「ほぼ日」の4分の1ほどが、実は、
絵や写真を中心としたコーナーなんです。
もちろん、どれもこれも、大人気!
今週の「読みなおす土曜」では、
そんなコンテンツの一部をご紹介しますね!
【スカパラ欧州ツアー篇・終了!】
↑大人気の「写真で深呼吸」は、
今週の月曜まで、スカパラ欧州ツアー篇!
ファイナルまで、スカッとした写真ばかり
おとどけしつづけていたんですよー!
その後に掲載の「葉山の夏」シリーズも、
ハダカレンジャーたちが、かわいいんです。
【女性に大人気の「うるまでるび」!】
↑妊婦の頃から、もう3年ほども
絵日記がつづいている「うるまでるび」は、
特に女性を中心に、ものすごい人気なんだ。
ふたりの息子「ボテ志」が、
わけのわからない行動もまじえつつ、
すこしずつ成長している姿を、
何万人もの人が、見守っているんですよね。
【智慧の実のシンボルが完成!】
↑「ほぼ日」5周年記念イベント、
「智慧の実を食べよう。300歳で300分」の
イメージ油絵として、MAYA MAXX さんが、
迫力の「おサル」の絵を描いてくれたんです!
この絵のまなざしが、伝わるといいなぁ、
と思って、ご紹介しました。
担当編集者からのこぼれ話や
裏話をお伝えいたしまーす。
●【あふれるインスピレーション】
9月13日に行われるイベント、
「智慧の実を食べよう。
300歳で300分」のために
MAYA MAXXさんが
描きおろしてくださった、
大きなサルと6人のサルたち。
じっくりと
ご覧いただきましたでしょうか?
同じサルをモチーフとしていても
一匹ずつまったく違う味わいが
あるんですよね。
今日は、この「サルの絵」にまつわる
こぼれ話を少しご紹介させていただきます。
描いていただいた絵を受け取るために、
(かなりわくわくしながら)
閑静な住宅街にある
MAYA MAXXさんのアトリエを
訪れたときのことです。
「ちょっと覗いてみる?」と
見せていただいたアトリエには
新作の「サルの絵」も含めて、
勢いあふれる絵が何点も並んでいました。
圧倒されている私を前に
「作品として描くときと
今回のように頼まれて描くときは
ちょっと違うのよ。
でもインスピレーションは大丈夫。
いっぱいあるから!」
と力強く笑うMAYA MAXXさん。
「絵に色をつける時期と、
つけない時期というのも
その時の感覚でわかれるのよね。
サルの絵も最初は色をつけていたんだけど、
今は色はつけていないんですよ。」
(※以前、「世界よわいの会議」で
紹介されていた
MAYA
MAXX in NEW YORKの
「サルの絵」は確かに色がついています)
おっしゃるとおり、ちょうどそのとき
アトリエの壁にかかっていた大きな絵や、
今回のイベントのために描いていただいた
「サルの絵」には色がついていません。
でも、色が付いている時とは
また違う力というのか、
オーラのようなものが
絵から出てくる気がしたのです。
ひと言も言葉を発することができず、
ただただ絵を見つめてしまいました。
そうそう、
帰り際におっしゃった
MAYA MAXXさんの言葉が
おちゃめで笑ってしまいました。
「今日さー、おたくのボスが来るでしょ。
片付けなきゃいけないのよねー。
もー大変!!」
【註】この日の夜、
darlingがMAYA MAXXさんの絵を
見にいくことになっていました。
絵はもちろんなのですが、
人柄もとっても豪快でチャーミングな
MAYA MAXXさんでした!!
(担当者 アロハ・トミタ)
●【『キリク』座談会は来週登場!】
先週金曜の『キリクと魔女』イベントでの
座談会をまとめたテキストコンテンツは、
すでにスタンバイの状態に入っています。
来週から、連載をはじめますので、
どうぞ、たのしみにしていてくださいね!
今日はその予告として、
高畑勲さんが語ってくださった言葉を、
ごくごく一部ですが、紹介いたします。
スタジオジブリの監督が、
アニメーションについて考えてることは?
