「一」の文鎮藤本聖二

筆で描いた漢数字の「一」の形をした南部鉄器製の文鎮です。
作者の藤本さんの地元の広島は、
世界的にも有名な化粧筆を生産する産地です。
一方で、古くからある書筆の生産量は年々減っています。
そこで、少しでも習字や書道に興味を持ち、
「一」から書を始めるきっかけをつくることができればと、
この文鎮がデザインされました。
最も基本的な文字の「一」が
文鎮として目の前にあることで、
基本練習のお手本になり、
初心を忘れないサインにもなります。
また、筆の強弱が高さで表現されていて、
力の入れ具合も形でイメージできるようになっています。