円で送っておりますと、
１万500円ぐらいの請求になったと思われます。
トクした気分だぜええええい！！
まあ、自宅のインターネットは
深夜しかやらん！ 後は会社だよん！
という人はもちろんテレホーダイでOKですね。
なお、昼間のテレホーダイは今のところ
予定がないようです。
とにかく僕のような自由業インターネットには
興味深い１円メールでした！
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