じっくり読むと、味わい深いよ!
「『キリクと魔女』には、
『この種類のおもしろさは、
日本になかった』という
たのしみがあるんだと思うんですね。
『こういう、違う娯楽が、あったんだ』
と、見終わった人は
感じるのではないでしょうか。
たとえば、映画のなかで、
キリクに対して、魔女が意地悪をする。
キリクはお母さんに聞くんですね。
『なぜ、魔女は意地悪をするの?』
お母さんは、
『意地悪するのは魔女だけじゃないよ』
と答えるんですね。ここがおもしろい。
『世の中、火が燃えたり
水がぬらしたりするのと同じように、
こっちが悪いことをしないのに
意地の悪いことをする人はいるもんだ。
そうやって覚えておきなさい』
お母さん、徹底して現実主義なんですよ。
『意地悪も、計算に入れておけよ』と。
あの人はすごい、
なんて思ってつきあって、
挫折するより、ずっといいと思うんです。
『ぼくは行ける!』
とキリクが言いだしても、
『ダメだね』とお母さんは返事する。
キリクが、『こういったらどう?』と
いくら考えて言っても、
ぜんぶダメだと言う。
あのシーンは、
お母さんの『ダメだ』で終わるんです。
『子どもなら、
とことん考えさせればいい。
それで、必要だったら助けをだす』
そういう考えなんですよ。
魔女の謎かけも、おもしろいですよね。
世の中が
難しくなりすぎているものだから、
今は、因果関係、
原因があって結果がある、
ということを忘れていて、
アニメーションの制作者なんかでも、
複雑怪奇な様相を
作品の中でも作りたがっていまして……。
ものすごく
世界を複雑にしてしまうんです。
ところが、
キリクの世界はすごく単純ですよね。
かならず、原因があって、結果がある。
魔女の意地悪にも原因があるから、
それをとりのぞけば、
魔女じゃなくなる……。
そういう発想って、
和解できる発想ですよね。
あるいは、許すことができる考え」
もちろん、アニメーションや
創作者に関するさまざまな話は、
他の発言者たちも、
実感に満ちた言葉で
語ってくださっています。
どうぞ、おたのしみにね。
(担当者 木村俊介)
●【あなたの名前の由来は?】
毎日無料配信中のメールマガジン
「ほぼ日デリバリー版」でいま流行りの、
「名づけばなし」を、ごぞんじですか?
それぞれの人の名前って、
いろいろな由来があるんだなぁ、と、
ずいぶん驚かされる投稿が多いんです。
ふだん、本家「ほぼ日」のみを
読んでいる方にも、この勢いを、
ぜひ、お伝えしたいなぁ、と思いました。
大量に殺到している「名づけメール」から
ごくごく一部を、今日はご紹介します!
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・私の友達の名前は「千春」です。
家族で名前を考えている時に
テレビに松山千春が出ていて、
それを見た友達のおばあちゃんが
「千春でいいんじゃないの?」
と言って決定されたそうです。
(朧)
・うちのおばあちゃんは、
六番目に生まれたから、「ムツ」です。
(らま)
・兄の名前には
「輝」の文字が使われていますが
理由を聞いてみると
「生まれた時、
てっかてかに輝いてたから」だそうです。
(あやこ)
・両親は私に「アキ」とつけようと
決めていましたが(10月生まれなので)、
一足早く生まれた従兄弟にあたる
「アキラ」が「アキ」と呼ばれて始めたため、
急遽一文字変え、「ミキ」に・・・。
名づけって
そんなに簡単なものなんでしょうか??
(匿名希望)
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・・・ヘンな名づけばなしを紹介しましたが
さらに、感動の名づけあり、
わけのわからないシリーズもあり、と、
メールマガジン上では、いま、
ずいぶん、盛り上がっているところでして。
あなたの名づけの由来も、もしよかったら、
postman@1101.com
こちらに、件名を「名前」として、
どんどん、お送りくださいませー。
そして、無料配信ですので、
「デリバリー版」を読みたいかたは、
下のフォームから、
ぜひ登録してみてくださいね。
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(担当者 木村俊介)
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